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妊娠中でも働きたい。仕事探しの重要なポイントと選び方
家族や子ども、自分の将来のためにも、妊娠中でも働きたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし妊娠中に仕事探しをしようと思ってはいても、採用してもらえるのかと不安も大きいと思います。今回の記事では、自身の身体とおなかの赤ちゃんのことを考えながらの仕事探しのポイントをご紹介していきます。
妊娠中でも無理なくできる仕事とは?
PCを使ったデスクワーク
座ってできる仕事なので、身体への負担が少ないのでおすすめです。ただ、ずっと座りっぱなしは血の巡りが悪くなるので要注意。意識をして、定期的に立ち上がったり、歩いたりするようにすることが大切です。
服装、シフトが比較的自由な仕事
妊娠中は身体を締め付けるような服を無理やり着ていると、身体への負担が大きくなってしまいます。また、妊娠中は健診などで、仕事を休まなければいけない日が多くなるものです。休みや時間の調整が取りやすい、シフト制の仕事を選ぶとよいかもしれません。
仕事選びで重要なポイント
妊娠何カ月かによって選ぶ職種も変わってくる
妊娠初期・中期・後期と妊娠中でも、時期によって体調も変化するので、体調の変化に合わせて仕事を選ぶのも重要なポイントになります。
個人差はかなりありますが、妊娠初期のつわりは妊娠3カ月の頃がピークと言われており、常に食べていないと船酔いのように気分が悪くなる、匂いに敏感になって何も食べられない、という場合もあります。この時期は、自由に休憩を取ることができる仕事がおすすめです。
妊娠中期に突入すると、つわりの症状が落ち着いてくる人が多くなります。お腹も大きくなってくるため、同じ態勢を続けると苦しくなる場合もあるのでこの時期は、座りっぱなしの仕事よりは、適度に動くことができる仕事がおすすめかもしれません。
妊娠後期になると、誰がどこから見ても妊婦さんだとわかる程、お腹が大きくなっているでしょう。いつ何が起きるかわからないので、まず産前と産後の休暇を取る時期を明確にすることが大切です。また引継ぎが必要な仕事の場合は、かなり余裕を持って引継ぎをしておきましょう。この時期は、自分でしかできないような仕事や、締め切りがある仕事は減らしていき、いつでも休暇が取れるようにしておくと安心です。
出産後も続けるつもりかどうか
長期的に働きたいと思っているのか、妊娠中のみの短期の仕事を探しているのか、という点で考えても、仕事の探し方は変わってくるでしょう。職場で育児休暇が取れる制度が整っていて、上司や同僚など周りにも協力が得られる環境であれば、長期的に働くことは可能な場合も。
同じ職場で、妊娠後も慣れた仕事を続けて、良いタイミングで育児休暇を取得できるのが理想的ではあります。妊娠中のみの短期の仕事を希望の場合は、派遣会社に登録して仕事を見つけるのもおすすめです。派遣会社であれば、さまざまな職種の仕事が用意されています。自分の希望に沿った仕事を紹介して貰えるでしょう。仕事の内容だけでなく、午前中のみ働きたい場合や、短期間だけの派遣など、自身の体調に合わせて仕事を選択することが可能です。
在宅か外で働くか
つわりで体調が安定しない場合は、在宅の仕事がおすすめです。パソコンを使ってできる在宅ワークの場合は、さまざまな種類があります。デザイン系の仕事経験のある方なら、ロゴ・POP・HP作成など、各種デザインの仕事も良いでしょう。指定されたデータをフォーマットに入力する、データ入力の仕事や、ライターの仕事もあります。
自宅で好きな時に自由に仕事ができるので、自分で一日の計画をしっかり立てて働くことが大切です。無理のない範囲で身体を動かしたいなら、外へ働きに出ることがおすすめ。在宅と違い働く時間や内容は決まっているので、無理をしないように気を付けなければなりません。体調がすぐれない時などは、職場の上司に相談するなどして、休憩を取れる状態でできると働きやすいのかもしれません。
妊娠中に仕事探しをしたママの体験談
妊娠中に仕事探しをして良かったこと
つわりの時期は特に辛かったので、仕事にも行きたくないと思う日もありました。しかし結果的に、働くことで気分転換もできて、充実した妊娠期間を過ごせたと思います。
妊娠中に仕事探しをして後悔したこと
妊娠中でも特に体調の変化がなく、比較的元気だったので、今までと変わらず仕事をこなしていました。しかし動きすぎてしまったことで、後半はお腹の張りが頻繁になってしまったのです。産婦人科で張り止めの薬を処方して貰っていたので、もっと気を付けるべきだったと思いました。
妊娠中に仕事探しをした際に気をつけたこと
体調がどのように変化するのか自分でもわからなかったので、働くなら時間の調整がある程度できる仕事が良いと考えて、仕事探しをしました。
体調に合わせた仕事選びをしよう
妊娠中は何よりも自分の身体と、お腹の中の赤ちゃんが大切です。妊娠中でも、働きたいという意欲さえあれば、さまざまな選択肢があります。体調と相談しながら、自分に合った仕事探しをしましょう。