赤ちゃんのお食い初めをする時期はいつなのかや、お祝いする日は平日でもよいのかなどが気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、自動計算カレンダーを利用するなどお食い初めの日程の決め方、実際にお食い初めを行った場所や時間帯について、ママたちの体験談を交えてお伝えします。
お食い初めとは、赤ちゃんが生後100日を迎えたことへのお祝いや「一生食べ物に困らないように」という願いを込め、ママやパパが赤ちゃんにごちそうをあげる真似をする行事のこと。
お食い初めを行う時期は地域によって違いもあるようですが、生まれた日を1日目として数え生後100日から120日までに行われることがあるようです。ママたちに聞くと、お食い初めの時期についていつ行えばよいのかやどのように日程を決めればよいのか気になるといった声がありました。実際にママたちは、お食い初めを行う日程をどのように決めているのでしょうか。
お食い初めを行う日程の決め方について、ママたちに聞いてみました。
「生年月日を入力すると赤ちゃんのお祝いの日程を自動的に計算できる、インターネットのカレンダーを参考にお食い初めの日程を決めました。私の地域はお食い初めを120日目に行う習わしがあるのですが、120日目の計算もできたので日程を決めるのに役立ちました」(30代ママ)
「生後100日目前後の大安にあたる日がいつなのか、一目でわかるカレンダーを参考にしました。我が家では、お食い初めを大安の日に行いたかったので、六曜が全て表示されているカレンダーは便利でした」(20代ママ)
赤ちゃんの生年月日を入力することで、お食い初めの日にちがわかるカレンダーがあるようです。生後1日目から数えるのが難しいときや、生後100日目にあたる日を正確に知りたい場合に便利かもしれません。
「お食い初めの日程は、娘の体調にあわせて決めました。生後3カ月の頃は娘が風邪気味の日もあったので、主人にはあらかじめ『日程が前後するかもしれない』と伝えておき、娘が元気な日に行いました」(30代ママ)
「お食い初めの時期にあたる生後3カ月の頃は、私の体調がまだ思うように回復していませんでした。主人と相談して、平日か休日かにはこだわらずに生後100日目前後の体調のよい日に行いました」(30代ママ)
ママや赤ちゃんの体調を考慮して、お食い初めの日程を決めたというママもいました。生後100日目の頃は、赤ちゃんの体調はもちろん、ママの体調もまだ不安定。正確な日程にこだわらず柔軟に設定してもよいかもしれません。
「お食い初めの時期にあたる生後100日目が平日でした。平日に主人は休みが取れず、両家の祖父母もその日は仕事だったので、全員の都合をあわせて日程を決めました」(30代ママ)
生後100日目が平日だったときや呼ぶ人の都合がつかなかった場合に、100日目にこだわらず全員の予定にあわせて日程を決めているママもいるようです。お食い初めにあたる日が平日だったママからは、幼稚園に通う上の子もいっしょにお祝いしたかったので家族が揃う休日に行ったという声も聞かれました。
お食い初めをどこで行えばよいのか、気になるママもいるかもしれません。ママたちに、お食い初めを行った場所について聞いてみました。
「お食い初めを自分が作った料理でお祝いしてあげたかったので、自宅で行いました。何日かにわけて少しずつ祝い膳を作っていくのは大変でしたが、思い出に残るお食い初めになったので嬉しかったです」(30代ママ)
お食い初めを自宅で行ったママがいるようです。当日に準備の負担を少なくすることを考え、祝い膳が入っているお食い初めセットの宅配サービスを利用したというママの声もありました。
「娘のお食い初めはお宮参りといっしょに行ったので、両家の祖父母も呼んで料亭で行いました。予約する際に祝い膳を用意してもらえるかどうか、事前に確認しておきました」(30代ママ)
「移動の負担がかからないよう、家の近くにあるホテルで行いました。お食い初めプランを利用したので、歯固めの石や息子が着る衣装も用意されていてありがたかったです」(20代ママ)
レストランやホテルなど、お店でお食い初めを行ったママもいるようです。お食い初めプランを行っているお店によっては、大人の食事を和食と洋食で選べたりスタジオで写真を撮れたりするところもあるようだったので、希望に沿った場所を選んだというママの声もありました。
「お食い初めの時期は、娘の生活リズムが整っておらず私も体調を崩しがちだったので、私の実家で行いました。母が用意してくれたお祝い膳で、両家の家族揃って賑やかにお祝いできたと思います」(20代ママ)
お食い初めをどちらかの実家で行っているママもいるようです。旦那さんの実家でお食い初めを行ったママからは、煮物やお吸い物は義理のお母さんにお願いし、鯛やお赤飯はママが作って持って行くなど祝い膳のメニューを分担して用意するとお互いに負担感がなかったという声も聞かれました。
お食い初めをする時間帯はどのように決めたのでしょうか。実際にお食い初めを行った時間帯について、ママたちに聞いてみました。
「お食い初めはできるだけ娘の生活リズムにあわせ、機嫌がよいお昼寝後の時間に行いました。機嫌のよい時間に行うことでお食い初めもスムーズに進み、記念の写真も撮りやすかったです」(20代ママ)
赤ちゃんの生活リズムにあわせて、お食い初めを昼に行ったママがいるようです。他には、お食い初めに参加する家族の都合にあわせて、昼に行ったというママの声もありました。
「お食い初めは記念として100日ちょうどに行いたいと思いました。その日は平日で夫は仕事だったので、夫が帰ったあとの夜に行いました。お食い初めの最中、娘が眠くなりうとうとしてしまい慌てる場面もありましたがよい思い出になりました」(20代ママ)
お食い初めを夜に行ったママもいるようです。夜に行う場合は、赤ちゃんの生活リズムを考えて早めの時間帯になるよう工夫したというママの声もありました。
お食い初めを行う時期は、産まれた日を1日目と数えて100日目から120日目までに行うとされているようです。
お食い初めの日程の決め方はさまざまですが、中には、お食い初めの日程を生年月日から自動計算してくれる便利なカレンダーを活用しているママもいました。
お食い初めにあたる日が平日だった場合は、正確な日取りにこだわらず家族の都合にあわせて行ってもよいかもしれません。赤ちゃんの生活リズムを意識することも考えながら、家族で赤ちゃんの健やかな成長を願うお食い初めを行えるとよいですね。
2019年03月04日
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