子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。ママ・パパのための情報メディア「KIDSNA」

2017年02月20日

共働き家庭の新しい選択肢のひとつ、幼稚園の預かり保育

共働き家庭の新しい選択肢のひとつ、幼稚園の預かり保育

「幼稚園は働いていると無縁かも…」と考えているママやパパもいるのではないでしょうか。でも今の幼稚園は預かり時間も長くなり、預かっている間に習い事をさせたりできるようになっているのです。今回は、今どきの幼稚園と、園での預かり保育の事情についてレポートします。

「働きながら幼稚園」を選んだ理由

私は子どもを0歳から保育所に預けて働いていましたが、そこは普通の一軒家のような広さしかなく、園庭のないところでした。しかも外遊びの時間は、大きくなっても午前中の2時間だけ。

そこで3歳の時「園庭のあるところへ転園しよう」と決意!保育所→保育所への転園は厳しく、一度は転園を断念しました。

そんな時に共働きの友人から「うちは、幼稚園にして預かり保育をお願いしているんだ」というのを聞き、「共働きでもOKな幼稚園ってあるのかな……?」と思い調べはじめ、幼稚園へ通い始めたのがきっかけです。

預かり時間が延びた

最近、保育園の待機児童のことが話題になっているようですが、そんな保育園とは対照的に、幼稚園は、少子化や共働き夫婦の家庭が増えた影響で入園希望者が減少している所もある様です。

そこで幼稚園もいろいろな工夫をし、共働きのご家庭でも入園しやすいよう、通常の保育時間(園によって異なりますが、概ね9~14時ぐらい)にプラスして早朝や夕方、夜まで児童を保育してくれるところが増えつつあります。

預け先の新しい選択肢に

預かり保育のある幼稚園は、共働きで教育熱心な「小学校受験を考えているので、幼稚園に転園したい」というママやパパから注目されているようです。

また、2歳児までの小規模園に通っていて3歳で転園しなければならない、などの事情があるご家庭の新しい選択肢として考えられているようです。

幼稚園の預かり保育の内容は?

いろんな習いごとができる

幼稚園での預かり保育の内容は本当に多彩で、園によってもさまざまな違いがあるようです。

たとえば、預かり保育中に園内で習いごとができる園もあります。サッカーやピアノ、英会話、体操などを日替わりで習うことができ、なかにはプロの外部講師が来て指導するところもあるようです。習いごとの送り迎えの時間を省けるという理由から、最近人気を集めています。

異年齢保育で「心育」も

また、敢えて習いごとのようなプログラムを用意していないところも。

通常保育とは違い、預かり保育中に、年長・年中・年少さんが一緒に活動することで、思いやりの心や子どもの自主性を育むことを目的とした預かり保育を行っている幼稚園もあります。

幼稚園を選んだママの声

【体験談】やりたい習いごとが選べる

実際に保育園から幼稚園に転園したママの声を聞いてみました。

「今まで通っていた保育園の園生活の中に習いごとや英会話がありました。でも、興味がないものもやらなきゃいけなくて…。結果的に『習字があるから保育園に行かない』となってしまい、幼稚園に移りました。

預かり時間が少し短くなってしまいましたが、習いごとは好きなものが選べるので、子どもものびのびしています」(6歳女の子のママ)。

【体験談】自主性が出てきた

さらに預かり保育で「異年齢保育」を行っている幼稚園に通っているママにも意見を聞いてみました。

「今までは『ママ〇〇やって!』と、なんでも人にやってもらってばかりのことが多かったんです。でも、幼稚園の預かり保育に行くようになって年下の子の面倒を見る機会が多くなったせいか、家でも自分のことはやるようになったし、すすんでお手伝いもしてくれるようになりました」。(5歳の男の子ママ)

入園試験日に注意

幼稚園を選択肢として考える場合、注意したいのは、入園試験日です。東京23区の幼稚園は10月に願書配布、11月に入園考査があります。保育園の申請よりも早い時期に行われるので、早めにチェックを。

さらに、入園前に幼稚園生活をちょこっと体験できる「未就園児教室」を開催している幼稚園もあります。土日に開催しているところも多いので、選択肢に入れたい幼稚園がある場合は、参加してみるといいでしょう。

預け先の選択肢が広がる

今どきの幼稚園は預け時間も長くなり、働くママやパパにとっては預け先の選択肢が増えそうですね。子どもの将来や個性とあわせて選んでみてくださいね。

教育コラムの関連記事
カテゴリ一覧