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赤ちゃんの指しゃぶりに対する悩み。対策や工夫できることは
赤ちゃんの指しゃぶりにはさまざまな悩みがあるようです。月齢や年齢に応じて、ママたちはいろいろな工夫をして対応しているようです。指しゃぶりに対する悩みや卒業に向けた対策、工夫についてご紹介します。
赤ちゃんが指しゃぶりするのはいつからいつまで
お腹が空いたときや眠いときなど、それぞれの赤ちゃんによって指しゃぶりをするシーンはさまざまなようです。ほかにも、ぐずっているときや疲れているときなど、ママやパパに甘えたいタイミングで指しゃぶりをする子もいるでしょう。
いつから指しゃぶりが始まったかをママたちに聞くと、生後2カ月くらいから始まった子もいれば、2歳や3歳になって初めて指しゃぶりが始まったという子もいるようです。
また、いつまで指しゃぶりをしていたかについても、それぞれの子どもによってさまざまで、長いときは6歳くらいまで続けていたというママの声もありました。
月齢や年齢別にみる指しゃぶり
赤ちゃんの指しゃぶりについて、月齢や年齢別にみていきましょう。
生後2~3カ月
生後2カ月や3カ月の頃から指しゃぶりをするようになる赤ちゃんもいるでしょう。指しゃぶりをするしぐさはかわいらしい半面、いつまで続くのかや、どのようなことを気にすればよいか知りたいというママの声もありました。
頻繁に指しゃぶりをする場合は、よだれで手がべたべたすることもあるかもしれません。そのような場合は、こまめに拭いて手を清潔にするよう心がけるとよいかもしれません。
また、顔や口に傷ができないように爪を整えて、手に握ったものを間違って口に入れないよう、赤ちゃんの近くに物を置かないようにすることも大切なようです。
赤ちゃんが指しゃぶりをすることで母乳が足りているか心配なときは、助産師さんや保健師さんに相談することも考えましょう。
1歳
1歳児の指しゃぶりは、お腹が空いたときや眠いときだけでなく、テレビをみているときやママが家事をしているときにすることもあるようです。
1歳のタイミングで指しゃぶりからの卒業を考えている場合は、おもちゃで誘って違うところに目を向けるように工夫したり、ママやパパとのスキンシップを多くしたりしながら子どもにあった方法を試してみるとよいでしょう。
2歳
2歳頃の指しゃぶりは、ママが家事などをしていて一人で暇になったときや、寝る前などにすることもあるようです。
また、断乳や卒乳をするタイミングと指しゃぶりを始める時期が重なったという声も聞かれました。断乳や卒乳を2歳でした場合は、口寂しいのかなと不安になるママもいるようです。
指しゃぶりで指にタコができてしまったり、いろいろなものを触った手で指しゃぶりをするため衛生面が気になったりすることもあるでしょう。
2歳になるとママやパパとある程度の意思疎通ができるようになるため、子どものペースを見ながら前向きな声かけでサポートできるとよいかもしれません。
3歳
3歳の子どもが指しゃぶりをする理由について、家庭環境の変化をあげているママたちがいました。
たとえば、上の子が3歳になったタイミングで、2人目を出産、妊娠する場合は、上の子が赤ちゃん返りをして指しゃぶりをする場合もあるようです。2人目の赤ちゃんにつきっきりになり、以前より上の子と関わる時間が減ったり、ママが2人目の赤ちゃんに授乳している様子を見て授乳していたころを思い出して寂しさから指しゃぶりが始まるということもあるようです。
自然と指しゃぶりを卒業できるよう、絵本などを見せながら、なぜ指しゃぶりがよくないかを言葉で伝えたり、手を握って抱きしめたりしてスキンシップを増やしてみてもよいかもしれません。
ゆっくり子どもの気持ちに寄り添いながら、対応することが大切のようです。
4歳以降
4歳頃になると、幼稚園に入園する子もおり、園でも指しゃぶりしているか気になるといったママの声もありました。なかには、小学校に入る前までには卒業させたいと思っている方もいるでしょう。
強く注意してしまうことで、子どもが指しゃぶりに執着してしまうのが心配と考えるママもいるようです。
しっかりと子どもと向き合いながら親子で卒業を目指していけるとよいかもしれません。
指しゃぶり対策で意識や工夫したこと
指しゃぶりの対策として、ママたちはどのようなことを意識しているのでしょうか。
おおらかな気持ちをもつ
指しゃぶりについて強く指摘しないよう、見守る姿勢をもったというママの声がありました。卒業することを焦るのではなく、穏やかな気持ちで受け止め、指しゃぶりの原因を考えてみましょう。
また、ほかのことに意識が向くよう促すことも大切かもしれません。指しゃぶりをしようとすると、さりげなく手をつないだり、いっしょに遊んだりすると、子どもとのスキンシップにもなってよさそうです。
グッズを利用する
指しゃぶりの卒業をサポートするグッズを使用したというママもいるようです。
指しゃぶり防止専用のマニキュアは、なめると苦いため、すぐに卒業できたという声もありました。そのほかにも、ばんそうこうを貼ったり、手袋や指サックを利用するのもよいかもしれません。子どもが好きなキャラクターの柄の生地や自分で選んだ布を使って、手袋を手作りすると、子どもも喜びそうです。
親子のペースで指しゃぶりを卒業しよう
指しゃぶりに対して、ママたちはいろいろな原因を考えながら、月齢や年齢に応じてさまざまな工夫をしているようです。
卒業する際は、声かけやスキンシップはもちろん、子どもの様子をおおらかな気持ちで見守りながら、焦ることなく対応していきましょう。ほかにも、ばんそうこうや指しゃぶり対策グッズなど、便利なグッズを利用しながら上手に卒業へ導けるとよいですね。