臨月での仕事がつらいとき。乗り越え方と役立つアイテムとは

臨月での仕事がつらいとき。乗り越え方と役立つアイテムとは

2019.01.31

臨月まで仕事を続けるとき、ママたちはどのような場面でつらいと感じるのでしょうか。今回の記事では、妊娠中の仕事できついと感じた具体的なシーンと乗り越え方、職場で役立ったアイテムについてママたちの体験談を交えてご紹介します。

臨月での仕事できついと感じたこと

妊娠中も仕事を続けるママもいるなかで、臨月まで働くとなると体調の変化や陣痛の可能性などが気になる場合もあるかもしれません。そこで、臨月に仕事をしていたママたちが、実際にきついと感じたポイントについて聞いてみました。


同じ体勢での作業

「臨月を迎える頃、体重が妊娠前より10kg以上も増えていました。そのためか仕事で立っていると疲れやすく、座っていてもお腹がきついと感じていました」(20代ママ)

臨月では特に、長時間立ったり座ったりと同じ姿勢でいたときに疲れを感じたというママの声がありました。


睡眠不足

寝室
iStock.com/littleny

「臨月のときは、とにかく胎動が気になって眠れないと感じることが多かったです。浅い眠りのまま朝を迎えることもあり、睡眠不足で仕事に行くのはきついと思いました」(30代ママ)

「出産に対する不安からか、臨月のときはぐっすり眠れなくてつらいと感じました。なかなか疲れが取れず、仕事中に気分が落ち込むこともありました」(20代ママ)

睡眠時間をしっかりとれずにいると、体調だけでなく気持ちの面でもつらいと感じたママもいるようです。他にも臨月に眠れない理由として、お腹が大きくて寝返りが打ちにくいことや腰痛がつらいといった意見が聞かれました。

つらいと感じたときの乗り越え方

臨月まで働いていたママたちは、仕事がつらいと感じたときにどのように乗り越えていたのでしょうか。


早めに周りに相談する

「無理に全ての仕事を引き受けようとせず、体調面で不安を感じたときには周りにお願いすることも心がけました。コミュニケーションが増えたことで、フォローしてくれる場面も増えてとてもありがたかったです」(20代ママ)

「臨月まで働く予定だったのですが、体調が思ったよりよくないと感じたため、上司に対して産休のタイミングを早めることができないか相談しました」(30代ママ)

責任感を持って働きたいと考えて無理をしてしまうと、体調を崩してかえって周りが心配する場合もあるかもしれません。妊娠中の体調は周りからは判断しにくい場合も考え、体調に不安を感じたら早めに相談できるとよさそうです。


通勤時間やルートを変える

つり革
iStock.com/sal73it

「臨月のときはあまり眠れないことが多く、今までと同じ出勤時間ではつらいと感じることがありました。私の会社はフレックスタイム制を取り入れていたので、出勤時間を遅らせてもらいました」(30代ママ)

「お腹が大きくなるにつれて、できるだけ人混みを避けたいと感じるようになったので、通気電車も人の多い路線は避けるようにしました。ルートを変えたことで少し遠回りにはなりましたが、結果として席にゆっくり座って移動できるようになりました」(30代ママ)

通勤にかかる時間が長くなる場合でも、快適に移動できるルートを検討したというママの声が聞かれました。朝仕事に行くのがきついと感じたときは、通勤する時間や移動のルートを見直してみるのもひとつの方法かもしれません。


こまめに休憩する

「デスクワークの仕事をしていたのですが、長時間座ったままたと腰痛が気になることがありました。つらいと感じる前にときどき立ち上がったり歩いたりして、体を休められるよう楽な体勢を取っていました」(30代ママ)

臨月の時期は、疲れを感じる前にこまめに休憩することも大切になってくるのではないでしょうか。他にも、休憩時間を他のスタッフとずらしてもらい、軽く仮眠を取ったというママの声がありました。

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臨月の仕事で役に立ったアイテム

仕事を続けるなかで、用意しておくと便利だったと感じたアイテムについて聞いてみました。


クッション 

「デスクワークでの腰痛対策として、座るときに骨盤をサポートしてくれるというクッションを購入しました。長時間座っていても疲れにくいように感じ、休憩中に仮眠をとりたいときに枕として使うこともありました」(30代ママ)

デスクワークを行う場合は、楽な姿勢で仕事ができるよう座席や背もたれなどにクッションを置いてはいかがでしょうか。お尻をすっぽりと包み込むようなデザインのクッションを使っていたママからは、安定感と保温性を感じて快適だったとの声が聞かれました。


温かい飲み物

「仕事のときは体を冷やさないように、保温性の高いマグカップを持参して温かい飲み物を摂るようにしていました。ルイボスティーや白湯を飲むことが多かったです」(20代ママ)

温かい飲み物を飲むと気分が安らいだという声もあり、妊娠中のリラックス方法として取り入れているママもいるようです。夏に臨月を迎えたママからは、常温の水や麦茶よく飲んでいたという声も聞かれました。


室内履き

「座っていると足の浮腫みが気になったので、オフィスで使う専用のサンダルを用意して履き変えていました。冬は足元から暖められるように、内側がボア素材の室内履きを持っていくこともありました」(30代ママ)

臨月の期間をより快適にすごせるように、衣類だけでなく履物にも工夫してみてはいかがでしょうか。快適さや動きやすさなどを考慮して、会社で使う室内履きを選べるとよいかもしれません。

臨月の期間を快適にすごそう

パパと妊婦ママ
iStock.com/Yagi-Studio

臨月での仕事がつらいと感じるシーンは、体調の変化や勤務時間などママによってさまざまなようです。きついと感じたときは無理をせず、残り少ないマタニティ期間を快適にすごしながら仕事ができるよいですね。

2019.01.31

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