教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
子育てをしているとこの手合いの諍いは日常茶飯事。
困りものですが、気持ちはわかります。
少しずつではありますが食べられるものが増え、美味しいものを知り、まめの世界は広がっているのです。そりゃあ、おやつばっかり食べたいに決まっています。好きなことだけをやって、好きなものだけを食べて、楽しく快く過ごしたいのは私だって同じ。
だけどね、まめ。
いつものご飯があるからおやつが美味しいのだ。
いくら美味しいものでもそればかり食べていると変化がなくなって美味しさを感じなくなってしまうし、栄養だって偏るんだよ。
しっかりご飯を食べた後、デザートとしておやつを食べよう。
とかなんとか諭してみたところで当然伝わるわけもなく、あまりにも長い押し問答に疲れ果てた私は
ワンプレートにご飯とおかず、そしてまめの欲しがっていたおやつを一緒に乗せて出す、という試みにシフトチェンジ。
もちろん、おやつだけを食べてしまうんじゃないかという不安がなかったわけではありません。とはいえまめの性格と行動パターンは割と把握しているつもりなので、いちおう勝算はありました。
案の定まめは泣くのをやめて、ご飯を食べてくれたのでとりあえずはひと安心。
ちゃんとおやつはもらえているということに安心するのでしょうか。面白いもので、こうして一緒に出されると大好きなおやつは一番最後まで取っておくんですね。そして、ご飯を食べ切らなければおやつが食べられないという心理が働くのか、好き嫌いなどでぐずることも減り、いつもよりもしっかりご飯を食べるのです。
このやり方がいいのか悪いのか。なんともいえない部分はあるのですが、子供の性格によっては作戦の一つとしてアリなのかな、とも思います。
その日の気分やコンディション、本人の成長によっても合うやり方は変わっていると思うので、もう少し頭を柔らかくして、臨機応変に対応できるようになりたいものです。
Profile
イラストレーター。2015年に生まれた2歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。
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