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冬でも見られる海上花火大会。特等席「リゾナーレ熱海」で夏のリベンジを!
学ぶ、遊ぶ、そして絆が深まる家族旅。最終回となる第5回目では、熱海の高台に位置する「星野リゾート リゾナーレ熱海」を宮守さんファミリーが旅します。家族でホテルを楽しむことはもちろんですが、この夏緊急事態宣言の影響で見ることができなかった「花火大会のリベンジ」が旅の目的。実はリゾナーレ熱海は全室オーシャンビューなので、熱海海上花火大会も特等席として眺めることができるのです。今回は館内アクティビティから花火大会まで、旅の様子をレポートします。
「うちの子は元気すぎる」くらいがちょうどよいリゾート!
リゾナーレ熱海は全5施設(ほかトマム、那須、八ヶ岳、小浜島)の中でも、都心から一番移動時間が短くアクセス可能です。東京駅から東海道新幹線に乗ってわずか40分ほどで熱海駅へ。そこからシャトルバスに乗って約15分でリゾナーレ熱海に到着します。
今回滞在する宮守さんご家族は、2度目のリゾナーレ熱海ステイ。ただ、前回は兄の颯野(その)くん、妹の椛野(かの)ちゃんがまだ小さかったので、いろいろなアクティビティを体験するのは今回が初めてになります。朝から晩まで遊ぶのが大好きで「うちの子は元気すぎる!」とママのゆきさんは話しますが、そんな家族にこそぴったりなのがリゾナーレ熱海!今回も2泊3日では到底遊び尽くせないほどのアクティビティが待ち受けているのでした。
テラス棟の「テラスリビングスイート」は最大6名まで宿泊可能!
リゾナーレ熱海にはテラスタイプやビューバスルームなど10種類の部屋タイプがあり、一番小さなお部屋でも65㎡以上と、家族が十分くつろげる広さを誇ります。さらには相模湾と熱海の市街地を一望する光景は圧巻で、宮守さんファミリーが最初に客室に入ったときにも思わず感嘆の声があがったほどでした。
今回4人が滞在したのは、リゾナーレ熱海でも特に人気の「テラスリビングスイート」というお部屋。リビングルームとその先のテラスが一体となり、開放感は抜群!この絶景を眺めていると、お部屋でのティータイムでさえとても優雅に感じられ、家族の笑顔も自然と弾けます。今回は4人での滞在ですが、こちらの客室はベッドが6台あるので、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に3世代旅行、なんて楽しみ方もできそうです。
クライミングやクラフト体験ができるアクティビティラウンジ。
チェックインして早々、颯野くんと椛野ちゃんに急かされるように4人が向かったのは「アクティビティラウンジ」。青で統一されたフロアには、伊豆七島をモチーフにしたテーブルやチェアが並び、その先の大きな窓からは見事なオーシャンビューが広がります。一番奥にありながらとりわけ目立つカラフルな壁は、高さ6.5mの巨大クライミングウォール。「親子の北壁」と名付けられ、親と子どもが一緒にクライミングに挑戦することができます。また同ラウンジ内では、熱海の海や森をイメージしたオリジナルキーホルダーやフォトフレームなどを制作する「クラフト体験」が可能。
ここでは兄の颯野くんはパパとクライミング、妹の椛野ちゃんはママとキーホルダー作りに挑戦しました!
「森の空中基地 くすくす」でツリーハウス&アスレチックを発見!
続いて4人が訪れたのは敷地内にある「森の空中基地 くすくす」。樹齢約350年、樹高22.5mのクスノキの上にある巨大なツリーハウスで、基本的には誰でも自由に入れますが、「ツリーハウスティータイム」というアクティビティではこちらの空間を貸切にして、お茶やおやつをいただくことも可能です。兄妹はもちろん、パパママも童心に返ってツリーハウスでの時間を堪能していました。
さらに地上9m、全長84.7mもの樹上アスレチック「森の空中散歩」や、森を散策しながらスタンプを集める「森の探検隊」など、海だけじゃない熱海の楽しみ方を教えてくれるのが「森の空中基地 くすくす」。普段都会で暮らす一家にとって、豊かな自然と触れ合う大変貴重な経験にもなったようです。
家族みんなでフルーツピザづくりにトライ!
森の空中基地 くすくすでは、ランチタイムにフルーツピザづくりを体験することができます。伊豆地域は斜面の多い土地の形状に加え、気候が温暖なため柑橘類の栽培が盛ん。そうした地元の農産物をもっと知ってもらいたいという思いからアクティビティを開催しているそうで、ピザ生地の上にみかんやぶどうなどのフルーツを自らトッピングしていきます。さらに薪割りをして、たき火に薪をくべ、スタッフからサポートしてもらいながらスキレットに載せたフルーツピザを1枚1枚丁寧に焚き火で焼いていきます。一見難しそうなピザ作りや薪割りですが、颯野くんと椛野ちゃんはニコニコの笑顔で楽しんでいましたし、ピザを焼くシーンではパパが大活躍!家族がチームになってピザを作る作業もまた楽しい思い出。甘い香りを漂わせて焼き上がったフルーツピザを開放的な森の中で食べる、なんとも贅沢なランチタイムとなりました。
パパはテレワーク、その間子どもたちはまだまだ遊びます(笑)
普段から自宅でテレワークが多いパパは、今回熱海にも一応PCを持参。滞在中、突然対応しなければならない仕事が発生してしまいましたが、リゾナーレ熱海では問題なし!本館9階に24時間利用可能な「海を見渡す絶景オフィス」というテレワーク用スペースがあり、宿泊者であれば誰でも利用することができます。Wi-Fiや電源はもちろん、コーヒーメーカーも揃い、さらにはモニターやテレビ会議用マイクなどがセットになった「パーフェクトワーケーションセット」のレンタル(有料)も可能です。
その間、ママと子どもたちは同フロアにあるキッズルームへ。カラフルなボールプールや、小さな子どもでも楽しめるクライミングウォールなど、悪天候時にも気にせず遊べるスペースになっています。
夕飯はよりどりみどりのビュッフェ、それとも本格会席料理?
リゾナーレ熱海は、食事がおいしいのも大人にとって嬉しいポイント。レストランは2カ所あり、まず紹介する「スタジオビュッフェ もぐもぐ」では、旬の食材や海の幸を中心にした和洋多彩な料理が揃います。名物の「鯵フライ リゾナーレ流」や「生シラス釜揚げ丼」など、出来立ての状態で提供してくれるライブキッチンがあり、うまく計算してお皿を取らないと気づいたらすぐお腹いっぱいになってしまう魅力的なビュッフェです(笑)。
もうひとつは「熱海舌つづみ」をテーマにした「和食ダイニング 花火」。こちらは「金目鯛のお造り」や「サザエの磯香蒸し」など海の幸を使用した料理がお品書きに並び、見た目にも美しい会席料理スタイルで提供されます。夜空を思わせる深い青と大輪の花火を表現した空間デザイン、そして熱海をイメージして開発したというオリジナルの器にも注目。家族のお祝いごとの際にも利用したくなる、素敵な雰囲気のレストランです。
いよいよ花火タイム!2021年度は1月まで開催予定あり!
アクティビティに、食事に、リゾナーレ熱海を満喫した宮守ファミリー。いよいよ今回の旅の目的、花火鑑賞の時間に!この日行われる熱海海上花火大会は、2021年で70周年を迎える歴史ある大会で、年間10回以上開催予定があるので日程を合わせて鑑賞しやすいのがポイント。今年は緊急事態宣言の影響を受けて全国で中止になった花火大会が多い中、熱海海上花火大会は2022年1月中旬まで開催を予定しており(詳しいスケジュールはこちらを参照)、まさに夏のリベンジにはもってこい!浴衣のまま、滞在していたお部屋のテラスから花火を眺める4人。季節は秋なので少し肌寒さはありますが、まるで楽しい夏休みが戻ってきたかのような眼差しで子どもたちもじっと花火を眺めていました。
リゾナーレ熱海で、この夏見られなかった花火大会が見られて、大満足の宮守ファミリーでした。今年の夏、思い出が少ないように感じているファミリーには、ぜひリゾナーレ熱海で「夏のリベンジ」を楽しんでほしいと思います。もちろん花火大会当日に泊まれなくても、子どもたちは多彩なアクティビティに大喜びですし、大人も素敵なお部屋やおいしい食事に癒され、家族全員が楽しめる旅になることは間違いありません。
(Photos by Megumi Yasumi)
星野リゾート リゾナーレ熱海
静岡県熱海市水口町2-13-1
0570-073-055(リゾナーレ予約センター)