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新学期、いつも以上にがんばる子どもへ。背中を押す絵本8選
入園・入学・進級と環境が変化したことにより、この季節の子どもたちはいつにも増してがんばっているはずです。そんながんばる子どもたちを少しでも応援してあげたい。今回は、新たな環境でがんばったり、挑戦する子どもの背中を押す絵本をご紹介します。
最初の一歩をふみ出すきっかけになる絵本
新しいことを始めるとき、最初の一歩がなかなかふみ出せない……大人でもそんな経験があるのではないでしょうか。けれど、最初の一歩さえふみ出すことさえできれば、あとは意外とうまくいくかもしれません。
ありこちゃんのおてつだい
お手伝いが大好きなアリのありこちゃんは、お姉さんたちに頼まれ、生まれて初めて外の世界へ。アブラムシの蜜を求めるありこちゃんの奮闘は、新しい環境に飛び出す子ども自身のエールになるかもしれません。
キャッチーなイラストで描かれながらも、きちんとアリの生態を学ぶことのできる一冊です。
はじめてのおつかい
はじめてのおつかいに挑戦する5歳のみいちゃん。大人にとっては日常でも、子どもにとっては大冒険かもしれない、初めての経験。子どものドキドキする気持ちが鮮やかに描かれます。
細部まで描き込まれたこの絵本からは、いろいろなサイドストーリーを探す楽しさも。
リンドバーグ: 空飛ぶネズミの大冒険
ドイツで人間の図書館で本を読みふけっていた、知りたがり屋の小さなねずみ。仲間のねずみたちが「ばね式ネズミとり」の犠牲になったことを知り、大西洋を飛び新天地を目指す決意をします。
本から得た知識を元に飛行機を作り、ねずみが向かった先の世界とは?繊細な描写に、いっしょに読んでいる大人も心惹かれることでしょう。
いろいろおしたく
早起きが苦手な子どもや、園に通うときに悲しくなってしまう子どもにとっては、毎朝のおしたくがチャレンジです。起きてからお出かけする間のおしたくは意外とたくさんありますよね。お着換えをして、朝ごはんを食べて、歯磨きをして、お手洗いに行って……。
主人公のはなちゃんのおしたくを可愛らしく描く絵本のページをめくりながら、朝のおしたくをしてみては?
ポジティブになれる絵本
挑戦した数が多ければ多いほど、時には失敗したり、くじけたりすることだってあるでしょう。そんなとき、前を向く勇気をくれるお話をご紹介。
あなたの すてきな ところはね
慌ただしく過ぎ去っていく毎日。子どもが大きくなるにつれて、あれもこれもがんばってほしい……と欲張ってはいないでしょうか。
子どもには「自分を好きになる言葉のお守り」を贈る一方で、私たち保護者には、瑞々しい言葉でたくさんの「子どもの素敵なところ」を思い返させてくれる一冊です。
こんとあき
主人公のあきと、きつねのぬいぐるみのこんは、おばあちゃんの家に向かう冒険に出ます。次々と大変な目に遭遇しても「だいじょうぶ」と、頼もしいこん。前向きなこんが困難に立ち向かう姿は、あきに勇気を与えます。
大切な存在のために何ができるだろう?優しいタッチで支えてくれる存在の尊さを説きます。
うまくいかないときに読みたい絵本
がんばっているのになんだかうまくいかない……そんなこともありますよね。視点の切り替え方のヒントが詰まった絵本を読んでみては?
ねこのピート だいすきなしろいくつ
白くて新しいくつを履いておでかけをした猫のピート。「しろいくつ、さいこう!」とご機嫌で歩いていましたが、いちごの山を登るとくつは真っ赤に。ポジティブなねこ、ピートは何と言ったでしょう?
何があっても前に進む勇気をくれる、シンプルだけど力強い絵本です。
ころべばいいのに
新学期を迎えた春は、人間関係も大きく変わるとき。自分と会わない人がいて、イライラしたりモヤモヤしたときはどうすればよいでしょう?
ヨシタケシンスケ氏の発想えほん第4弾では、嫌な対象に対峙するのではなく、少しだけ視点を変えてみることを提案します。きっとこの絵本は、自分との向き合い方を教えてくれるはず。
<執筆>KIDSNA編集部
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