
4歳の子どもの習い事にピアノを考えている方は、レッスンのレベルやピアノとエレクトーンどちらがよいかなど、気になっていることもあるかもしれません。今回の記事では、楽譜を読む練習やピアノを楽しむコツ、発表会を開いたり練習時間を工夫するなどの嫌がるときの対応など、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
4歳でピアノを習い始めた子どもたちは、どのような理由で始めたのでしょう。ママたちにきっかけになったことを聞いてみました。
「保育園の友だちがピアノを習い始めたと聞いたことがきっかけで娘もピアノを習うようになりました。体験教室に行って実際に習ってみたところ楽しそうな様子だったので、夫と相談して決めました」(30代ママ)
「息子は幼稚園の先生が歌の伴奏をしてくれる様子に興味をもったらしく、ピアノを弾きたいと言うようになりました。4歳なのでピアノがよいかエレクトーンがよいか迷いましたが、近くにピアノ教室があったので、ピアノを習わせてみることにしました」(30代ママ)
4歳の子どもは友だちや先生がピアノを弾く様子を見て、自分も弾いてみたいと考えることがあるようです。ピアノとエレクトーンのどちらがよいか迷う場合は、体験レッスンを受けたり子どもの希望を聞いたりしてから決めてもよいかもしれません。
4歳の子どもがピアノを習うとき、どのような練習をしているのでしょう。ピアノ教室や家庭での練習についてママたちに聞いてみました。
「4歳になってピアノを習い始めた頃は、指使いや指の置き方などの運指練習をしていました。初めは右手だけや左手だけの練習でしたが、徐々にレベルが上がって両手で練習するようになりました」(30代ママ)
ピアノ教室では4歳の子どもに指の動かし方や鍵盤に触るときの形などを教えることがあるようです。右手と左手をそれぞれ練習し、先生が子どもの様子を見ながら練習のレベルを上げてくれたようだというママの声もありました。
「娘の教室では、ピアノの練習と同時に楽譜を読む練習をしています。4歳なので5線譜の上に磁石の玉を置くという方法で教えてもらっていますが、とても楽しんでいるようです」(40代ママ)
4歳から楽譜を読む練習をするピアノ教室もあるかもしれません。「ド」がわかるようになったら「レ」「ミ」と少しずつレベルを上げていくことで、子どもも抵抗を感じることなく練習を楽しめたという声もありました。
「息子の通っているピアノ教室では練習時間のなかにリズム遊びを取り入れていて、友だちと打楽器を使って遊んだり音楽にあわせて体を動かしたりしてリズム練習をしています。少しレベルの高い難しいリズムに挑戦することも楽しいようです」(30代ママ)
4歳の子どもが楽しくできるリズム練習を取り入れているピアノ教室もあるようです。大勢でリズム遊びができるグループレッスンが特に楽しいようだというママの声もありました。
4歳の子どもにピアノ練習を楽しんでもらいたいときには、どのような工夫をするとよいのでしょう。ママたちに楽しむコツを聞いてみました。
「4歳の頃は練習する度に少しずつ上手になったので、子どものレベルにあう練習の仕方をピアノ教室の先生に相談しました。先生のアドバイスを参考にして、家での練習時間を楽しいものにするように意識しました」(40代ママ)
ピアノ教室の先生に相談しながら、子どものレベルにあわせて練習内容を調整しているママもいるようです。4歳の頃は指や手首への負担を考えて、エレクトーンを使う練習も取り入れたという声もありました。
「ピアノを習い始めた頃は張り切って練習をしていましたが、だんだん嫌がる姿も見られるようになりました。4歳くらいの子どもは練習時間を決めるのは難しいと思い、嫌がるときは練習時間を短くするなど無理をしないようにしています」(30代ママ)
4歳の頃は慣れてくるとピアノの練習を嫌がることがあるかもしれません。子どもが嫌がるときは無理をしないで練習時間を短くするなどの工夫をするとよさそうです。ピアノの練習は子どもの様子を見ながら進めているというママの声もありました。
「ピアノの練習に飽きて嫌がることがあるので、子どもが目標をもって練習を楽しめるようにときどき家族発表会を開いています。ピアノ教室の発表会は年1回だけなので、家で小さな発表会をすることで子どももピアノ練習を楽しんでくれます」(40代ママ)
子どもがピアノ練習を嫌がるときには、家で家族だけの発表会をもつのも楽しそうです。子どものピアノにあわせてママやパパが歌ったり、リズム楽器を使っていっしょに演奏したりすると、子どもも練習をがんばれるかもしれません。
子どもの習い事にピアノを選んだママたちは、どのようなことがよかったと感じているのでしょう。子どもが成長してからの様子などをママたちに聞いてみました。
「息子は4歳の頃からピアノのレッスンを続けているためか、ピアノ曲以外のさまざまな音楽に興味をもつようになりました。クラシックの曲をアレンジした歌やブラスバンドの曲なども好きなようです」(40代ママ)
ピアノを続けて習うことで他のジャンルの音楽も好きになった子どもがいるようです。4歳の頃からピアノを習うことでリズムをとったり楽譜を読んだりすることが楽しいと感じるのかもしれません。
「うちの子はピアノの練習を続けているうちに他の楽器にも興味をもつようになりました。ピアノ教室に行くとエレクトーンを弾かせてもらって楽しんでいるようです」(50代ママ)
ピアノを習っていると他の楽器に興味をもつこともあるかもしれません。エレクトーンなどの鍵盤楽器は演奏の仕方も似ているので取り組みやすそうです。
4歳の子どもがピアノを習うときは、レベルにあった練習方法などを先生に相談しながら進めるとよさそうです。楽譜が読めるようになるとエレクトーンなど他の楽器も楽しめるかもしれません。子どもが練習を嫌がるときは練習時間を短くしたり家族の発表会を開いたりして、ピアノの練習を楽しむ工夫ができるとよいですね。
2019年01月13日
子どものメンタルを強くするにはどうしたらよいか悩む方もいるのではないでしょうか? 子どもが打たれ弱かったりすぐ泣いたりすることが多いと、将来的に大丈夫か心配になりますよね。今回は、メンタルが強い子と弱い子の違い、メンタルが強いことによるメリットや強くする方法、強くする際の注意点、おすすめの習い事やスポーツ、ママたちの体験談をご紹介します。
古荘純一
子どもに歌の才能があるか、気になっているママやパパもいるのではないでしょうか。本格的に歌手を目指すために事務所などと契約した方がよいのか悩む場合もあるでしょう。今回は、子どもの歌の才能とはそもそもなにか、才能がある子どもの特徴や引き出し方、歌に取り組むメリット・デメリット、歌手を目指す方法、ママたちの体験談をご紹介します。
汐見稔幸(しおみとしゆき)
日本の伝統文化に触れる機会として子どもに日本舞踊の習い事を考えるご家庭もあるのではないでしょうか。今回の記事では、日本舞踊を習うメリットについて、実際に日本舞踊を子どもに習わせたことのあるママの体験談と合わせてお伝えします。
子どもに音楽の早期教育をしたいと検討しているママやパパは多いのではないでしょうか。色々な楽器や教室があり、進め方に悩んでしまう方もいるかもしれません。今回は、音楽の早期教育についてメリットやデメリットのほか、音楽の早期教育で何を習うか、早期教育のポイント、ママたちの体験談についてご紹介します。
早期教育にはどのようなメリットがあるか、気になるママやパパは多いのではないでしょうか。子どもの特性に合わせて取り組むことで能力を高められることがありますが、逆にデメリットがある場合も。今回は、早期教育のメリットやデメリットのほか、早期教育の分野、注意したい子どものストレスサイン、早期教育のポイント、ママたちの体験談についてご紹介します。
古荘純一
共働き世帯の増加などを背景に、幼児教育の重要性が増しています。小学校入学に向けて家庭での学習習慣を身につけさせる保護者も少なくありません。今回の記事では、子どもに学習習慣を身につけさせることに成功した先輩ママの実体験をインタビュー取材してきました。
株式会社学研エデュケーショナル
PR
子どもが習い事に行きたくないと言うとき、どのように対応しますか。多少無理やりでも連れていく、疲れていそうなら休ませる、など家庭によっても方針が異なるでしょう。今回は、子どもが習い事を休みたがる理由や先輩ママの対応を紹介。また、習い事を休むときのマナーやメールの文例なども合わせて紹介します。
今回の記事では、未就学児の習い事について脳科学者の瀧先生にお話を伺います。将来の学業成績にどう影響するのでしょうか。また、実際に子どもたちがはじめてのスイミング体験をした様子もレポートします。
株式会社ルネサンス
PR
親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for Kids。今回は光の不思議についての実験。太陽や電球の色が、何色でできているか確かめてみました!
親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for Kids。これまでの回で超低温の液体チッ素を使っていろいろなものを冷やしてきましたが、今回はその液体チッ素を外に出すとどうなるか実験してみました!
親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for KIDS。今回は前回に引き続き超低温の世界!ラーメンを瞬間冷凍することで、食品サンプルのように固まらせることができるか実験してみました!