指しゃぶりはいつ、どうやって卒業する?ママたちが工夫したこと

指しゃぶりはいつ、どうやって卒業する?ママたちが工夫したこと

ママたちはどんなグッズを使ったか

2019.02.12

子どもの指しゃぶりについて、いつ、どうやってやめさせるのか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、ママたちがいつごろ指しゃぶりの卒業を考え、どんな工夫をしたのか、指しゃぶり卒業のためにどんなグッズを使ったかなど、体験談をもとに紹介します。

指しゃぶりの卒業を考えたのはいつごろ?

指しゃぶりは赤ちゃんのかわいらしい仕草のうちの一つですが、子どもが成長するにつれて卒業を意識しはじめるママもいるかもしれません。ママたちは、いつごろ指しゃぶりを卒業を考えたのでしょうか。


0歳~1歳

「8ヶ月くらいから1歳半くらいまで、ときどき指しゃぶりしているのを見かけましたが、その都度くせにならないように意識して、やめさせるようにしていました」(30代ママ)

「1歳ぐらいの頃から、指しゃぶりの卒業を考え始めました。歯がかゆそうだったり、口の中が気になっていそうだったりなど理由がわかるとき以外は、さりげなく口から手を離してやめさせるようにしていました」(30代ママ)

8ヶ月頃から指しゃぶりの卒業を意識し始めて、さりげなく口元から手を遠ざけるようにしていたというママの声がありました。


2歳~3歳

指しゃぶりしている男の子
iStock.com/violet-blue

「2歳半のとき、私が下の子を妊娠した頃に指しゃぶりをするようになりました。いろいろなものに興味を持って触るなど、手を使って遊ぶことも増えたので、やめさせることを考えました」(30代ママ)

「2歳になってから言葉もよく通じるようになってきたので、やめさせることができるかもしれないと思うようになりました」(30代ママ)

2歳を過ぎて、子どもの成長を感じるようになったのがきっかけで指しゃぶりを卒業させたいと思ったママがいるようです。


4歳以降

「幼稚園に入り、指しゃぶりをしているお友だちが他にいなくて気になるようになりました」(40代ママ)

「4歳を過ぎたころ、歯並びが気になったのでやめさせようと思いました」(40代ママ)

幼稚園に通い始めると他に指しゃぶりをしているお友だちがいなかったことで、卒業させようと思ったというママの声がありました。

指しゃぶりの卒業に向けて工夫したこと

ママたちが指しゃぶりの卒業を考えた時期やきっかけはさまざまあるようです。実際に、指しゃぶりの卒業に向けてどのような工夫をしていたのか、ママたちに聞いてみました。


ほかのことで気をそらす

「積み木やおままごとなど、なるべく両手を使う遊びを取り入れていました」(30代ママ)

指しゃぶりしてしまう手を、遊びで使うことにより気をそらしたというママの声がありました。積み木やおままごとのほかにも、手遊びなどコミュニケーションを取りながら遊ぶのも、指しゃぶりから気をそらすことができるかもしれませんね。


言葉をかける

「『指がべとべとになっちゃうよ』『寂しくなっちゃうのかな?』と声をかけ自分から指しゃぶりをやめるように促しました」(30代ママ)

指しゃぶりを見かけたときに、怒るのではなく、指しゃぶりをやめたくなるような声をかけたというママもいました。


手をつなぐ

手をつないでいる赤ちゃん
iStock.com/Liudmila_Fadzeyeva

「寝るときに指しゃぶりすることが多かったので、手をつないで寝るようにしていました」(40代ママ)

手をつなぐことで子どもが指しゃぶりをしないようにしたママもいるようです。手をつなぐことが習慣になると、自然と夜寝るときの指しゃぶりから卒業できることもあるかもしれません。


絵本をよむ

「指しゃぶりを題材にした絵本をいっしょに読んで、意識を高めるきっかけを作りました」(40代ママ)

指しゃぶりの卒業がテーマになっている絵本を読んで、卒業への意識を高めたというママの声がありました。子どもにとって親しみのある絵本を使ってみるのも一つの方法かもしれませんね。

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指しゃぶり卒業のために使ったグッズ

ママたちは、指しゃぶりの卒業に向けた工夫の他にも、グッズを使って対応していたようです。ママたちに実際に使ったグッズを聞いてみました。


指しゃぶり防止用マニキュア


「うちの子は、なめると苦い、指しゃぶり防止専用のマニキュアを塗って卒業しました。4回ほどで卒業したのですが、塗るのをいやがるときは子どもが寝ている間に塗ることがありました」(30代ママ)

指しゃぶり防止専用の、苦い味がするマニキュアを使ったというママの声がありました。塗るタイミングなどは、子どもによって工夫が必要かもしれません。


ばんそうこう

「好きなキャラクターのばんそうこうをいっしょに選んで、しゃぶってしまう指に貼るようにしました」(40代ママ)

好きなキャラクターのばんそうこうを指に貼ることによって、指しゃぶりを防ぐようにしたママもいるようです。お気に入りのキャラクターだったら、指しゃぶりでばんそうこうが汚れてしまうのをもったいなく感じるかもしれませんね。


手袋や指サック

「指しゃぶり防止専用の手袋を買って、手にはめました。手袋をしていることで意識づけにもなりました」(40代ママ)

「子どもの好きな柄の布を使って、指サックを手作りしてあげて、親指にはめました。いっしょに選んだ布なので子どもも気に入っていました」(30代ママ)

指しゃぶり防止専用の手袋を購入して利用したというママの声がありました。子どもの好きな柄など好みの指しゃぶり防止グッズを用意すれば、子どもが進んで身につけることにつながるかもしれませんね。


指しゃぶり専用の矯正器

「シリコンゴム製の指しゃぶり専用矯正器を使いました。外しにくくなっていて、指の吸い心地が変わる仕組みになっていました」(30代ママ)


指の吸い心地が変わる、シリコンゴム製の指しゃぶり矯正器を利用したママもいるようです。いくつか種類があるので、子どもにあったものを選べるとよいですね。

指しゃぶりは親子のペースで卒業を

ママと女の子
iStock.com/polkadot

ママたちは指しゃぶり卒業のために、さまざまな工夫をしていました。絵本を読んだり、子どもの好きなキャラクターのばんそうこうを使うなど、子どもが好きなことからヒントを得て卒業につなげようとしているママもいました。

子どもに合ったやり方を見つけて、それぞれの親子のペースで卒業を目指せるとよいですね。

指しゃぶりはいつからいつまで?子どもが指しゃぶりをするシーン

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