冬でも見られる海上花火大会。特等席「リゾナーレ熱海」で夏のリベンジを!

冬でも見られる海上花火大会。特等席「リゾナーレ熱海」で夏のリベンジを!

2021.12.08

学ぶ、遊ぶ、そして絆が深まる家族旅。最終回となる第5回目では、熱海の高台に位置する「星野リゾート リゾナーレ熱海」を宮守さんファミリーが旅します。家族でホテルを楽しむことはもちろんですが、この夏緊急事態宣言の影響で見ることができなかった「花火大会のリベンジ」が旅の目的。実はリゾナーレ熱海は全室オーシャンビューなので、熱海海上花火大会も特等席として眺めることができるのです。今回は館内アクティビティから花火大会まで、旅の様子をレポートします。

「うちの子は元気すぎる」くらいがちょうどよいリゾート!

リゾナーレ熱海は全5施設(ほかトマム、那須、八ヶ岳、小浜島)の中でも、都心から一番移動時間が短くアクセス可能です。東京駅から東海道新幹線に乗ってわずか40分ほどで熱海駅へ。そこからシャトルバスに乗って約15分でリゾナーレ熱海に到着します。

今回滞在する宮守さんご家族は、2度目のリゾナーレ熱海ステイ。ただ、前回は兄の颯野(その)くん、妹の椛野(かの)ちゃんがまだ小さかったので、いろいろなアクティビティを体験するのは今回が初めてになります。朝から晩まで遊ぶのが大好きで「うちの子は元気すぎる!」とママのゆきさんは話しますが、そんな家族にこそぴったりなのがリゾナーレ熱海!今回も2泊3日では到底遊び尽くせないほどのアクティビティが待ち受けているのでした。

宮守さんファミリー
宮守さんファミリー:宮守武蔵さん(35歳)、由希さん(39歳)、颯野くん(5歳)、椛野ちゃん(3歳) パパ武蔵さんは代表取締役兼エンジニアとしてシステム開発に携わるお仕事。ママ由希さんはアパレルバイヤーや大手インターネットショッピングモールのMDを経て、現在は某セレクトショップの広報に。兄の颯野(その)くんは現在マインクラフトに夢中。パパにパソコン操作を習いながら腕を磨く日々。妹の椛野(かの)ちゃんはおしゃれが大好きで、毎朝ママと揉めながら服・小物・髪型のコーディネートを楽しむ女の子!

テラス棟の「テラスリビングスイート」は最大6名まで宿泊可能!

リゾナーレ熱海にはテラスタイプやビューバスルームなど10種類の部屋タイプがあり、一番小さなお部屋でも65㎡以上と、家族が十分くつろげる広さを誇ります。さらには相模湾と熱海の市街地を一望する光景は圧巻で、宮守さんファミリーが最初に客室に入ったときにも思わず感嘆の声があがったほどでした。

今回4人が滞在したのは、リゾナーレ熱海でも特に人気の「テラスリビングスイート」というお部屋。リビングルームとその先のテラスが一体となり、開放感は抜群!この絶景を眺めていると、お部屋でのティータイムでさえとても優雅に感じられ、家族の笑顔も自然と弾けます。今回は4人での滞在ですが、こちらの客室はベッドが6台あるので、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に3世代旅行、なんて楽しみ方もできそうです。

リゾナーレ熱海
リビングテーブルとベッドスペース。手前のベッド2台の奥にもう2台、それとリビングの反対側にもう2台のベッドが置いてあります。
リゾナーレ熱海の客室
客室は123㎡、さらにテラスが35㎡と抜群の広さ。ラグを引いてヨガを楽しんだり、夜はオリジナルの線香花火を楽しんだり、テラスの使い方も自由自在です。

クライミングやクラフト体験ができるアクティビティラウンジ。

チェックインして早々、颯野くんと椛野ちゃんに急かされるように4人が向かったのは「アクティビティラウンジ」。青で統一されたフロアには、伊豆七島をモチーフにしたテーブルやチェアが並び、その先の大きな窓からは見事なオーシャンビューが広がります。一番奥にありながらとりわけ目立つカラフルな壁は、高さ6.5mの巨大クライミングウォール。「親子の北壁」と名付けられ、親と子どもが一緒にクライミングに挑戦することができます。また同ラウンジ内では、熱海の海や森をイメージしたオリジナルキーホルダーやフォトフレームなどを制作する「クラフト体験」が可能。

ここでは兄の颯野くんはパパとクライミング、妹の椛野ちゃんはママとキーホルダー作りに挑戦しました!

リゾナーレ熱海のクライミングウォール
各テーブルは伊豆七島を、奥のクライミングウォールは花火をイメージしたもの。またフロアの一角にある体験型ギャラリー「NATURE WINDOW」も必見です。
リゾナーレ熱海のクライミング
男性チームはハーネスを着用してクライミングに挑戦(参加は4歳から)。手や足をかけるホールドは、よく見るとかわいらしい海の生き物がモチーフになっています。
リゾナーレ熱海でクラフト体験
女性チームはクラフト体験中。アクセサリー制作に必要なキット(500円)を購入し、色を付けてオリジナルの作品に仕上げる作業に椛野ちゃんは夢中です!
クラフト
海や花火を描いたクラフトを制作し、完成したらもちろんおみやげに持ち帰ることが可能。2歳以上が参加対象です。

「森の空中基地 くすくす」でツリーハウス&アスレチックを発見!

続いて4人が訪れたのは敷地内にある「森の空中基地 くすくす」。樹齢約350年、樹高22.5mのクスノキの上にある巨大なツリーハウスで、基本的には誰でも自由に入れますが、「ツリーハウスティータイム」というアクティビティではこちらの空間を貸切にして、お茶やおやつをいただくことも可能です。兄妹はもちろん、パパママも童心に返ってツリーハウスでの時間を堪能していました。

さらに地上9m、全長84.7mもの樹上アスレチック「森の空中散歩」や、森を散策しながらスタンプを集める「森の探検隊」など、海だけじゃない熱海の楽しみ方を教えてくれるのが「森の空中基地 くすくす」。普段都会で暮らす一家にとって、豊かな自然と触れ合う大変貴重な経験にもなったようです。

リゾナーレ熱海のツリーハウス
子どもなら誰しも憧れるツリーハウス。土台になっているホストツリーのクスノキは間近で見ると迫力満点!
樹上アスレチック施設「森の空中散歩」
樹上アスレチック施設「森の空中散歩」。ベーシックコースとステップアップコースがあり、レベルに合わせて楽しめます。
樹上アスレチック施設「森の空中散歩」を楽しむ親子
参加の前、15分ほどの安全講習で真剣な表情の颯野くん。参加できるのは、5歳以上かつ身長108㎝以上、体重130㎏以下の方のみとなっています。
森の探検隊
こちらはスタンプラリー「森の探検隊」ですべてスタンプを集め終わり、プレゼントをもらって満面の笑みの椛野ちゃん。

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家族みんなでフルーツピザづくりにトライ!

森の空中基地 くすくすでは、ランチタイムにフルーツピザづくりを体験することができます。伊豆地域は斜面の多い土地の形状に加え、気候が温暖なため柑橘類の栽培が盛ん。そうした地元の農産物をもっと知ってもらいたいという思いからアクティビティを開催しているそうで、ピザ生地の上にみかんやぶどうなどのフルーツを自らトッピングしていきます。さらに薪割りをして、たき火に薪をくべ、スタッフからサポートしてもらいながらスキレットに載せたフルーツピザを1枚1枚丁寧に焚き火で焼いていきます。一見難しそうなピザ作りや薪割りですが、颯野くんと椛野ちゃんはニコニコの笑顔で楽しんでいましたし、ピザを焼くシーンではパパが大活躍!家族がチームになってピザを作る作業もまた楽しい思い出。甘い香りを漂わせて焼き上がったフルーツピザを開放的な森の中で食べる、なんとも贅沢なランチタイムとなりました。

ピザづくり体験
子ども用サイズのかわいいエプロンをお揃いで身につけ、ピザ生地をこねこねする颯野くんと椛野ちゃん。このあとフルーツ、チーズを載せていきます。
窯で焼くピザ
薪を焚き火にしてピザを焼き上げます。難しい火力の調整もリゾナーレ熱海のスタッフがばっちりサポートしてくれるので、絶妙な焼き加減で完成しました。
家族で作ったピザを食べる
自ら作ったピザを森の中で食べると、いっそうおいしく感じられること間違いないし!(こちらの「フルーツピザづくり」は2021年は11月末で終了しました。)

パパはテレワーク、その間子どもたちはまだまだ遊びます(笑)

普段から自宅でテレワークが多いパパは、今回熱海にも一応PCを持参。滞在中、突然対応しなければならない仕事が発生してしまいましたが、リゾナーレ熱海では問題なし!本館9階に24時間利用可能な「海を見渡す絶景オフィス」というテレワーク用スペースがあり、宿泊者であれば誰でも利用することができます。Wi-Fiや電源はもちろん、コーヒーメーカーも揃い、さらにはモニターやテレビ会議用マイクなどがセットになった「パーフェクトワーケーションセット」のレンタル(有料)も可能です。

その間、ママと子どもたちは同フロアにあるキッズルームへ。カラフルなボールプールや、小さな子どもでも楽しめるクライミングウォールなど、悪天候時にも気にせず遊べるスペースになっています。

リゾナーレ熱海でテレワーク
熱海の街並みと紺碧の相模湾を見下ろしながらのテレワーク。こんな眺めのよいオフィスだったら集中力もいつもの倍以上アップ!?
リゾナーレ熱海のキッズルーム
キッズルームでも全力で遊ぶ兄妹。リゾナーレ熱海は子どもが遊べる場所がとにかく多いので、滞在中は子どもたちも終始ご機嫌な様子!

夕飯はよりどりみどりのビュッフェ、それとも本格会席料理?

リゾナーレ熱海は、食事がおいしいのも大人にとって嬉しいポイント。レストランは2カ所あり、まず紹介する「スタジオビュッフェ もぐもぐ」では、旬の食材や海の幸を中心にした和洋多彩な料理が揃います。名物の「鯵フライ リゾナーレ流」や「生シラス釜揚げ丼」など、出来立ての状態で提供してくれるライブキッチンがあり、うまく計算してお皿を取らないと気づいたらすぐお腹いっぱいになってしまう魅力的なビュッフェです(笑)。

もうひとつは「熱海舌つづみ」をテーマにした「和食ダイニング 花火」。こちらは「金目鯛のお造り」や「サザエの磯香蒸し」など海の幸を使用した料理がお品書きに並び、見た目にも美しい会席料理スタイルで提供されます。夜空を思わせる深い青と大輪の花火を表現した空間デザイン、そして熱海をイメージして開発したというオリジナルの器にも注目。家族のお祝いごとの際にも利用したくなる、素敵な雰囲気のレストランです。

リゾナーレ熱海のスタジオビュッフェもぐもぐ
海をテーマにした内装の「スタジオビュッフェ もぐもぐ」。カジュアルな雰囲気ながら、旬な食材を使ったご馳走に、家族4人大満足のディナーに!
「スタジオビュッフュ もぐもぐ」のキッズプレート
「スタジオビュッフュ もぐもぐ」では、席に着くとすぐにキッズ用のプレートが運ばれてきます(もちろん好きに取りに行くことも可能)。すぐに食べさせたい子連れの気持ちを掴んだナイスなサービス!
まぐろ
まぐろのひとつとっても「わさび×醤油」や「ごま油×塩」、「コチュジャン×マヨネーズ」など、さまざまな食べ方を提案してくれます。
「和食ダイニング 花火」
「和食ダイニング 花火」の空間デザインは、有名建築家ユニット「クライン ダイサム アーキテクツ」が手掛けたもの。
「和食ダイニング 花火」の「宝楽盛」
八寸、酢の物、お造りがまとめて提供される「宝楽盛」は、会席料理前半のハイライト。波や船をイメージして作られたオリジナルの器で熱海らしさを演出しています。

いよいよ花火タイム!2021年度は1月まで開催予定あり!

アクティビティに、食事に、リゾナーレ熱海を満喫した宮守ファミリー。いよいよ今回の旅の目的、花火鑑賞の時間に!この日行われる熱海海上花火大会は、2021年で70周年を迎える歴史ある大会で、年間10回以上開催予定があるので日程を合わせて鑑賞しやすいのがポイント。今年は緊急事態宣言の影響を受けて全国で中止になった花火大会が多い中、熱海海上花火大会は2022年1月中旬まで開催を予定しており(詳しいスケジュールはこちらを参照)、まさに夏のリベンジにはもってこい!浴衣のまま、滞在していたお部屋のテラスから花火を眺める4人。季節は秋なので少し肌寒さはありますが、まるで楽しい夏休みが戻ってきたかのような眼差しで子どもたちもじっと花火を眺めていました。

リゾナーレ熱海の花火大会
山に囲まれすり鉢状の地形をした熱海では、花火音が反響する音響効果があるため、通常の花火大会よりも迫力ある音が楽しめると言われています。
リゾナーレ熱海で花火を鑑賞する親子
花火大会のフィナーレ「大空中ナイアガラ」。打ち上げ場所となる熱海港は目と鼻の先で、まさに花火鑑賞の特等席!

リゾナーレ熱海で、この夏見られなかった花火大会が見られて、大満足の宮守ファミリーでした。今年の夏、思い出が少ないように感じているファミリーには、ぜひリゾナーレ熱海で「夏のリベンジ」を楽しんでほしいと思います。もちろん花火大会当日に泊まれなくても、子どもたちは多彩なアクティビティに大喜びですし、大人も素敵なお部屋やおいしい食事に癒され、家族全員が楽しめる旅になることは間違いありません。


(Photos by Megumi Yasumi)


星野リゾート リゾナーレ熱海

静岡県熱海市水口町2-13-1

0570-073-055(リゾナーレ予約センター)

URL:https://risonare.com/atami/

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2021.12.08

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