子どもの未来を考える本「おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方/フクチマミ」
予測不可能な時代のいま、これまでの子育てや教育方法、暮らしについて考えるママやパパに向けて、KIDSNA編集部が全国の書店とコラボを実施。「子どもの未来を考える本」として子どもの明るい成長にプラスとおうちなるような本をセレクト。その中から今回は子どもの教養のテーマより「おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方」をピックアップ。著者のフクチマミさんのコメントを紹介します。
「なんでママは立っておしっこしないの?」と聞かれたら、
「知らないおじさんに髪をひっぱられた!」と子どもが泣いて帰ってきたら、
どうしますか?
おうち性教育とは、子どもを守るための教育。
「本書は、”うちにも赤ちゃんはくる?”といった突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができます」と著者のフクチマミさんは言う。
性教育をおうちでわかりやすくはじめるために
著者のフクチマミさんになぜこの本を執筆されたのか、必要とされる理由について伺ってみました。
「『おうち性教育はじめます』は、性教育に抵抗感を持つ大人に向けて描きました。
もともと私も”そんなこと子どもに教えられない!”と悩んでいた一人。その抵抗感の原因を探りながら、改めて性教育を学びはじめました。
学んでみると、性教育のイメージは一変しました。
シンプルに言うと性教育は”自分と他者をどうやったら大切にできるか”がわかる学問だったのです。
その為に男女の体の仕組みを、性別役割(ジェンダー)の平等を、自他の境界線や人権について学ぶ…。
性教育が扱うテーマはこれまで思っていたよりも広く深く、全て”より幸せに生きる”為に必要な知識でした。
日本で育った私たち大人は、十分な性教育を受けてきていないケースがほとんど。正しい知識がないからこそ、アダルトコンテンツの情報を性の知識と誤認して”わざわざ教えなくても自然とわかるもの””いやらしい事を教えるもの”と思ってしまうのかもしれません。
子どもたちには早くから正しい知識を伝えていきたいけれど”やっぱり性交のことは伝えづらい…”と思うかもしれません。そんな状態でも幼児期から日常の中で伝えられることが実はたくさんあります。
子どもがそして大人も幸せに生きる為に、改めて”性教育”を学んでみませんか」
KIDSNA編集部が全国の書店とコラボ
月間250万人が利用しているKIDSNAの編集部が選んだ「子どもの未来を考える本」。
全国の書店にてコラボ棚を設置しています。
※日程は店舗により前後する場合がございます。
・子どもと学ぶ教養
・子どもの教育と成長
・親子のカラダ
をテーマに約60冊の本をKIDSNAの人気記事の3つのテーマからセレクト。
※展開規模は店舗によって異なる場合がございます。
ぜひお近くの書店まで足を運んでくださいね。
書店一覧、詳しくは「ほんのひきだし」をチェック!
https://hon-hikidashi.jp/bookstore/117498/
※開催店舗の一部のみ掲載しております。