自分や他人と上手に付き合う【精神科医Tomy & 高橋真麻】

自分や他人と上手に付き合う【精神科医Tomy & 高橋真麻】

Twitterフォロワー数36万人と絶大な支持を誇る精神科医Tomy先生とフリーアナウンサー高橋真麻の対談企画。他人のちょっとした一言に傷ついて、引きずってしまうことってありますよね。今回は、自分を大切にしてより幸せになるために身につけたい「気にしない力」について、お二人にお話を伺いました。

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もともと“ネガティブシンカー”だったという真麻さん。今では、毎日をポジティブに過ごす方法を著書で発信するなど、物事をポジティブに捉えられるようになったといいます。
とはいえ、自分のことを“気にしい”だと思うことは今もあるのだそう。そんな真麻さんがKIDSNA読者を代表して人間関係の疑問や悩みを、心が軽くなるような名言で多くの人を癒す精神科医Tomy先生に相談してみました。

高橋真麻
高橋真麻

私は、幼少期から「高橋英樹の娘」ということがついてまわっていたので、周りからの評価をとても気にする子でした。大人になってからも、お友達や夫の顔色を必要以上にうかがってしまう時があるので、自分のことを“気にしい”だと思います。とはいえ、社会人として自分のことだけでなく、他人のことも考えて行動しなければと思うと、バランスが難しいです…

精神科医Tomy
精神科医Tomy

“気にしい”な人は「自分軸」ではなく「他人軸」で物事を決めているので、生きづらいですよね。「気にしない力」を身につけるためには、「自分軸」と「他人軸」を的確に理解することが大切。じつは、「自分軸」というのは、自分のことだけを考えて行動することではないんですね。また、社会や人間関係で必要な「思いやり」と「他人軸」というのは、似ているようで違います。

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高橋真麻
高橋真麻

どうして人は他人のことが気になるのでしょうか?気にするだけでなく、悪口を言ったり、インターネットで誹謗中傷を書き込みしたりする場合も。なぜ、他人を不幸にしたり傷つけるようなことを言ってしまうのか、また、心ない一言に胸を痛めてしまった時の対処法を知りたいです。

精神科医Tomy
精神科医Tomy

「みんな一緒でないといけない」という文化圏にいる人ほど、他人に嫉妬したり悪口を言ってしまう傾向が強いと思います。同じ年齢、職場、環境など条件が揃うとなおさら。でもそもそも、自分と他者の人生は全く別の土俵であって、それを同じ土俵であるかのように、他人に嫉妬をしたり悪口を言ったりすること自体がナンセンス。そういう人は相手にしないことが一番。今いるコミュニティが居心地が悪いなら、思いきってそのコミュニティから離れてみるのも一つの方法です。

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続きは動画でCheck!
お二人のお話から、ポジティブに過ごすための秘訣や落ち込んでしまったときの対処法、嫌なことがあっても気にしないためのマインドセットをご紹介します。

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2022.10.20

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