新型コロナウイルス関連のニュース一色だった2020年は、私たち大人だけでなく、子どもたちの生活にも大きな変化をもたらしたのではないでしょうか。

オンライン教育で「新しい生活様式」が始まるなど、子どもたちにとっての「学びのかたち」が見直された一方で、これまで通りにはいかない状況に不安を感じる子どもを心配する保護者もいるかもしれません。

そこで今回は、2020年にKIDSNAアプリの中でもっとも読まれた記事トップ10をご紹介。

昨年もKIDSNA編集部はさまざまな切り口で記事を作成し、子育てや教育に関する発見を提供してきました。2020年のトレンドを振り返ることで、2021年の子育てや教育のヒントに出会えるかもしれません。

【10位】【図解/前編】脳科学者に聞く「外育で子どもの能力が伸びる理由」

【図解/前編】脳科学者に聞く「外育で子どもの能力が伸びる理由」
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東北大学教授の瀧靖之氏は、「自己実現や自己肯定感の鍵となるのは”知的好奇心”。この知的好奇心を育むためには自然体験が特に適している」と話します。

自然豊かな環境は、なぜ子どもの知的好奇心を育むのでしょうか?脳科学の観点から詳しく解説。子どもの年齢ごとの脳の発達段階に合わせた適切なタイミングもふまえて聞きました。

【9位】【菊地幸夫】子どもを被害者・加害者にさせないために

【菊地幸夫】子どもを被害者・加害者にさせないために
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法律とは何のためにあるのか、なぜ人に迷惑をかけてはいけないのか……子どもに説明できますか?

権利を主張することは同時に責任や義務も生じ、誰しも被害者だけでなく加害者になる可能性があります。弁護士の菊地幸夫氏に、子どもが被害者にも加害者にもならないための考え方を教えてもらいました。

【8位】【高橋祥子/後編】生命科学×子育て。母親の「孤独」と遺伝子の関係

【高橋祥子/後編】生命科学×子育て。母親の「孤独」と遺伝子の関係
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個人向け遺伝子解析サービスを提供する株式会社ジーンクエスト代表取締役の高橋祥子氏は、自身も2020年4月に出産した一児の母。

高橋祥子氏は、産後の母親は「孤独」を感じるようにプログラミングされているといいます。産後の慌ただしく激動の日々を過ごす母親を、生命科学の観点から見つめたとき何が分かるのか、自身の経験とともに解説してもらいました。

【7位】【りゅうちぇる】新旧の価値観が混ざった社会で自分らしく生きるには

【りゅうちぇる】新旧の価値観が混ざった社会で自分らしく生きるには
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タレント、歌手、モデルと幅広く活躍する、りゅうちぇる氏。SNSで発信をするなかで、新旧さまざまな価値観に触れるといいます。

「肯定派も否定派も含め、いろんな考えがあるということを受け入れられるように、自分のことを自分が愛して、守ってあげるっていうことが大事になるんじゃないかと思います」こう語るりゅうちぇる氏に、自己肯定感の築き方を聞きました。

【6位】天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明
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KIDSNAの連載企画「天才の育て方」では、人工知能の専門家、アプリ開発者、ゲームクリエイター、マルチリンガル、研究者といった若手の天才たちの幼少期の習慣や、親子のコミュニケーションから天才のルーツを紐解きます。

天才たちはどのように育ち、何を考え未来を見据えているのか覗いてみませんか?

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【5位】【廣津留真理】娘をハーバードに送った母が語る、親に必要な「編集力」

【廣津留真理】娘をハーバードに送った母が語る、親に必要な「編集力」
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一人娘のすみれさんを地元の公立高校からハーバード大学に送り、現役ハーバード大生を講師陣に迎えたサマースクールを主催する廣津留真理氏には、世界トップの大学に通う生徒に共通するスキルを教えてもらいました。

ハーバード大生が共通して持っているスキルを身に付けるために、私たち保護者は子どもとどのように関わればよいのでしょうか。

【4位】【未来の教室】授業はプレゼンや議論。社会も算数もPCで学ぶ公立小学校

【未来の教室】授業はプレゼンや議論。社会も算数もPCで学ぶ公立小学校
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グローバル化やAI社会を見据え、2020年にスタートした教育改革。最先端の教育改革に取り組む自治体として、埼玉県戸田市が注目を集めています。

KIDSNAはその実態を探るべく、戸田市教育委員会 教育長の戸ヶ﨑勤氏と、実践校のひとつ、芦原小学校 校長の藤川英子氏にインタビューを行いました。コロナ禍による一斉休校を経て、子どもたちのオンライン教育はどのように変わったのでしょう。

【3位】【寝かしつけの新常識#02】赤ちゃんの体内時計をくるわせる「光」の浴び方

【寝かしつけの新常識#02】赤ちゃんの体内時計をくるわせる「光」の浴び方
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KIDSNA編集部が厳選した、子育てや教育に関する話題の最新書籍『赤いライトで朝までぐっすり赤ちゃん寝かしつけの新常識』(東洋館出版社)。

睡眠科学者で二児の母である著者が、科学的根拠に基づいた赤ちゃんの眠りのしくみをお伝えします。赤ちゃんの眠りを妨げる「光」とは?寝る時間を教えてくれる体内時計と、光の関係について科学的に迫りました。

【2位】【教育熱心はどこまで?#1】日本の親が陥りやすい教育虐待・教育ネグレクト

【教育熱心はどこまで?#1】日本の親が陥りやすい教育虐待・教育ネグレクト
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得るたくさんの教育情報は、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする保護者=「ハイパーペアレンティング」を増加させているといいます。

行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?子どもを疲弊させないために、親はどうあるべきなのか、青山学院大学教授で小児精神科医の古荘純一氏に話を聞きました。

【1位】【防犯/中編】「子どもを一人にしない」だけで犯罪から守れるか

【防犯/中編】「子どもを一人にしない」だけで犯罪から守れるか
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14歳未満の留守番が「虐待」と見なされる国があることを知っていますか?欧米の安全教育を研究し、日本各地で未就学児から参加できる体験型安全教育を開催している清永奈穂氏に、海外の防犯対策についてインタビューしました。

「子どもを一人にしない」というガイドラインは、防犯対策として有効なのでしょうか。2020年、KIDSNAで最も読まれたこの記事をチェックしてみては。

2021.01.01

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教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
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