お七夜とはどのようなお祝いで、いつ行えばよいのか気になっているママもいるかもしれません。今回の記事では、お七夜の読み方、お七夜をお祝いする日の数え方や計算の仕方、お七夜のために準備するものや準備するときのポイントについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
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お七夜とはどのようなお祝いなのでしょう。読み方や数え方とあわせてご紹介します。
お七夜とは、赤ちゃんが生まれて最初に行う行事で、生後1週間ほど経った頃に赤ちゃんを家族の一員として迎え、周りの人々に赤ちゃんを名前とともにお披露目をするお祝いのようです。地域によっては「名づけの祝い」「命名式」と呼ばれることもあるようです。
お七夜は「おしちや」という読み方をするようです。
お祝いをする日の数え方としては、生まれた日を0日目として生後6日目とする場合や、生まれた日を1日目として生後7日目とする数え方もあるとされています。生後何日目がお七夜か計算に迷う場合、両親など身近な人に相談するとよいようです。また、赤ちゃんのお祝いの日を計算するサイトもあるようなので、参考にしてみてもよいかもしれません。
伝統的なお七夜の日にちは生後7日あたりですが、退院後間もないことから日程をずらしてお祝いしてもよいのか気になるママもいるかもしれません。実際に、ママたちはいつお七夜のお祝いをしたのか聞きました。
「私は赤ちゃんが生まれた日を0日目とする数え方で、生後6日目にお七夜をお祝いしました。平日でしたが、夫の希望で伝統的な日程で行いました」(30代ママ)
お七夜は古くから行われている伝統的な行事であることから、正式な日にちに都合をつけて行うこともあるようです。ママのなかには、生後7日目は平日だったため夫は参加せず実家の家族といっしょにお祝いしたという声もありました。
「お七夜をいつするか夫や両親と相談して、夫の仕事がお休みの日にお祝いをすることにしました。赤ちゃんの名づけの式でもあるので夫の両親にも来てもらい、名前のお披露目をしました」(20代ママ)
「私の退院が出産後1週間をすぎてからだったので、お七夜は家に戻って落ち着いてから行いました。いつがよいか家族で話しあい、夫も参加できる休日にお祝いしました」(30代ママ)
お七夜とは赤ちゃんを家族の一員としてお披露目するお祝いでもあるために、家族みんなが揃う休日に行うこともあるようです。ママのなかには、出産前にパパの両親にも参加してもらえるかどうかを確認しておいたので、お七夜の日時を決めるときもスムーズだったという声もありました。
「産後は私の体調がなかなか戻らなかったので、お七夜のお祝いはお宮参りの頃にしました。赤ちゃんの命名は生後7日目に夫と行い、お祝いをするのは私の体調がよくなってからにしました」(30代ママ)
ママの体調が戻らないときや家族の都合がつかないときなどは、無理をせずにお七夜の日にちを延ばすこともあるようです。お祝いを延ばす場合は赤ちゃんの命名式だけ生後2週間以内に行い、期日までに出生届を出せるようにしましょう。
お七夜のためにどのようなものを準備するとよいのでしょう。ママたちに聞きました。
「赤ちゃんの命名書は正式なものを使いたいと夫と話しあい、奉書紙(ほうしょがみ)を準備しました。夫がていねいに赤ちゃんの名前や生年月日などを毛筆で書いてくれたのでよい記念となったと思います」(30代ママ)
「私たちは赤ちゃんのためにきれいな模様のついた略式の命名書を準備しました。子ども用品のお店で出産前に購入しておきました」(20代ママ)
お七夜とは命名式でもあるため、命名書を準備するようです。命名書は書道半紙や奉書紙の他に、かわいらしいタイプやキャラクターが描かれたタイプなどがあるようなので、飾るときのことを考えて選んでもよいかもしれませんね。
「お七夜の頃は私が家事をすることが大変だったので、祝い膳は夫や母に準備してもらいました。夫にお赤飯や鯛の焼き物、オードブルやデザートなどを買って来てもらい、母にお吸い物を作ってもらいました」(30代ママ)
お七夜の祝い膳のメニューに特別な決まりはないために、お赤飯や尾頭付きの鯛など、赤ちゃんのお祝いに使いたいものを家族で相談して決めるとよさそうです。お七夜は産後間もない頃に行うことから、自分で準備をするのは難しいと考えて宅配の祝い膳を利用したというママの声もありました。
「お七夜には、赤ちゃんの退院のときに使ったセレモニードレスを着せました。出産祝いに妹からもらったドレスなので、お七夜に使ったら喜んでくれました」(30代ママ)
お祝いの席なので、赤ちゃんにはセレモニードレスやお宮参り用の着物を着せてもよさそうです。ママのなかには、出産後間もないために準備が間にあわずシンプルなドレスオールにしたという声もありました。
ママたちがお七夜の準備をするときに、どのようなことをポイントとして考えたのか聞いてみました。
「お七夜は生後7日目に行うものと思っていましたが、体調がよくなってからで大丈夫と母に言われたので、床上げをしてからゆっくりお祝いの計画をたてましました」(20代ママ)
お七夜の日にちを考えるときに、ママの体調にあわせることも大事なようです。産後は体をしっかり休めることを意識して、お祝いができる体調に戻ってから、家族でお七夜の日時を決めるのもよいかもしれませんね。
「お七夜のお祝いの仕方は家や地域によっても違い、特別な決まりはないそうなので、お七夜をいつにするか、誰を招待するかなどは夫婦で話しあって決めました。赤ちゃんの命名書の書き方も、私たちで考えてアレンジしました」(30代ママ)
お七夜とは赤ちゃんに名前をつけて家族に迎えるためのお祝いなので、形式にとらわれずに家族で心をこめてお祝いするのもよいかもしれません。服装やいつ行うのかなども、あまりとらわれすぎず、ママや赤ちゃんを中心に家族みんながお祝いできるように準備できるとよいですね。
お七夜とは赤ちゃんが家族の一員としてお披露目される命名式であり「おしちや」という読み方のようです。お七夜をいつお祝いするのかや、生まれた日からの数え方、計算の仕方はさまざまのようでした。
赤ちゃんの様子やママの体調にあわせて準備し、家族みんなで素敵なお祝いできるとよいですね。
2018年09月16日
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