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「幼稚園の預かり保育」という共働き家庭の新しい選択肢。気になる費用やメリットなど

「幼稚園の預かり保育」という共働き家庭の新しい選択肢。気になる費用やメリットなど

「幼稚園は働いていると無縁かも」と考えるママやパパもいるのではないでしょうか。ですが、最近では放課後の預かり保育を利用して仕事と両立をするママもいるようです。今回は、預かり保育の内容や費用、意外なメリットなどをご紹介します。

預け先の新しい選択肢に

預かり保育のある幼稚園は、共働きで教育熱心な「小学校受験を考えているので、幼稚園に転園したい」というママやパパから注目を集めています。

また、「保育園には入れなかった」「2歳児までの小規模園に通っていて3歳で転園しなければならない」などの事情があるご家庭の新しい選択肢として考えられているようです。

「働きながら幼稚園」を選んだ理由

【体験談】友人のアドバイスをきっかけに

私は子どもを0歳から保育所に預けて働いていましたが、そこは普通の一軒家のような広さしかなく、園庭のないところでした。しかも外遊びの時間は、大きくなっても午前中の2時間だけ。

そこで3歳のとき「園庭のあるところへ転園しよう」と決意!保育所→保育所への転園は厳しく、一度は転園を断念しました。

そんなときに共働きの友人から「うちは幼稚園にして預かり保育をお願いしているんだ」ということを聞き、「共働きでもOKな幼稚園ってあるのかな?」と思い調べはじめ、幼稚園へ通い始めたのがきっかけです。

幼稚園の預かり保育ならではの内容やメリットは?

幼稚園での預かり保育の内容は本当に多彩で、園によってもさまざまな違いがあるようです。

いろんな習いごとができる

例えば、預かり保育中に園内で習い事ができる園もあります。サッカーやピアノ、英会話、体操などを日替わりで習うことができ、中にはプロの外部講師が来て指導する所もあるようです。習い事の送り迎えの時間を省けるという理由から、最近人気を集めています。

異年齢保育で「心育」も

また、あえて習い事のようなプログラムを用意していないところも。

通常保育とは違い、預かり保育中に、年長・年中・年少さんがいっしょに活動することで、思いやりの心や子どもの自主性を育むことを目的とした預かり保育を行っている幼稚園もあります。

預かり保育の費用

では、預かり保育の料金はいくらぐらいなのでしょうか。実際に預かり保育を利用しているママに聞いてみました。

「息子の幼稚園では、月に10000円で6時半まで預かり保育をしてくれます。夕方まで仕事をしている私にとって、なくてはならない存在ですね。
また、一回に1200円でその日限定で預かってくれる『スポット利用』というものもあります。外せない予定ができてしまった専業主婦のママでも、気軽に利用できるのでかなり助かる制度だと思います」(5歳男の子のママ)


幼稚園によって、預かり時間や料金が異なります。幼稚園を選ぶ際には、あらかじめ園に確認するとよいでしょう。

幼稚園を選んだママの声

実際に保育園から幼稚園に転園したママの声を聞いてみました。

【体験談】やりたい習いごとが選べる

「今まで通っていた保育園の園生活の中に習い事や英会話がありました。でも、興味がないものもやらなきゃいけなくて…。結果的に『習字があるから保育園に行かない』となってしまい幼稚園に移りました。
預かり時間が少し短くなってしまいましたが、習い事は好きなものが選べるので、子どもものびのびしています」(6歳女の子のママ)

【体験談】自主性が出てきた

さらに預かり保育で「異年齢保育」を行っている幼稚園に通っているママにも意見を聞いてみました。

「今までは『ママ〇〇やって!』と、なんでも人にやってもらうばかりのことが多かったんです。でも、幼稚園の預かり保育に行くようになって年下の子の面倒を見る機会が多くなったせいか、家でも自分のことはやるようになったし、すすんでお手伝いもしてくれるようになりました」(5歳の男の子のママ)

入園試験日に注意

幼稚園を選択肢として考える場合、注意したいのは入園試験日といえるでしょう。東京23区の幼稚園は10月に願書配布、11月に入園考査があります。保育園の申請よりも早い時期に行われるので、早めにチェックするのがよいかもしれません。

さらに、入園前に幼稚園生活をちょこっと体験できる「未就学児教室」を開催している幼稚園もあります。土日に開催しているところも多いので、選択肢に入れたい幼稚園がある場合は、参加してみるとよいでしょう。

預け先の選択肢が広がる

幼稚園の預かり保育は、働くママやパパにとって預け先の新しい選択肢となるでしょう。
習い事や異年齢保育などを通して、子どもにもいくつかメリットがあるようです。幼稚園を選ぶ際には料金や時間だけでなく、何よりも子どもが安全に楽しく通える園を見つけられるとよいですね。

2017年02月20日

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