こちらの記事も読まれています
産休前日までの仕事の進め方。つらいときのモチベーションの保ち方
産休前日まで仕事を続けることをつらいと感じたとき、モチベーションを保つ方法や仕事との向きあい方が気になるママもいるようです。今回の記事では、産休前の仕事の進め方や気持ちの切り替え方、職場復帰に向けて意識したことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
産休前日まで仕事するとき
妊娠後期になり、産休に入る時期が近づくと体調や仕事へのモチベーションに変化を感じるというママもいるようです。産休前日までの期間、仕事についてママたちはどのような気持ちを感じていたのか聞きました。
「妊娠中に気分が落ち込むときもあり、産休に入るまで仕事ができるか不安を感じました。きちんと働きたいけど体を休めたいときなど、妊娠と仕事とのバランスについてどうしたらよいか考えることもありました」(20代ママ)
「妊娠後期にお腹の張りを感じることがあり、通勤電車など移動の時間がつらいと思うことがありました。気分がすぐれないときに、どのようにして仕事のモチベーションを上げたらよいかが気になりました」(30代ママ)
産休に向けて出産が心待ちにしている反面、仕事との両立をつらいと感じたという声も聞かれました。思うようにいかないシーンもあるなか、実際にママたちはどのように仕事と向きあっていたのでしょうか。
産休前の仕事の進め方
産休に向けて、どのように仕事を進めていたか聞いてみました。
仕事の調整
「お腹が大きくなるにつれて、妊娠初期や中期はできていた仕事が少しつらいと感じることがありました。産休に向けて徐々に仕事量を調整していき、周りにフォローしてもらう場面ではきちんと感謝を伝えることを意識しました」(20代ママ)
産休前の仕事について、仕事内容の調整や周囲に協力をお願いする場面があったというママの声が聞かれました。仕事の調整をするときは、早めの相談や相手への配慮など、職場の方と普段からしっかりコミュニケーションを取ることも大切かもしれません。
引継ぎ
「産休前日まで働く予定でしたが、余裕を持って引継ぎを済ませられるようにマニュアルを早めに作りました。引き継いだスタッフも、私が産休に入る前に気になるところを確認できたようでスムーズに取りかかれたようでした」(20代ママ)
仕事の引継ぎに関して、月間スケジュールを立ててやることをリストアップしていたというママの声もありました。スムーズな引継ぎのためにも、必要な準備は早めに進められるとよいかもしれません。
職場への挨拶
「同じ部署の方には安定期に入った時点でいつから産休に入るか伝えていましたが、産休に入る前日に改めて挨拶をしました。他の部署や取引先のお世話になった方にも、余裕を持って挨拶を済ませるよう意識しました」(20代ママ)
お世話になった会社の方への挨拶は、産休に入る前に余裕をもってきちんと済ませておけるとよさそうです。職場に先輩ママがいる場合に、挨拶する範囲や菓子折りを渡すタイミングについて相談したというママの声も聞かれました。
仕事がつらいと感じたときの対処法
仕事がつらいと感じたとき、ママたちはどのようにしてモチベーションを保っていたのでしょうか。
友人や家族と話す
「体調がつらくて仕事へのモチベーションが上がらず、周りにも申し訳ないと思ってしまうことがありました。職場の同僚に不安や今の心境を話したところ『いつも本当にがんばってるよね』と声をかけてくれて気持ちが楽になり、もう少しがんばろうと思いました」(30代ママ)
親しい友人や家族に話を聞いてもらうだけでも、気分が落ちついたというママの声がありました。他には、産休前まで働いていた経験のあるママと話すことで、共感してもらうだけでなくこの時期のすごし方のアドバイスをもらったことでモチベーションを保つことにつながったというママの声もありました。
自分へのご褒美を用意する
「妊娠中に仕事帰りに会社の近くにあるカフェへ行き、好きなドリンクを注文することを自分へのご褒美にしていました。仕事が終わってからの楽しみがあると思うと、モチベーションにもつながりました」(20代ママ)
他にも産休に入る日にレストランを予約し、夫婦で食事を楽しんだというママの声もありました。妊娠中も仕事をがんばった自分へのご褒美として、行ってみたいお店や欲しいアイテムなどを一度リストアップしてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんを迎える準備をする
「仕事との両立がつらいと感じたときは、休日にベビーグッズの買い物などに行き産後の準備を進めるようにました。もうすぐ赤ちゃんが生まれるということを改めて感じるとともに、私のなかでひとつの区切りとして仕事も最後までやりきろうというモチベーションにつながりました」(20代ママ)
これから生まれる赤ちゃんのためのグッズを準備したり、体調を整えたりすることで前向きな気分になれたというママの声がありました。気分を切り替える方法を用意しておくことで、産休まで仕事を続ける上でのモチベーションが維持しやすくなるかもしれません。
職場復帰のために意識したこと
産休に入る前から、育休後の職場復帰を視野に入れて動いていたママもいるようです。実際に、スムーズな職場復帰のためにどのようなことをしていたのか聞いてみました。
制度について把握する
「時短制度や在宅勤務など、復帰後の働き方に対してどのようなケースがあるかを確認しました。制度を利用したいときに必要な手続きがあるかなど、気になる点については産休前に担当者にしっかり聞いておくように意識しました」(30代ママ)
産休後に職場復帰をするときの働き方について、きちんと確認しておくよう意識していたママもいるようです。産休後の育休期間や復帰後の仕事のスケジュールなど、勤務先がどのような制度になっているか事前に確認しておけると安心なのではないでしょうか。
こまめに情報共有する
「産休中も引継ぎや復帰に関することで会社と連絡が取れるようにしておきました。ときどき同僚とも連絡を取りあって、会社での近況や仕事内容などを聞いて復帰後のことをイメージしていました」(30代ママ)
職場に復帰する前に上司と連絡を取り、自分がどのような仕事ができそうか会社の情報を把握しておくママもいるようです。他にも、自分と同じように産休から職場復帰したママから、仕事と子育ての両立の仕方についてアドバイスをもらったという声も聞かれました。
新たなスキルを磨く
「産後は産休前と同じように時間は使えないからこそ、新しい部署での仕事に挑戦するチャンスかもしれないと考えました。そこで、必要になりそうなスキルを勉強しておこうと意識しました」(30代ママ)
職場復帰で産休前とは働き方が変わることに対して、新しい仕事で力を発揮するチャンスと捉えたママもいるようです。スキルアップや時間管理について前向きに考えることで、自分にあった働き方が見つかるきっかけになるかもしれません。
自分にあったペースで仕事と向きあおう
産休前日まで仕事を続けるママからは、つらいと感じたときにモチベーションを上げる方法をいくつか用意しておいたという声も聞かれました。安心して出産に臨むためにも、どのように仕事と向きあいたいか考えることも大切になってくるかもしれません。
産休までは無理のないペースで、自分にあった働き方を考えられるとよいですね。