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3歳半頃の指しゃぶりについて。卒業するための工夫や使ったグッズ
赤ちゃん返りなどママが考える指しゃぶりの理由
3歳から3歳半頃の子どもの指しゃぶりについて、なぜ指しゃぶりをするのかやいつになったらやめられるのかが気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事は、赤ちゃん返りなどママたちが考える指しゃぶりの理由、指しゃぶりを卒業させるための工夫や使ったグッズについて体験談を交えてお伝えします。
指しゃぶりで気になったこと
3歳から3歳半頃の子どもの指しゃぶりについて、気になっていることをママたちに聞いてみました。
指に吸いダコや傷ができる
「3歳半の息子が、指しゃぶりをしていて吸いダコができてしまいました。痛そうな手で指しゃぶりを続けているので、傷ができたり化膿してしまったりするのではないかと心配になります」(30代ママ)
指しゃぶりが続いたとき、子どもの指にタコができてしまうことが気になったママがいました。絆創膏を貼るにも、口に入れて取れてしまわないかが気になったたというママの声もありました。
衛生面
「外遊びが大好きな3歳の息子が、よく指しゃぶりをしています。砂遊びをした後に、泥がついた指を口に入れようとしたことがあったので、衛生面で不安を感じることがあります」(30代ママ)
周辺にあるものを触った手で指しゃぶりをすることで、衛生面が心配だと感じたママもいるようです。衛生面が気になったママからは、子どもの手をまめに洗ったり拭いたりすることで清潔を保てるように心がけたという声も聞かれました。
3歳の子どもが指しゃぶりをしたシーン
指しゃぶりについて、ママたちは吸いダコができることや衛生面などさまざまなことが気になっているようです。実際に、3歳の子どもはどのような場面で指しゃぶりをしているのでしょうか。
暇なとき
「うちの息子は、手持ち無沙汰なときや家でテレビを見ながらよく指しゃぶりをしていました。暇そうにしているときにすることが多かったように感じました」(30代ママ)
子どもが暇そうにしているときなどに、指しゃぶりをすることがあると感じるママもいるようです。外出しているときにはしていなくても、家に帰ってくると指しゃぶりが始まっていたというママの声もありました。
眠いとき
「普段はしないのですが、お昼寝の前や夜寝るときなどに指しゃぶりが始まることがあります。娘が眠そうなときは、自然と指をくわえています」(20代ママ)
夜寝る前やお昼寝のときなど、子どもが眠そうな場面で指しゃぶりが始まる場合があるようです。指しゃぶりをしていると安心している様子だったので、ぐっずり眠ったあとに指をそっと外してあげたというママの声も聞かれました。
ママが考える指しゃぶりの理由
3歳から3歳半頃の子どもは、どのような理由で指しゃぶりをしているのでしょうか。ママたちが考える指しゃぶりをする理由を聞いてみました。
赤ちゃん返り
「次男が生まれてからどうしても赤ちゃんにつきっきりになる場面が増え、以前より長男と関わる時間が減ってしまいました。次男が産まれて2カ月程経った頃に長男の指しゃぶりが始まったので、赤ちゃん返りなのかな、と思いました」(30代ママ)
下の子が産まれたことで、赤ちゃん返りをして指しゃぶりをしたと考えるママがいました。3歳の子どもと2人でいるときよりも、そばで赤ちゃんのお世話をしているときの方が指しゃぶりをする様子が見られたというママの声もありました。
授乳のなごり
「私が次女に授乳している様子を見て、3歳半の長女が指しゃぶりをするようになりました。授乳していたときのことを思い出して、口寂しくなったのかと思いました」(30代ママ)
幼児期に授乳していたときのなごりで、指しゃぶりをすることがあると考えたママもいるようです。子どもが3歳の頃に卒乳したというママからは、卒乳のタイミングで指しゃぶりが増えたように感じたとの声も聞かれました。
指しゃぶりを卒業するための工夫
3歳から3歳半頃の子どもの指しゃぶりを卒業させたいと考えたとき、ママたちはどのような工夫をしていたのでしょうか。
グッズを使う
「指しゃぶりをすると指ダコができるという内容の絵本があることを知り、3歳半の娘のために購入してみました。寝る前に読み聞かせてみたところ、徐々に指しゃぶりをすることが減ったように感じました」(20代ママ)
「ママ友から指しゃぶり専用の手袋をがあることを聞いて使ってみました。かわいい柄だったので娘も機嫌よく着けてくれて、手袋が気に入ったのか舐めないようにしてすごしていました」(30代ママ)
絵本や専用の手袋などのグッズを使って、3歳の子どもが指しゃぶりを卒業できるよう工夫したママもいるようです。指しゃぶりについてのグッズを使う場合は、口に入れる可能性も考えながら素材やサイズを選べるとよいかもしれません。
言葉を掛ける
「3歳半の娘に『指を舐めると、お口の中にばい菌が入っちゃうから辞めようね』というように言葉で伝えてみました。様子を見ながら言葉を掛けていたところ、意味がわかったのか次第に指しゃぶりが減っていきました」(30代ママ)
3歳になり会話もできるようになってきた子どもに、なぜ指しゃぶりがよくないのかを言葉で伝えたママもいるようです。言葉掛けをしたママからは、できるだけ機嫌のよいときに話すよう意識したという声もありました。
スキンシップを増やす
「寝かしつけのときに子どもの手を握り抱きしめながら寝るなど、指しゃぶりをしなくても気持ちよく眠りにつけるよう工夫しました。最初は指を探すような仕草も見せましたが、安心したのか指しゃぶりをしなくても眠れるようになりました」(20代ママ)
「お手伝いをしてもらったり、簡単な手遊びをいっしょにしたりすることで娘とコミュニケーションをとるように意識しました。指しゃぶりを忘れるよう工夫することで、減ったように感じています」(30代ママ)
指しゃぶりを卒業するのに行った工夫として、スキンシップを増やすよう心がけたママもいるようです。他にも、児童館や公園に行く回数を増やして、子どもが指しゃぶりを忘れて夢中で遊べるような環境を作ったというママの声も聞かれました。
指しゃぶりへの対応は子どもの様子にあわせて
3歳から3歳半頃の子どもが指しゃぶりをするとき、赤ちゃん返りや授乳のなごりなどママたちが考える理由はさまざまなようです。手袋など専用のグッズを取り入れたり、スキンシップを増やしたりして指しゃぶりを卒業するための工夫をしたというママの声もありました。
指しゃぶりをする場合にも、ゆっくり気持ちに寄り添いながら子どもにあわせたサポートをしていけるとよいですね。