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子どもの趣味にカメラは必要か?3~6歳に見合う子ども用カメラの選び方
子どもの趣味をきっかけに「カメラが欲しい!」と言われたとき、どんなカメラを購入してあげますか?子どもに初めてカメラを持たせる場合、どんな機能がついているとよいのでしょう。カメラ選びのポイントについて、ママに行ったアンケートをもとにご紹介します。子どもの見ている景色をカメラを通して知ることができるかもしれませんね。
子ども用カメラは必要?
「子どもがカメラに興味を示したとき、子ども用カメラを購入してあげるべきか」ママにアンケートを行ったところ、以下の3つに意見が分かれました。
購入してあげたい
子どもにカメラを購入してあげたいと答えてくれたママは、
「子どもの好奇心を広げてあげたい」
「子どもが見ている世界をカメラを通して知ることができる気がするから」
と言います。また、
「夫婦共通でカメラが趣味のため、子どもにもカメラの楽しさを教えてあげたい」
というママもいらっしゃいました。実際に購入するカメラはおもちゃではなく、デジタルカメラを考えているようです。
子どもにカメラはまだ早い
小さい子どもにカメラを与えるのはまだ早いと答えてくれたママは、
「壊してしまいそう」
「おもちゃの感覚でいじってほしくない」
と言います。確かにカメラは貴重品のため、子どもにおもちゃのように扱ってほしくはないですよね。他にも、子ども専用ではなく家族で使っているカメラをいっしょに使わせてあげたり、携帯のカメラ機能で十分だという意見も見られました。
欲しがれば考える
子どもが欲しがったら考えると答えてくれたママは
「デジタルカメラではなく、あくまでもおもちゃとして発売してるカメラを購入してあげるかも」
と言っていました。
購入する際は、値段や子どもが簡単に使える機能を重視して考えると教えてくれました。
初めてのカメラ選び
子ども用カメラを購入してあげる際、重さや機能、デザインなど、選ぶポイントについて押さえておくと良いかもしれません。
重さ
子どもはまだ握力が弱く、重たいものを持つことに慣れていないように思います。そのため、子どもが持てるカメラの重さをポイントとして考えるママが多く見られました。
一眼レフのカメラは重量もあるので、多くのママは、軽量のデジタルカメラを選ぶようです。首から下げられる紐がついており、子どもが落とさないように工夫されているなど、持ち運びが楽なカメラだと嬉しいですね。また、もし落としてしまっても簡単に壊れないなど、多少の衝撃にも耐えられるカメラを求めているようです。
操作が簡単
子どもが使えるくらい操作方法が簡単かどうかも、ポイントとなるようです。ワンタッチで操作ができたりと、子どもでも簡単に撮影ができるようなカメラを選んであげるのがよいかもしれません。
せっかく購入したのに、子どもが使えなかったなんてことにならないよう、まずはママやパパがカメラの機能や操作方法を把握し、子どもに教えてあげることから始める必要があると思います。また、取扱方法なども教え込み、大切に扱えるようにしたいですね。
デザイン
子どもが楽しく使えるよう、色や柄などは「これが欲しい!」と子どもが選んだものを買ってあげるのもよいでしょう。
デザインで気をつけるポイントはレンズの位置。レンズの位置は中央についているものが理想のようです。確かに、レンズが左右の上についていると、子どもがカメラを持ったとき、手がかぶってうまく写真を撮ることが難しいかもしれません。
落とさないようにしっかりとカメラをつかんでも、手がかぶらないくらい余裕のあるデザインだと嬉しいですね。
年齢別におすすめなカメラ
大人が使っているカメラとは別に、今は子ども専用のカメラが商品化されています。撮影機能の他にも動画やゲームも楽しめ、さらには防水で水中で撮影をすることも可能なのだとか。カメラを趣味にするほど、興味をもつ子どもも増えているのでしょう。
そこで、年齢別におすすめなカメラをご紹介します。
3~4歳におすすめのカメラ
3~4歳の子どもが撮った写真は、ブレてしまっていたり、ぼけてしまっていてどこで何を撮ろうとしたのか全く分からないものばかりのように感じることが多いと思います。大人のマネをしてレンズを覗いてシャッターを押すことに楽しさを感じ、写真の質や完成度にはまだ興味がないのかもしれません。3~4歳の子どもは、1連の撮影ができるカメラで十分楽しんでくれると思います。
操作の簡単さや、首からぶら下げることができるなど、安心して遊べる子ども用カメラのおもちゃを購入してあげるのがよいかもしれませんね。また、動画や連続撮影のできるカメラだと、ブレやぼけを気にすることなく楽しめると思います。
5~6歳におすすめのカメラ
5~6歳の子どもが撮った写真は、ある程度狙いを定めていたり、撮りたい対象のものがはっきりとしているように感じます。5~6歳の子どもは、カメラの機能として画質にこだわったり、防水機能でどこでも撮影ができるようなカメラを選んであげるのがよいかもしれません。
「綺麗にカメラの枠内に収めることができるようになったら、デジタルカメラを購入してあげようと思っている」というママもいらっしゃいました。
子どもが喜ぶ写真の使い道
子どもの撮った写真をどのように使用しているのか、子どもが喜ぶ写真の使用方法をお聞きしました。
年賀状
綺麗に撮れた景色や、家族の写真を年賀状に使用してあげたところ、とても喜んでくれたと言います。年賀状に子どもの撮った写真だと書いてあげると、なおさら喜んでくれるかもしれませんね。
アルバムにまとめる
子どもの撮った写真のうち、よく撮れているものや思い出のある写真をアルバムにまとめているママも見られました。子どもが大きくなったときに見返すことができるようにしてあげると、何度見ても楽しむことができるように思います。誕生日にサプライズで、アルバムをあげるのも素敵かもしれません。
子どもが楽しめる子ども用カメラ選びを
普段子どもが撮る写真はママからしてみると「なんでこれを撮ったの?」とびっくりするものばかりで、大人とは違ったものの捉え方に驚きの連続です。子どもの視線からでしか見つけることのできない景色や、子どもの感情をカメラを通して発見できるのも、子どもがカメラを持ったときの楽しさかもしれません。
子どもがカメラに興味を示し、趣味のように夢中になり始めたとき、「まだ早い」と否定するのではなく、家族のカメラを少し触らせてあげたり、子ども用に購入してあげたりなど、自由に写真を撮らせてあげてみてはいかがでしょう。カメラを通して知ることのできる子どもの世界や感情を、プリントしたときに見ることは、ママにとっても楽しみになるかもしれませんね。