モチベーション高く行動をしている時、脳はどのような状態になっているのでしょうか。応用神経科学者の青砥瑞人先生に、脳内で働く対照的な2つの神経伝達物質のことを教えてもらいました。
人間の脳には注意の分散を促す機能があります。その時に働くのがノルアドレナリンという神経伝達物質。一つではなく、いろいろな情報に注意を張り巡らせる必要があるので、人間にとって大切な機能と言えます。
分散的な注意が張り巡らされると、普段気にならない情報に注意が向きやすくなる一方、モチベーション高く何かに没頭する為には、注意の対象を絞っていく必要があります。その時に活躍するのがドーパミンという神経伝達物質。
「誰かにやらされている感覚ではなく、好奇心いっぱいに行動している時、脳内ではドーパミンが分泌され、学習や経験がどんどん自分の内側に宿り情報が豊かになっていきます」
モチベーションの正体について、青砥さんが科学的に易しく解説する動画をぜひご覧ください。
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青砥 瑞人
応用神経科学者。DAncing Einstein代表。小中高は野球漬け。高校は中退。
しかし、脳の不思議さに誘引され米国大学UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の神経科学学部を飛び級卒業。空間デザイン、アート、健康、スポーツ、文化づくりと、神経科学の知見を応用し、垣根を超えた活動を展開している。また、AI技術も駆使し、NeuroEdTech/NeuroHRTechという新分野も開拓。
著書:『HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる』(SBクリエイティブ)、『4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中』(KADOKAWA)、『BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』(SBクリエイティブ)など
2023年01月26日
これからの予測不可能な社会を生き抜く子どもを育むために、親としてどのような教育を選べばよいのでしょうか。子どもの知的好奇心を伸ばし、学ぶことにわくわくしながら成長していくための方法について、東大名誉教授であり教育学、教育人間学、育児学の専門家である汐見先生と、世界150カ国で人気の知育アプリ「シンクシンク」の開発者であるワンダーファイの川島氏が対談しました。
ワンダーファイ株式会社
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夢中で遊んでいる時、何かに挑戦している時。心がワクワクすることってありますよね。そんな時、脳はどのような状態になっているのでしょうか。ワクワクの正体について、応用神経科学者の青砥瑞人先生に話を聞きました。
青砥 瑞人
怒りや悲しみ・・・育児中でも仕事中でも、生活をしていると感情がネガティブに働くことがあります。そんな時、「再評価」という方法で感情をポジティブに変換する方法があると、ハーバード大助教授で小児精神科医の内田舞さんは言います。自分を守ることにつながる「再評価」とは?
内田舞
子どもも大人もしんどくない保育を目指す、放課後児童支援員・きしもとたかひろさんに、学童期の子どもたちの変化と、関わり方についてお聞きした前回。今回は、きしもとさん自身の子ども時代のお話から、子どもたちと関わる際大切にしている視点についてお聞きします。
これから子どもが就学を迎える保護者にとって、放課後の大半の時間を過ごす学童は未知の場所。そこで今回は、子どもも大人もしんどくない保育を目指す、放課後児童支援員・きしもとたかひろさんに、学童期の子どもたちの変化と、関わり方についてお聞きしました!
子どもに自由な発想で物語を作ってもらい、KIDSNA STYLE 動画チームがアニメ化。第二弾となる今回は、9歳と4歳の子どもに参加してもらいました。子どもらしい物語に対して、教育学が専門の東京大学汐見稔幸先生に、子どもの心の発達を分析してもらいました!
汐見稔幸(しおみとしゆき)
お話をつくるのが大好きな子どもたちを募集し、子どもたちの自由な発想のお話を KIDSNA STYLE 動画チームがアニメ化。そのアニメを東大名誉教授で教育学が専門の汐見稔幸先生に分析していただきました。
汐見稔幸(しおみとしゆき)
「教育大国」と呼ばれ、世界トップクラスとも言われる高水準の教育で注目されているフィンランド。この国では、どのような理念や方法で教育が行われているのでしょうか?今回は、フィンランドの教育が目指すものや「教育改革」にいたる歴史、教育の特徴や制度についてご紹介します。
モンテッソーリ教育を家庭で取り入れたいけれど、教具・おもちゃは何を使ったらよいか迷う方もいるのではないでしょうか。おもちゃの手作り方法もわかると気軽に試せそうですよね。そこで今回は、モンテッソーリ教育の教具・おもちゃについて特徴や選び方、子どもの年齢別のおすすめおもちゃ、手作り方法、遊び方のポイントをご紹介します。
最近、よく耳にする“モンテッソーリ教育”。世界や日本で活躍する方が幼児期に受けていたことでも有名なこの教育は、具体的にはどのような内容なのでしょうか。今回は、モンテッソーリ教育とは何か、ねらいやメリット・デメリット、考案者マリア・モンテッソーリ博士とは、ママたちの体験談についてご紹介します。
“受験も勉強も教えない教室”として話題の探究学舎代表 宝槻 泰伸(ほうつき やすのぶ)さんにお話を伺う『KIDSNA TALK』。第2回目は、子どもたちが「もっと知りたい!」「やってみたい!」という興味や探究心を生み出す「魔法の授業」についてです。
KIDSNA TALK
おでかけが増えるこの季節。外出の機会が多くなれば、保護者や保育園・幼稚園の先生以外の大人を目にすることも増えるでしょう。知らない人に出会うことは、大げさに言えば異文化交流。自分とはちがう立場、価値観を持った人たちとの出会いは子どもを成長させますが、時には無知が子どもや相手を傷つけることも。そこで、さまざまな価値観を学ぶヒントとなる記事をまとめました。