こちらの記事も読まれています
5歳なのに指しゃぶりがやめられない。ママたちが抱える悩みと卒業するために工夫したこと
指しゃぶりの原因、やめさせ方は?
子どもが5歳になっても指しゃぶりを続けていたり、寝るときに指しゃぶりをしたりする場合、どのようにしたら指しゃぶりを卒業できるのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、5歳の子どもの指しゃぶりのやめさせ方や工夫、原因などをママたちの体験談とともにご紹介します。
5歳の子どもの指しゃぶりの悩み
子どもが5歳で指しゃぶりをしていると心配になるママもいるかもしれません。ママたちは子どもの指しゃぶりのどのようなことに悩んでいるのでしょうか。
「子どもが入園してからも指しゃぶりを続けているので困っています。家では昼間も指しゃぶりしている時間が多いので、園でもしているのか気になります」(5歳女の子のママ)
「うちの子は今まで指しゃぶりをしたことはなかったのですが、5歳から急に指しゃぶりを始めました。生活環境は特に変わっていないので何か不安なことがあるのかなと考え、子どもの様子を注意深く見るようにしています」(5歳男の子のママ)
「赤ちゃんの頃から指しゃぶりをしていて、5歳になった今も続けています。今は指しゃぶりをしていても、小学校に入る前には卒業してほしいと考えているのですが、どのように対応したらよいかも分からず、子どももなかなかやめられないようで心配です」(5歳男の子のママ)
「子どもが指しゃぶりをしすぎて指だこができたり、傷ができて絆創膏を貼らなければいけなかったり、また、その傷が治りにくかったりして、さまざまなトラブルを起こすことがあります。」(5歳女の子のママ)
赤ちゃんの頃から指しゃぶりをしていて今でも続けていることを気にしているママや、5歳から突然指しゃぶりをするようになり、子どもの様子をよく見るように心がけているママもいるようです。また、指しゃぶりのしすぎで思いもよらないトラブルに見舞われたり、子どもの歯並びやあごの状態を気にしたりするという声も聞かれました。
幼児の頃の子どもはどのようなときに指しゃぶりをしているのでしょうか。
5歳の子どもが指しゃぶりするシーン
5歳の子どもはどのような場面で指しゃぶりするのでしょうか。ママたちに子どもが指しゃぶりをしているシーンについて聞いてみました。
寝るときや眠たいとき
「子どもが夜寝るときに必ず指しゃぶりをしています。赤ちゃんの頃から寝るときは指しゃぶりして寝ていたので、今でも指しゃぶりがやめられないようです」(5歳男の子のママ)
「うちの子は眠たくなってくると自分自身でも無意識に指しゃぶりしてしまうようです。何度か注意したら寝るときに布団に隠れて指しゃぶりするようになってしまい、どうしてもやめられないようです」(5歳女の子のママ)
赤ちゃんの頃から指しゃぶりをして眠る習慣があり、5歳になった今でも指しゃぶりをして寝ているということもあるようです。指しゃぶりをして寝ると安心するのかすぐに寝入るので指しゃぶりを続けているというママの声もありました。
テレビをみているとき
「子どもがテレビをみてくつろいでいるときに、指しゃぶりしていることが多いです。退屈だから指しゃぶりしているのかなと感じることがあります」(5歳女の子のママ)
「なんとなくテレビをつけてみているときなどに子どもが指しゃぶりをしています。手持ちぶさたなのか、くせになっているのか、自分でも無意識に指しゃぶりしているようです」(5歳男の子のママ)
子どもがテレビをみているときに指しゃぶりをしていると感じるママもいるようです。自分の家だけでなく、子どもが祖父母の家に遊びに行ったときなど、生活環境が異なる場所でも、テレビをみているときは自然に指しゃぶりをしているというママの声もありました。
子どもの指しゃぶりで気になること
5歳の子どもの指しゃぶりでママたちが気になっていることはあるのでしょうか。ママたちに指しゃぶりで気になることについて聞いてみました。
指しゃぶりの原因
「4歳頃から指しゃぶりを始めたので、子どもが指しゃぶりを始めた理由が気になります。園で不安なことがあるのかと考えて先生に相談したり、夫婦で話し合いながら、子どもの様子をみました」(5歳男の子のママ)
なぜ子どもが指しゃぶりをするのか理由が気になるというママもいるようです。不安なことがあるかもしれないと、子どもと毎日のできごとを話してコミュニケーションをとるようにしたというママの声もありました。
指しゃぶりを卒業する時期
「いつになったら子どもが指しゃぶりをやめるのか気になります。小学校に入っても続けていたらお友だちにからかわれないかなと心配になります」(5歳男の子のママ)
「赤ちゃんの頃からずっと続けていると、5歳を過ぎても指しゃぶりがやめられなくなったりしないか不安です」(5歳男の子のママ)
赤ちゃんの頃は指しゃぶりをしていてもあまり気にしなかったというママも、5歳になって指しゃぶりをそろそろやめさせたいと思っている方も多いでしょう。そういった場合は、指しゃぶりをやめる時期が気になるというママもいるようです。強く言って子どもが余計に指しゃぶりに執着してしまうのが心配というママの声もありました。
指しゃぶりによる影響
「5歳になっても指しゃぶりを続けていると、なにか子どもに影響があるのではないかと心配です」(5歳女の子のママ)
指しゃぶりによる影響を不安に感じているママもいるようです。長年、子どもが指しゃぶりを続けていると歯ならびが悪くなり、噛み合わせに不具合が生じて食べものを噛みにくくなくなったり、発音しにくくなったりするという専門家の記事を見たので、指しゃぶりをそろそろやめさせたいという声も聞かれました。
指しゃぶりを卒業するための工夫
子どもがどうしても指しゃぶりをやめられないとき、指しゃぶりを卒業するためにどのような方法を試すとよいのか知りたいママもいるかもしれません。ママたちは子どもが指しゃぶりを卒業するためにどのような工夫や対応をしたのでしょうか。
指しゃぶりから気をそらす
「子どもが指しゃぶりをしているなと感じたら、今日のできごとを聞いたり、いっしょに遊ぶなどして、気をそらすようにしています。無理にやめさせるのではなく、さりげなく指しゃぶりを卒業できる方法を探っています」(5歳女の子のママ)
子どもが指しゃぶりから気をそらすように、いっしょに話したり遊びを取り入れたりしているママもいるようです。折り紙や工作、ブロック遊びなど、手を使う遊びで指が口にいかないようにする方法もあるようです。
話をする
「『指しゃぶりをしているとお口にばい菌が体に入ってお熱がでちゃうよ』などと子どもに話して、なぜ指しゃぶりをやめてほしいかをきちんと説明して対応するようにしています。すぐにはやめられずに指しゃぶりしていても、やめる理由を話すことで子どもがだんだんと自分でやめる意識を持ってくれたらよいなと思っています」(5歳男の子のママ)
子どもに話せば理解してくれることもあるようなので、なぜ指しゃぶりをやめてほしいかをしっかり伝えるようにしているというママもいるようです。折をみて話をすることで、子どもも自分で指しゃぶりを卒業しようという意思がでてくるかもしれませんね。
スキンシップをとる
「うちの子は寝るときに指しゃぶりしていることが多いので、『寝るときはママと手をつなごう』と言って指しゃぶりしている方の手をつなぐようにしています。子どもも指しゃぶりしないで寝るよう自分で努力してくれています」(5歳男の子のママ)
子どもが指しゃぶりを卒業するための工夫としてスキンシップをとるようにしているママもいるようです。一日のどこかで「大好きだよ」と子どもとハグするようにしているというママの声もありました。
子どもの指しゃぶりは様子を見て対応しよう
赤ちゃんの頃から指しゃぶりをしていて5歳になってもやめられない子どもや、5歳になってから指しゃぶりを始める子もいるようです。また、ママたちによると、男の子や女の子に関係なく指しゃぶりする場面はさまざまだということが分かりました。
5歳になっても指しゃぶりがやめられなくても、それぞれの子どもに合った工夫や方法を考えながら、卒業まで見守っていけるとよいですね。