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保育園や幼稚園に行かないという選択。行かない理由やすごし方など
3歳や4歳の子の自宅保育とは
幼児期の子どものなかには、保育園や幼稚園に行かないという家庭もあるようですが、3歳や4歳で園に行かない子の割合が気になるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、子どもが入園した年齢や園に行かないという選択をした理由、園に行かない場合のすごし方と生活で意識したことなどについてご紹介します。
何歳から保育園や幼稚園に通っている?
ママやパパのなかには、子どもが保育園や幼稚園に通い始める年齢について迷っている方もいるのではないでしょうか。子どもが何歳のときから園に通っているかを、ママやパパたちに聞いてみました。
20代ママ
30代パパ
4歳の息子は保育園や幼稚園に入園していません。今は自宅保育ですが、これからの子どもが成長していく様子にあわせて園などに通わせることも考えていきたいと思います。
3歳から保育園の年少のクラスに通う場合や、保育園や幼稚園に入園していない場合など、園に行き始める年齢については家庭によってそれぞれ違うようです。保育園や幼稚園に行かないというケースには、どのような理由があるのでしょうか。
保育園や幼稚園に行かない理由
実際に家庭で子どもを見ているママやパパたちに、保育園や幼稚園に行かない理由を聞いてみました。
家庭の教育方針で行かない場合
30代ママ
我が家では子どもが小さいうちはなるべく家族でいっしょの時間をすごして、子どもの成長を見守りたいという考えです。夫も家で仕事をしていたので、夫婦で話しあって園に通わせるのはもう少し子どもが成長してからにしようと決めました。
幼稚園や保育園に行かない理由として、子どもとなるべくいっしょにすごす時間をとりたいというママの声や、子どもの成長を待ってから通わせたいというママの声が聞かれました。保育園などに行かずに家ですごすことで、子どものペースにあわせた関わりができることを大切にしている方もいるようです。
事情があって行かない場合
30代パパ
通わせたかった幼稚園に空きがなく、1年待って次の年に4歳で入園させました。その園では年中から入る子の割合は少なかったようですが、息子は新しい環境にもすぐに慣れ、この頃はたくましさも感じられます。
保育園や幼稚園に行かないという選択をしたママやパパのなかには、通わせたい園に空きがないことや金銭的な余裕がないなど、園に通わせられない事情を抱えた方もいるようです。
他にも、生まれつき障がいのある子どもをもつママからは、特別なケアが必要なため家庭で子どもをみているという声も聞かれました。
保育園や幼稚園に行かない子のすごし方
保育園や幼稚園に行かない子どもはどのようにすごしているのでしょうか。実際のすごし方をママやパパたちに聞いてみました。
お絵描き
30代ママ
我が家ではお絵描きなど、ひとりで好きなことに集中する時間が大事だと考えています。小学校に入学してからのことも考えると、短時間でも集中する時間をもつことで、学校生活にもスムーズに慣れやすいのではないかと感じました。
幼稚園や保育園に行かない子どものすごし方として、お絵描きをしてすごしていたというママの声が聞かれました。
3歳や4歳の時期だけでなく入学まで家庭ですごす場合は、小学校での生活を見据えてすごし方を考えたママもいるようです。
外遊び
20代ママ
私の住む地域では3歳で保育園や幼稚園に行かない子の割合が少なく、お友だちも入園してしまったので子どもの遊び相手を探していました。近所の公園に行くと1つ下の学年の子どもたちが遊んでいたので、息子もよく仲間にいれてもらってます。
散歩を楽しんだり公園に行ったりなど、外遊びをしてすごしたというパパやママの声も聞かれました。自然や他の子との触れあいなど、外遊びでは新しい出会いや学びもあるかもしれませんね。
子育てサークル
30代ママ
保育園や幼稚園に行かないことで、他の子との関わりが少なくなってしまうかもしれないと感じ、地域の子育てサークルに親子で参加しました。体操をしたり工作をしたりなど、息子も他の子どもたちと楽しそうにすごしています。
保育園や幼稚園に行かない子のすごし方として、子育てサークルに通っていたという声も聞かれました。サークルや児童館の親子の集まりなどに定期的に参加することで集団ですごすことにも慣れやすいかもしれません。
保育園や幼稚園に行かない場合に意識したこと
保育園や幼稚園に行かないことを選んだママやパパたちに、子どもとの生活で意識したことを聞いてみました。
さまざまな体験をする
20代パパ
電車で出かけたりキャンプをしたりなど、さまざまなことを経験できる機会を作るように意識してます。うちの場合は3歳のときにスイミングスクールに通わせたことで、同じ年齢の子との関わりも体験できました。
子どもに、さまざまなことを経験させることを意識したというパパの声がありました。子どもの成長にあわせて、新しいことにチャレンジするのもよいかもしれません。
メリハリのある生活をする
30代ママ
家ですごすときに時間を意識しないことがあったので、規則正しい生活を送ることも必要だと思いました。午前は体を動かして遊ぶ時間、午後はのんびり絵本を読む時間を作るなど、生活のリズムを作るように意識しました。
生活のなかにリズムを作り、規則正しい生活を送ることを意識したというママの声もありました。1日の流れを作ることで、時間を意識した生活が送りやすいかもしれませんね。
自分のことは自分でできるようにする
30代ママ
年中から保育園に通う予定なので、子ども自身に自分のことはなるべく自分でするように意識づけしていきたいと思いました。身支度やお片づけができたときは思いきりほめるようにしています。
生活のなかで、子どものできることが増やせるように意識したママがいるようです。関わり方を工夫しながら、子どもの成長していく姿を見守ったというママの声もありました。
それぞれにあったすごし方を考えよう
保育園や幼稚園に入園する年齢や園には行かないという選択について迷うとき、園に行かない子の割合はどのくらいなのか気になることもあるかもしれません。入園するかどうかは家庭によって考え方がそれぞれ違うようで、3歳や4歳から保育園や幼稚園に通わせているという声や、小学校入学まで園には行かない予定だという声も聞かれました。
保育園や幼稚園に行かない理由のひとつとして、家庭で子どもの気持ちに寄り添いたいと考えるママやパパもいるようです。それぞれの子どもにあった幼少期のすごし方を選べるとよいですね。
娘が保育園に通い始めたのは、3歳のときでした。うちの近所では、年少のクラスから保育園に通わせる割合が多いようだったので、同じタイミングで入園するとお友だちと深く関われるかもしれないと思い私も年少から入れることに決めました。