男の子の節句にあげる鯉のぼりは、何歳まで出すのがよいのか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、鯉のぼりを何歳まであげるのかや鯉のぼりを出す時期、鯉のぼりのお手入れや保管方法、飾らなくなったあとの処分の仕方についてについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
男の子の健やかな成長を願う端午の節句に、自宅などで鯉のぼりをあげるママもいるのではないでしょうか。鯉のぼりは一般的には生まれて初めて迎える初節句にあわせて用意することが多いようですが、その後何歳まで出すのか気になるママもいるかもしれません。実際に鯉のぼりを何歳まで出していたのか、ママたちに聞いてみました。
「毎年我が家では男の子が2人いたので、長男が生まれて以降は毎年子どもの日にあわせて鯉のぼりを出していました。毎年出していると破れたり色あせたりと劣化が激しくなってきたのが気になったことで、何歳まであげるか考えるようになり、下の子の小学校入学を機に出すのをやめました」(40代ママ)
子どもが小学校入学をめどにして、鯉のぼりをあげるのをやめたママもいるようです。ママのなかには、鯉のぼりは出したりしまったりの管理が大変に感じたので、小学校入学を期に室内の兜飾りだけに飾るようになったという声もありました。
「子どもが幼児や小学校の低学年のうちは鯉のぼりをあげるのを喜んでいたのですが、徐々に子どもの興味も薄れていったように感じました。そこで夫と相談して子どもが10歳を迎える年を最後に、それ以降は鯉のぼりを出すのをやめました」(40代ママ)
「同じクラスのお友だちの家で鯉のぼりを出さなくなってくると、子どもが自分の家だけ鯉のぼりを飾ることに対し複雑な気持ちが芽生えたようでした。子ども本人と相談して小学校3年生のときに出すのをやめました」(30代ママ)
何歳までと決めるというよりは、本人の様子にあわせた対応をしたママもいるようです。子どもがある程度の年齢になったら、何歳まで出すのか子どもを交えて家族で相談してみるのもよいかもしれません。
「子どもが大きくなってくるにつれて、何歳まであげるのか家族で話題になることもあります。鯉のぼりは生まれた時のことを思い出せるアイテムのひとつでもあるので、何歳まで出すと決めずに子どもがはっきりと嫌がるまではあげたいと思っています」(40代ママ)
鯉のぼりを何歳まで出すと決めず、なるべく長く飾りたいと考えるママもいるようです。何歳まであげるのがよいかは、子どもやママパパそれぞれの気持ちを考えながら決められるとよいかもしれませんね。
鯉のぼりを何歳まで出すかとあわせて、いつからいつまで出すのかといった期間が気になるママもいるかもしれません。実際に、鯉のぼりを出す時期についてママたちに聞きました。
「私の実家は関東地方ですが、鯉のぼりは春分の日がすぎた3月の下旬頃にあげ、子どもの日が終わったら片づけるようにしています」(30代ママ)
「私は関西出身です。私の地元の地域では旧暦で端午の節句をお祝いする習慣がありました。そのため5月のはじめから6月にかけて鯉のぼりをあげる家が多かったような気がします」(40代ママ)
鯉のぼりを出す時期にはこれといった決まりがないようで、地域によっても飾る時期がさまざまなようです。ママのなかにはせっかく出したので長く楽しみたいものの、屋外で飾ることで鯉のぼり自体の痛みも気になることから、こどもの日が終わったら早めに片づけているという声もありました。
大切な鯉のぼりをしまうときには、お手入れや保管方法はどのようにしたらよいか知りたいママもいるかもしれません。ママたちに、鯉のぼりのお手入れや保管のポイントを聞きました。
「鯉のぼりに湿気が残っているとカビの原因になるかもしれないと思いました。そこで天気予報を確認しながら、天気のよい日が続くタイミングで片づけました」(30代ママ)
鯉のぼりをしまうときは天気のよい日を選ぶとよいようです。ママのなかには、天気のよい日にしまうと翌年匂いも気にならなかったという声もありました。
「1カ月以上も屋外に出すので、しまうときにホコリなどの汚れが気になりました。鯉のぼりはワイヤーもあり、生地も薄く繊細なので、浴槽にぬるま湯をはり漬け置きをしてからやさしく押し洗いしました」(40代ママ)
鯉のぼりの汚れが気になる場合は、しまう前に手洗いで洗濯をしたママもいるようです。ママのなかには、洗濯できるか表示を見てよく確認し、特に気になる汚れがある場合は薄めた洗濯液を浸したタオルを絞り、拭き取るように落としたという声もありました。
「年に一度出すだけだと時期によっては鯉のぼりの湿気が気になります。そこで飾る時期以外も年に一度は箱をあけ、風通しをして湿気をとるようにしています」(40代ママ)
鯉のぼりを保管しておくときは、ときどき風通しをして湿気を逃がすときれいな状態で保管ができるかもしれません。ママのなかにはしまうときに除湿剤をいっしょに入るようにしているという声もありました。
あげなくなった鯉のぼりをどのように扱ったらよいのか悩むママもいるかもしれません。実際にママたちが、鯉のぼりをどう処分したのか聞きました。
「我が家のある自治体では、それぞれの家庭から集めた鯉のぼりを子どもの日にあわせて飾るので、自宅であげなくなったときに自治体に寄付しました。ほかのたくさんの鯉のぼりといっしょに我が子の鯉のぼりがあげられている様子を見て毎年楽しんでいます」(40代ママ)
飾らなくなった鯉のぼりを寄付するという方法もあるようです。ママのなかには、近くにある企業が主催するイベントで不要になった鯉のぼりを回収して飾るという告知を知り、我が家の鯉のぼりも役立てて欲しいと考えて寄付したという声もありました。
「ママ友に相談したところ、役目を終えた鯉のぼりをお供養してくれる神社があることを知り、近くで供養をしてくれる神社に持っていきました。思い入れのあるものだったので、使わなくなった区切りで供養してもらえよかったです」(40代ママ)
飾り終えた鯉のぼりを神社で供養してもらったママもいるようです。ママのなかには、鯉のぼりの供養をしているかどうかは神社によっても異なるようだったので、事前に確認したという声もありました。
子どもが大きくなってくると鯉のぼりは何歳まであげるかと考えるママもいるようです。何歳まで出すかに厳密な決まりはないようなので、子どもの様子やパパ、ママの気持ちによって考えられるとよいかもしれません。
出す時期やしまう時期のことも考えながら、家族で鯉のぼりを楽しめるとよいですね。
2018年12月31日
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