教育熱心はどこまで?
この連載を見る
不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2023.01.26
モチベーション高く行動をしている時、脳はどのような状態になっているのでしょうか。応用神経科学者の青砥瑞人先生に、脳内で働く対照的な2つの神経伝達物質のことを教えてもらいました。
人間の脳には注意の分散を促す機能があります。その時に働くのがノルアドレナリンという神経伝達物質。一つではなく、いろいろな情報に注意を張り巡らせる必要があるので、人間にとって大切な機能と言えます。
分散的な注意が張り巡らされると、普段気にならない情報に注意が向きやすくなる一方、モチベーション高く何かに没頭する為には、注意の対象を絞っていく必要があります。その時に活躍するのがドーパミンという神経伝達物質。
「誰かにやらされている感覚ではなく、好奇心いっぱいに行動している時、脳内ではドーパミンが分泌され、学習や経験がどんどん自分の内側に宿り情報が豊かになっていきます」
モチベーションの正体について、青砥さんが科学的に易しく解説する動画をぜひご覧ください。
Profile
広告の後にもおすすめ記事が続きます
入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。