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本格的なトイレトレーニングを始める前に、おまるを使ってトイレトレーニングをしたいと考えるママもいるかもしれません。今回は、おまるを使ってトイレトレーニングをする方法やトイレトレーニングを成功させるためのポイントなどをご紹介します。
ママたちがトイレトレーニングを始めた時期
ママたちはいつからトイレトレーニングを始めたのでしょうか。体験談を聞いてみました。
幼稚園入園前
20代ママ
幼稚園入園前に合わせてトイレトレーニングを開始するというママの声は複数ありました。
保育園入園前
30代ママ
保育園見学に行った際に、そのときお話しした保育園の先生から早めにトイレトレーニングをしておいてくださいねと言われたため、子どもが1歳2カ月の頃からトイレトレーニングを始めました。
保育園の入園前だと1歳くらいからと幼稚園入園前よりトイレトレーニングの時期が早いケースもあるようです。
トイレトレーニングを始めるサイン
トイレトレーニングを始めてもよいサインにはどのようなものがあるのでしょうか。
ママやパパと簡単な意思疎通ができる
トイレトレーニングを始めてもよいサインとして、ママやパパと簡単な意思疎通ができることが挙げられるでしょう。
トイレトレーニングを進めていくうえで、子ども自身が「トイレに行きたい」とママやパパに伝えられるかどうかは重要なので、子どもとしっかりコミュニケーションを取ることを意識しながらトイレトレーニングを進めて行くとよいかもしれません。
オムツが汚れると分かる
0歳や1歳のうちはオムツが少し汚れていても気づかなかったり、あまり不快に感じない子どもも多いかもしれません。月齢が進んでくるとともに、ママやパパがオムツ替えをするときの「オムツ交換しようね」「おしりすっきりしようね」などの言葉を理解してくるようです。
オムツを交換しておしりがすっきりする感覚が分かると、オムツが汚れて気持ち悪くなる感覚も芽生え、自分からオムツ交換をしてほしいときを教えてくれるようになるかもしれません。
自分でトイレまで行ける
トイレトレーニングは早くても1歳を過ぎてから始めるママが多いようですが、その理由の1つに、1歳を過ぎると歩けるようになる子どもが多いからというものがあるでしょう。
子どもが自分でトイレまで歩いていけるようになると、行きたくなったタイミングですぐにトイレに行ったり、その練習もスムーズに行いやすくなるかもしれません。
トイレトレーニングの準備
トイレトレーニングを始める前に準備しておいたほうがよいことはあるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
トイレに興味を持つ
子どもがトイレに興味を持つことは、トイレトレーニングをするうえでとても大切なことのようです。絵本や動画でトイレに行くことに興味を持ったり、大人の姿を見てトイレに行きたいと子ども自身が感じるようになると、トイレトレーニングのスタートがスムーズになるかもしれません。
トレーニングパンツを履く
トレーニングパンツとは、パンツとオムツの中間のようなものです。おしっこを吸収するという性能は変わらずに、オムツが汚れた感覚が子どもにすぐに伝わるように作られているようです。
はじめは子どももオムツが急に冷たくなった感覚にびっくりして泣いてしまうかもしれませんが、一般のパンツに近づく良いステップになるでしょう。
おまるにまたがってみる
歩けるようになった子どもでもいきなりまるにまたがるのは難しいので、まずは実際にトイレを試みるのではなく、おまるに慣れていくようにするとよいかもしれません。
いきなりトイレにおまるを置かず、まずは遊び場に置いて興味をもったり、実際におまるにまたがってみることで使い方に慣れていくでしょう。
おまるのトイレトレーニングのポイント
おまるを使ったトイレトレーニングのポイントはどのようなことでしょうか。
トイレに置く
20代ママ
おまるをトイレに置いて使っていました。子どもがトイレに行きたそうだなと感じたときにいっしょにトイレまで行き、オムツを外しておまるにまたがらせてみると、ちゃんとおしっこをすることができました。毎回成功するわけではないですが、子どもの様子をよく見て、すぐにおまるに連れて行くように意識しています。
いきなりトイレに座るのではなく、トイレにおまるを置いて練習するというママの声もありました。
ご褒美シールを活用する
20代ママ
おまるをトイレにおき、無事におまるでトイレができたらご褒美シールを渡すようにしていました。シールはトイレに貼り付けてある手作りのシール台紙に子ども自身が貼っていました。かわいいシールがもらえることと、自分でシールを貼っていく達成感がすきだったのか、子どもはかなりやる気を出してくれてたと思います。
ご褒美シールを用意して、シーツ台紙に貼っていく方法を使っているママが多かったです。
トイレに行く習慣をつける
30代ママ
おまるを使ったトイレトレーニングを始めてすぐの頃、1日1回決まった時間におまるに座るということを習慣づけていました。最初は朝起きてすぐおまるに連れて行っていましたが、寝起きはなかなか上手くいかないのでお風呂の前に連れていくようにしていました。
おまるに座る前にオムツを外さなければいけない手間を考えて、お風呂前にトイレに行く習慣をつけているというママもいました。
トイレトレーニングが進まないときの対処法
おまるを使ったトイレトレーニングが滞ってしまった場合、ママたちはどんなことを意識してまたトイレトレーニングを再開しているのでしょうか。
子どもが嫌がるときは無理に行かない
おまるを使ったトイレトレーニングを始めると、ときには子どもがおまるに座るのを嫌がることもあるでしょう。中には、子どもにおまるに座ることを言い過ぎて、子どもがおまるに座ることやトイレに行くこと自体を嫌がってしまったことがあるというママもいました。
おまるに座る時間を決める
最初のうちは、おまるに座ってお手洗いをするという感覚がないため、なかなか上手くいかないかもしれません。
子どもの月齢によっては、おまるに一定時間座っていることを苦痛に感じてしまう場合もあるので、20秒座ったらトイレから出る、などおまるに座る時間を決めるとよいでしょう。
だんだんとおまるに座る時間を伸ばしてもよいし、子どものほうから「もうちょっとがんばってみる」などの声があるかもしれません。
おまるを使ったトイレトレーニングは早めに
おまるを使ったトイレトレーニングをはじめる月齢は保育園や幼稚園などの環境によってそれぞれですが、焦らずにゆっくりと進めていくのが良いようです。
特に、1歳半から2歳半の間はイヤイヤ期と言われることも多く、子どもがトイレに行くのもパンツを履くのも嫌になったりして、トイレトレーニングがスムーズに進まない可能性があるでしょう。
ママや子どもにとってトイレに行くことがストレスにならないためにも、トイレトレーニングは早めに始めてゆっくりと進めていくのがよいのではないでしょうか。
3歳の幼稚園入園前にトイレトレーニングを完了させなければならなかったので、子どもが2歳10カ月になった頃から本格的にトイレトレーニングを始めました。