新学期を気持ちよくむかえよう!生活習慣が身につく絵本12選

新学期を気持ちよくむかえよう!生活習慣が身につく絵本12選

2021.08.30

夏休みもあっという間に終わり、気がつけば新学期。お休みの間に乱れがちになった生活習慣をきちんと整えたいですね。今回は、着替えから歯みがき、トイレなど基本的な生活習慣から、お片付け、挨拶、返事といった日々の生活に大切なことまで、子どもが親しみやすいストーリーで生活習慣が身につく絵本12選をご紹介します。

基本となる習慣を楽しく身につけよう

生活習慣がなかなか身につかなかったり、子どもが嫌がって困った経験がある方も少なくないかもしれません。絵本で楽しく生活習慣の基本や流れを学びましょう。


ふわふわうさちゃん

ふわふわのうさちゃんと楽しい一日をいっしょにすごすことができる、パペットしかけ絵本。

やさしい動きをするうさちゃんに子どもたちも夢中になること間違いなしです。文章は少なく、子どもが覚えてしまうほどのボリューム。おやすみ前の読み聞かせにぴったりな絵本です。


はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!

赤い歯ブラシが列車になったかわいい表紙に、思わず手に取ってしまう方も多そうなこちらの作品。歯みがき嫌いな子どもにぜひ読んでほしい一冊です。

やわらかなタッチと子どもがわかりやすい大きなイラストは、歯みがきの気持ちよさがとてもよく伝わり、どんな子も口をあーんと開けてしまいそう。ママやパパの味方になってくれる絵本です。


おきがえでんしゃ

いろいろな動物たちと電車に乗っているあいだにお着替えができてしまう、子どもの大好きなものがたくさんつまった絵本です。

シンプルな文章で構成されているため、抑揚をつけて読み聞かせやすいのもポイント。着替えを嫌がる子どもも毎日すすんでどの洋服を着ようか選んでくれるかもしれません。


おふろにいれて

貼り絵の手法を用いて生み出したシンプルながらも独創的な絵本が、多くの親子に大人気のせなけいこさんの作品。

子どもたちが大好きなおばけと動物たちが登場し、ユーモアあふれるかわいいストーリーです。子どもの夢がふくらむ内容で、お風呂が好きな子もそうでない子も、お気に入りの一冊になるのではないでしょうか。


どうすればいいのかな?

自分でやりたいという意欲が出てきた子どもにぴったりな一冊。

くまくんが自分で洋服を着ようと奮闘する姿が描かれています。シャツは着るもの、パンツははくもの、帽子はかぶるもの、靴ははくもの。着替えの基本を楽しく声に出しながら身につけることができ、くまくんのユーモラスな動きとくすっと笑えるかわいらしい表情がたっぷり味わえる絵本です。

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生活をより快適にしよう

保育園や幼稚園など、友だちといっしょにすごす環境で、基本的な生活習慣と同じくらい大切にしたいことがあります。そういった、生活をより快適にする習慣が自然とできるように応援してくれる絵本を集めました。


あいさつって たのしい

「おはよう」「いただきます」「ありがとう」「ごめんなさい」……あいさつは、自分も相手も明るい気持ちにさせてくれる、素敵な習慣です。

あいさつをするたびに仲間が増えて、あいさつをするたびに心が通じる。そんな、新学期に欠かせない習慣の大切さを楽しく描いた、大人にも読んでほしい一冊です。


おもちゃの かたづけ できるかな

この絵本は、全部おもちゃ箱に入れて終わりというような、単なるお片づけの絵本ではありません。きちんと仲間に分類して、あるべきところに収納するという実践的なメソッドまで盛り込んだ内容で、自然とお片づけを学ぶことができるようになっています。

子どもとしっかりコミュニケーションをとりながら、大切なものをお片づけできる力を楽しく養えるとよいですね。


パンツのはきかた

パンツのはきかたをユーモラスに描いたこちらの絵本。楽しく教えてくれるのは、愛らしいピンクのこぶたちゃんです。自分でパンツをはいたものの、前後ろが逆だったり裏表が逆だったり……といった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

内容はとてもシンプルですが、ひとりでパンツをはけるようになると、こんなにもすがすがしく気持ちいいものだということを子どもに伝えるのにぴったりな一冊です。


おやすみ、ぼく

文章とイラストのどちらもとても美しい、おやすみ前の一冊におすすめしたい作品。

今日一日の「ありがとう」と「あしたもよろしくね」の気持ちが込められたひとつひとつの文章にやさしさを感じられ、読むと子どもを抱きしめたくなるという読者もいるほど。自分自身に、そして周りの人にも感謝をもって一日をすごすことの大切さを伝えられそうです。


かしてあげたいな

貸してあげたいという主人公の男の子の気持ちから、やさしさがたっぷり感じられる一冊。

友だちに自分のものを貸してあげることは小さい子どもにとって難しいこともあるでしょう。日々の生活の中で、これは「なんのために」、そして「誰のために」貸してあげるのか、想像力をはたらかせながらすごすことができると、貸してあげることの意味を実感できるかもしれません。

保護者のサポートも大切に

子どもの生活習慣を整えるためには、保護者からの声かけも重要になってくるかもしれません。保護者にとっても学びになる絵本をご紹介します。


おでかけのまえに

ピクニックに出かける前の小さな女の子を描いた絵本。

忙しく準備をする両親のお手伝いをしようと奮闘するあやこ。そんな一生懸命なあやこに反してお手伝いはことごとく失敗します。この絵本で特に胸に響くのは、そんな状態を目の前にしても、あたたかいまなざしであやこを見守るお父さんとお母さん。子どもの懸命な姿をありのままに受け入れ、そっとサポートできるような親でありたいと誰もが思うのではないでしょうか。


おやくそくえほん はじめての「よのなかルールブック」

花まる学習会代表の高濱正伸先生が、小学校入学前後に身につけたい42の習慣を「おやくそく」 として紹介する、こちらの絵本。

できたことにチェックを付ける「おやくそくリスト」で、子どもと確認しながら読み進めることができます。そうすることで子どもの自信を引き出すことにもつながるのではないでしょうか。親も子どもといっしょに成長できる一冊です。


<執筆>KIDSNA編集部


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2021.08.30

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