幼児期の子どもとの向きあい方。幼児教育など子育てに取り入れていること

教育で大事にしていること

幼児期の子どもとの向きあい方。幼児教育など子育てに取り入れていること

幼児期の子どもを育てていると、幼児教育や習い事をどうするのかや子どもとの向き合い方、叱り方など、気になることや悩みがあるママもいるのではないでしょうか。今回は、子育てでの悩みや幼児期の教育で取り入れていること、子どもとの向きあい方で困っていることと心がけていることを、体験談をもとにご紹介します。

幼児期の子育て

幼児期は、いろいろなことに興味をもちはじめたり、少しずつできることも増えたりする子どももいて、子どもの成長に驚いたり喜びを感じるママやパパもいるのではないでしょうか。

こういう時期に、どのようなことを経験させたらよいのか、幼児教育をどのように取り入れるべきか、子どもの成長のサポートで悩むこともあるかもしれません。

また、子どもの向きあい方やフォローの仕方など、子育ての方法が適切なのかと気になっているママやパパもいるようです。

幼児期の教育に取り入れていることや子どもとの向きあい方について、ママたちに話を聞いてみました。

幼児期の教育で取り入れていること

幼児期の教育に興味をもっているパパやママもいるかもしれません。

一方で幼児期の教育をどのように取り入れていけばよいのか幼児教育を取り入れるべきかに悩むこともあるようです。

幼児期の教育で取り入れていることをママたちに聞いてみました。


子どもが興味をもつことをさせてみる

6歳児のママ
6歳児のママ

子どもがピアノを習いたいと言ったので、ピアノ教室に通うことにしました。習い始めたきっかけは幼稚園の先生みたいになりたいということでしたが、教室に通い始めてからは家でもしっかり練習しています。弾ける曲が増えると嬉しいようです。

6歳児のママ
6歳児のママ

子どもが柔道をやりたいと言ったとき、私もパパも柔道の経験がなく、ケガなども心配だったので習わせるかどうか悩みました。子どもがどうしてもやりたいと言ったので、私たちも柔道についての知識をつけて、納得した上で習わせることを決めました。

子どもが興味をもったことに関しては、子どもの意思を尊重するようにしたというママの声もありました。

子どもがやってみたいと思ったことに対して、親がどのくらい協力できるかを家族で相談できるとよいかもしれません。


いろいろな体験をする

森
iStock.com/T_Mizuguchi
5歳児のママ
5歳児のママ

「子どもにはさまざまな体験をさせたいので、自然教室で森に行ったり、幼児教育のイベントに参加したりしました。おかげでいろいろなことに興味をもち、何にでも積極的に挑戦するようになりました。

子どもには、普段の生活の中では味わえないようなさまざまな経験をさせてあげたいと考えるママもいるようです。

幼児教育の教室やイベントなどの情報をたくさん収集し、どれに参加してみたいかを子どもと相談しながら決めているというママの声もありました。


親子でいっしょに経験する

6歳児のママ
6歳児のママ

かわいい衣装に惹かれて、親子でバレエ教室に通うことにしました。子どもの方が体が柔らかく上達も早いので私の方が子どもにサポートしてもらっている状態ですが、2人で発表会に出ることを目標にがんばっています。

親子でいっしょに経験することで、共通の話題も増えそうですね。同じ目標を持って努力するという過程もとても貴重な思い出になりそうです。

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幼児期の子どもとの向き合い方で困ったこと

幼児期の子育てでは、子どもとの向きあい方で困ることもあるかもしれません。どのようなことで困ったのか、ママたちに聞いてみました。


どこまで自由にさせるか悩む

6歳児のママ
6歳児のママ

例えば幼児教育や習い事を選んだり辞めたりすることでも、どこまで子どもの自由にさせるかで悩みます。周りの人へ迷惑がかからなければよいという目線をひとつの境界線にしていますが、悩んだときは夫と話しあうようにしています。

子どもの意思も尊重したいけれど、どこまで自由にさせるべきなのか悩むママもいるようです。子どもの年齢が小さければ小さいほど難しいかもしれません。大切にしたいことのルールを家族と話しながら作っておくことも大切なようです。


わがままを言うときの対処

泣く女の子
iStock.com/maroke
3歳児のママ
3歳児のママ

子どもがわがままを言うときは、お互いの妥協点をどこに作るかで悩みます。だめと言えば泣き続けることは目に見えているのですが、親が折れることが果たしてよいことなのか、判断が難しいです。

5歳児のママ
5歳児のママ

子どものわがままに対して、私は理由を聞いてどうするかを決めるようにしているのですが、パパは子どものわがままをすぐに聞いてしまっているようです。パパとママで対応が違うことはよいのことなのかどうかで悩んでいます。

子どもがわがままを言ったときの対処方で悩むこともあるようです。子どもの主張がわがままなのかどうかの見極めが大切になってくるかもしれませんね。


子どもの叱り方

4歳児のママ
4歳児のママ

子どもを叱ることがあるのですが、本当に叱ってよいタイミングだったのか、叱り方はあっていたのかと考えることがあります。子どもを叱るときは、なるべく冷静になり、子どもが納得できる理由を言うようにしています。

叱った後に叱ってよかったのか、今の叱り方でよいのかと考えるママもいるのではないでしょうか。叱るときは、短い時間で収める、親の気持ちをしっかり伝えるなど、伝え方の工夫をしているというママもいました。

子どもとの向きあい方で心がけていること

幼児期の子どもと向き合うときに、ママやパパたちが大切にしていることにはどのようなことがあるのでしょうか。心がけていることを聞いてみました。


子どもの話をしっかり聞く

5歳児のママ
5歳児のママ

子どもが幼稚園での出来事など話すときはなるべく子どもの顔を見て、話を聞くようにしています。私がしっかり話を聞いてあげると、子どもは嬉しそうにたくさんのことを話してくれます。

お話ができるようになると、子どもも自分の言葉で自己主張をするようになりますが、まずは子どもの話をしっかり聞いてあげることを優先してあげられるとよいかもしれません。

子どもも親が自分の話を聞いてくれていると感じられれば、考えや気持ちなどをたくさん話してくれるようになるのではないでしょうか。

言葉でうまく伝えられず怒ったり泣いたりするときは、スキンシップを取るなどして、気持ちに寄り添ってあげられるようにしたいですね。


褒め方の工夫をする

6歳児のママ
6歳児のママ

子どもを褒めるときは、結果だけでなくそれまでの工程を褒めるように心がけています。子どもががんばっていたことをきちんと認めて褒めてあげたいと思っています。

家族みんなから褒めてあげるようにしているというママの声もありました。褒められることで、子どもも自信につながるのではないでしょうか。

子どもに寄り添って子育てを楽しもう

笑顔のママと男の子
iStock.com/itakayuki

幼児期の子育てでは、幼児教育をどう取り入れるか、わがままに対してどのような叱り方がよいのかなど、悩みを持つママやパパもいるようです。

子どもが興味をもったことをさせてみたり、いろいろな体験をさせてみたりして可能性を広げてあげられるとよさそうです。

子どもの話をしっかり聞くなど子どもとの向きあい方を工夫し、愛情を込めて子育てができるとよいですね。

2020年01月26日


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