共働き夫婦の家計管理。分担の仕方や貯蓄の工夫

共働き夫婦の家計管理。分担の仕方や貯蓄の工夫

夫婦で家計のやりくりを相談しよう

2019.10.09

共働きをしているママやパパは、家計管理について気になっているかもしれません。今回の記事では、支出するものを分担するなどの共働き夫婦の家計管理の仕方や、家計のやりくりをする工夫、夫婦で働くときに意識していることを、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

共働き夫婦の家計管理について気になること

家計管理について気になっている共働きのママやパパもいるのではないでしょうか。共働き夫婦の家計管理の悩みを聞いてみました。

30代パパ
30代パパ

生活費などの支出を夫婦で分担した方がよいか、どちらかにまとめた方がよいか悩んでいます。分担する場合は、どのように分けるとよいのかも知りたいと思います。

30代ママ
30代ママ

私たち夫婦は家計のやりくりをして貯蓄をしたいと考えています。貯蓄しやすいやりくりの工夫について知りたいと思います。

共働き夫婦の場合、家計管理をするときには生活費を分担して支払う方がよいのか気になっているパパがいました。また、貯蓄をするための家計のやりくりの仕方を知りたいというママもいるようです。

実際に、共働きのママやパパたちは、どのように家計管理をしているのでしょう。

ママやパパに聞く家計管理の仕方

共働き夫婦の家計管理の仕方には、どのような方法があるのでしょう。ママやパパが行なっている家計管理について、聞いてみました。


夫婦で支出を分担する

40代ママ
40代ママ

私たちは夫婦で相談して支出を分担しています。私の口座を使って食費や光熱費などの生活費を支払い、夫の口座から住宅ローンを支払うことに決めて家計管理をしています。夫の支出は住宅ローンだけなので、固定資産税や自動車税なども夫の分担になっています。

夫婦で支出を分担しているというママがいました。他には、生活に必要な支出は全てパパの分担とし、家族旅行などの臨時の出費はママの口座から支払うといった家計管理をしているというママの声もありました。


支出をひとつの口座にまとめる

通帳
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40代パパ
40代パパ

我が家では支出用の口座を1つ作って家計管理をしています。私と妻の口座から毎月同じ金額ずつを支出用の口座に移して家計を管理するようにしているので、子どもにかかる費用や住宅にかかる費用などを同じように負担できて公平だと感じています。

家族の生活に必要な支出を1つの口座にまとめることも、家計管理の一つの方法かもしれません。生活費や光熱費の他に保育園や習い事への支払いも一括で管理することで、毎月の支出や一年間の支出がどのくらいかわかり、家計管理がしやすそうです。


収入と支出について夫婦で共有する

30代ママ
30代ママ

私たちはお互いの収入と支出がいくらになるかを、夫婦で共有するようにしています。食費や光熱費などにいくらかかったかを共有することで、どちらかに負担が偏らないように家計管理をしています。

収入や支出について夫婦で共有しながら、家計の管理をしているママやパパもいるようです。支出がどちらか一方に偏らないようにするためにも、月末などに家計について2人で話しあうことは必要かもしれません。

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共働き夫婦の家計のやりくりの工夫

家計のやりくりをして将来のために貯蓄をしたいと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。共働き夫婦の行なっているやりくりの工夫を聞いてみました。


毎月の貯蓄額を決める

30代パパ
30代パパ

私たちはしっかり貯蓄をするために、毎月の貯蓄額を決めています。貯蓄額を差し引いた残りの金額から支出に回す分を考えることで、家計のやりくりをして計画的に貯蓄することができると感じています。

家計のやりくりをして貯蓄をするために、毎月の貯蓄額を決めておくとよいかもしれません。子どものための貯蓄と家族のための貯蓄を分け、子どものための貯蓄は子どもが大人になるまで使わないようにしようと夫婦で相談したというママの声もありました。


生活費の予算を決めておく

40代ママ
40代ママ

私たち夫婦は家計のやりくりをするために、生活費などにかかる費用の予算を決めています。毎月の食費や光熱費にかかる大まかな金額を決め、季節の変わり目に必要になりそうな衣服代なども考えておくことで、家計のやりくりがしやすいと感じています。

生活費などの予算を決めて家計のやりくりをしているママがいました。光熱費や自動車税など季節によって費用が異なるものもあるので、年間を見通した大まかな予算を立てておくと、やりくりを考えやすいかもしれません。


簡単な家計簿をつける

家計簿
sukiyaki/Shutterstock.com
30代パパ
30代パパ

私たちは便利なアプリを利用して夫婦で簡単な家計簿をつけています。月始めに予算を入力すると、それまでの使用額からその日に使える金額が自動的に算出されるので、夫婦でそれぞれの支出を毎日忘れずに入力して便利に使っています。

便利なアプリを使って家計簿をつけることで、家計のやりくりが簡単になることもあるようです。夫婦で家計簿を見ながら、その日の買い物や残りの金額と日数から家計のやりくりを考えることが日課になっているというパパの声もありました。

夫婦で働くときに意識していること

共働きの夫婦は、家計についてどのようなことを意識しているのでしょう。実際に共働きをしているママやパパが行なっていることを聞いてみました。


家計の分担の見直しをする

30代ママ
30代ママ

我が家では支出と貯蓄を夫と私の口座で分担していますが、子どもの成長に伴って支出額が変わってくるので、見直しをすることにしました。以前は引き落としに夫の口座だけを使っていたのを見直して、子どもの学資保険は私の口座から引き落とすようにしました。

夫婦で家計管理をする際は、収入や支出の変化にあわせて夫婦の分担の見直しを行なうとよいかもしれません。ママのなかには、子どもが保育園に入園したことをきっかけに、保育園関係の出費をパパからママに移行したという声もありました。


自由に使える金額を決めておく

40代パパ
40代パパ

私たち夫婦は働いて得た収入のなかから自由に使える金額を決めています。生活費や貯蓄などに必要な金額や、家族旅行のための金額などを差し引いて残った金額の一部を自分のためのお金として、お互いに自由に使うようにしています。

それぞれの収入のなかの一定の金額を自由に使えるお金としている夫婦もいるようです。共働きをしているときには、自由に使える金額を話しあって決めておくことで、生活に潤いがうまれ、家計のやりくりも進んでできるようになるかもしれません。

家計をやりくりして生活を豊かにしよう

家族
iStock.com/Yagi-Studio

支出を分担したりひとつにまとめたりして家計を管理をしている共働きのママやパパがいました。収入や支出を夫婦で共有できる家計簿などを利用すると、家計管理がしやすいかもしれません。

子どもの成長や生活の変化にあわせて家計のやりくりをし、家族で豊かな生活を送る工夫ができるとよいですね。

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