おせち料理にいんげんなどを鶏肉でロール状に巻いた八幡巻きや、ケシの実を乗せた鶏肉の松風焼きの意味や簡単な作り方を知りたいママもいるかもしれません。今回は、お煮しめなどの基本的なおせちの鶏肉料理と、洋風照り焼きなどのアレンジの他に、鶏肉を食べやすくするコツについて体験談を交えてご紹介します。
おせち料理の一品に、ごぼうやいんげんなどの野菜を鶏肉でロール状に巻いて作る八幡巻きや、のし鶏とも呼ばれる鶏肉の松風焼きを作ることもあるのではないでしょうか。実際に、ママたちがおせち料理に用意した鶏肉料理を聞いてみました。
おせちの基本的な料理として作った鶏肉料理にはどのようなものがあるでしょう。ママたちが作った料理を聞いてみました。
「鶏もも肉は厚い部分を開き厚みを均一にします。ごぼう、にんじんは鶏肉の幅に長さを揃え、それぞれ同じような太さに揃えます。野菜類を茹でて冷ましたら鶏肉でロール状にきつく巻きます。タコ糸で縛りフライパンで焼き色をつけたら、だし汁、酒、砂糖、醤油、みりんを入れて蒸し焼きにします。肉に火が通ったらタレを煮詰めて照りを出せば完成です」(30代ママ)
おせちの鶏肉料理に、野菜を鶏肉でロール状に巻いて作る八幡巻きを作ることがあるようです。ごぼうを巻いて作るのが定番のようですが、いんげんやにんじんなども加えると彩りがよくなりそうですね。
す。耐熱容器にクッキングシートを敷いて肉だねを敷き詰め、上にケシの実をまんべんなくちらしてからオーブンで焼けば鶏肉の松風焼きが完成です。肉が冷めたらのしの形に肉をカットして串を刺すとよりお正月らしくなりました」(30代ママ)
松風焼き(のし鶏)は表面だけにケシの実がまぶされて裏側にはなにもない様子に、「隠しごとなく生きられますように」という意味を込めて食べられるようになったとも言われているようです。ママのなかには、ケシの実の代わりに白ごまを使ったという声もありました。
「にんじんやごぼう、れんこんなど野菜の下処理をし、干し椎茸は水で戻し石づきを切っておきます。鍋で一口大に切った鶏肉を炒め、火の通りにくい野菜からから順に炒めながら加えていきます。全体に油が回ったら椎茸の戻し汁とだし汁、砂糖や醤油などの調味料を入れ、柔らかくなるまで煮れば完成です」(30代ママ)
お煮しめもおせちの定番鶏肉料理の一つかもしれません。ママのなかには、おせちに作るお煮しめには、れんこんやごぼうなど縁起を担いだ具材を入れたり、椎茸を亀の甲に似せた飾り切りにして添えたという声もありました。
定番の和風味だけでなく、鶏肉料理をアレンジしたおせち料理を用意したいと考えることもあるかもしれません。おせちになるような鶏肉の洋風や中華風アレンジレシピをママたちに聞いてみました。
「みじん切りにしたれんこんやごぼう、玉ねぎを炒め、冷まします。鶏ひき肉と塩こしょう、パン粉、白ワインをこねたら炒めた野菜も加え混ぜ肉だねを作ります。パウンド型にたねの半量を入れ、茹でておいたいんげんとにんじんを並べ入れてさらに肉だねを重ね、アルミホイルなどで蓋をしてオーブンで焼き、冷ませば完成です」(30代ママ)
洋風のおせち料理に縁起ものの根菜類を入れたチキンパテを作ったママもいるようです。ママによると、カットしたときに見た目がきれいに仕上がるよう、いんげんやにんじんをバランスよく並べるとよいようです。
「にんじんといんげんは太さを揃えて湯がきます。鶏もも肉を厚みを揃えて開いたら、野菜と水煮のうずら卵をのせタコ糸を使いながらきつく巻きます。水にしょうゆや酒、砂糖、八角、オイスターソース、しょうが、にんにく、長ねぎを加えて煮立ったら、肉を入れて煮込みます。肉が柔らかく煮えたら煮汁を煮つめ、粗熱が取れたら保存容器に入れて味を染み込ませれば完成です」(40代ママ)
八幡巻きを中華風にアレンジしておせち料理に取り入れるのもよいかもしれません。八角やオイスターソースを入れることで、簡単に中華風にアレンジすることができそうですね。
「鶏肉を皮目から焼き、焼き色がついたら返して弱火で蒸し焼きにします。肉が焼けたら一旦取り出し焼肉のタレやケチャップ、はちみつ、バルサミコ酢をフライパンで熱し、ひと煮立ちしたら鶏肉を入れ全体にタレを絡めれば完成です」(30代ママ)
照り焼きを洋風にアレンジしたママもいるようです。このレシピを教えてくれたママによると、ケチャップやはちみつを入れることで甘みがあって食べやすく、子どもも喜んでたくさん食べてくれたそうです。
ママたちに聞くと、子どもによっては鶏肉を食べにくいと感じる場合もあるようです。実際に、子どもが鶏肉を食べやすくなるようどのように工夫したのかママたちに聞いてみました。
「鶏肉を選ぶときは、柔らかいもも肉を中心に使うようにしています。適度に脂の乗ったもも肉は子どもも食べやすいようです」(30代ママ)
子どもが食べやすい部位を選んで料理に取り入れているママもいるようです。もも肉はむね肉にくらべると水分や脂分も多く子どもが食べやすいのかもしれませんね。
「鶏のむね肉はそのまままだと焼いたときパサつきが気になり、子どもも食べにくいようでした。塩麹にしばらく漬けてから料理するとよいと聞き、やってみたところしっとりとした食感になり、子どもも食べやすくなったようでした」(30代ママ)
下処理に工夫することで子どもも食べやすくなると感じることもあるようです。ママのなかには、鶏肉の独特の臭みが気になるようだったので、水でよく洗ってから料理したという声もありました。
「おせち料理で鶏肉料理を作ったときは、子ども用には小さめにカットしています。噛みごたえのある鶏肉料理でも、小さめにカットしておくと子どもも食べやすいようです」(30代ママ)
食べやすい大きさにカットすることで子どもも食べやすくなるかもしれません。ママのなかには、細かくしてから熱を通すと旨味も出てしまうと感じるので、料理後にカットしているという声もありました。
おせちの鶏肉料理に、お煮しめだけでなくケシの実を乗せた鶏肉の松風焼きや、いんげんやごぼうを巻いた八幡巻きを取り入れるママもいるようです。調味料を変えることで照り焼きやチキンロールを簡単にアレンジすることもできるかもしれません。
おせちとして食べる意味を子どもに伝えるなどの工夫をしながら、鶏肉料理を家族でおいしく味わえるとよいですね。
2018年12月24日
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