モチベーションの正体【青砥瑞人 | 応用神経科学者】
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応用神経科学者/DAncing Einstein代表
応用神経科学者/DAncing Einstein代表
応用神経科学者。DAncing Einstein代表。小中高は野球漬け。高校は中退。 しかし、脳の不思議さに誘引され米国大学UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の神経科学学部を飛び級卒業。空間デザイン、アート、健康、スポーツ、文化づくりと、神経科学の知見を応用し、垣根を超えた活動を展開している。また、AI技術も駆使し、NeuroEdTech/NeuroHRTechという新分野も開拓。 著書:『HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる』(SBクリエイティブ)、『4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中』(KADOKAWA)、『BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』(SBクリエイティブ)など
モチベーション高く行動をしている時、脳はどのような状態になっているのでしょうか。応用神経科学者の青砥瑞人先生に、脳内で働く対照的な2つの神経伝達物質のことを教えてもらいました。
自ら望んで学習することで情報は豊かになっていく
人間の脳には注意の分散を促す機能があります。その時に働くのがノルアドレナリンという神経伝達物質。一つではなく、いろいろな情報に注意を張り巡らせる必要があるので、人間にとって大切な機能と言えます。
分散的な注意が張り巡らされると、普段気にならない情報に注意が向きやすくなる一方、モチベーション高く何かに没頭する為には、注意の対象を絞っていく必要があります。その時に活躍するのがドーパミンという神経伝達物質。
「誰かにやらされている感覚ではなく、好奇心いっぱいに行動している時、脳内ではドーパミンが分泌され、学習や経験がどんどん自分の内側に宿り情報が豊かになっていきます」
モチベーションの正体について、青砥さんが科学的に易しく解説する動画をぜひご覧ください。
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