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【体験談】保育園の一時保育について。パートの面接や出産での申し込み
時間や布団などママたちが確認したこと
パートの面接や出産で保育園の一時保育を利用したいとき、利用の時間や布団などの持ち物の他に、料金はいくらか、申込みは電話でよいのか知りたいママもいるかもしれません。今回の記事では、一時保育の種類や申込みで確認すること、入れないときの対応についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
一時保育の利用で気になること
保育園の一時保育とは、通常の保育所に預けていない乳幼児を一時的に預ける制度のことを指し、「一時預かり」と呼ばれることもあるようです。パート以外で一時保育を利用する理由の他に、預かってくれる時間や料金はいくらかかるのか気になることもあるかもしれません。
ママたちからは、一時保育利用人数に入れない場合の対処方法が知りたいという声も聞かれました。そこで、今回はママたちが保育園の一時保育をどのように利用しているのか調べてみました。
保育園の一時保育の種類
保育園の一時保育には、パートや出産などの子どもを預ける理由によって申し込める種類が違うようです。実際に、ママたちが一時保育を利用した理由とあわせてどのような種類を申し込んだのかについて聞きました。
非定型的利用
「私の場合、パートで働くための求職中や面接の際に非定型的利用という種類の一時保育を利用しました。パート採用をされたあとも勤務が週に2、3日だったため、子どもが保育園に入園するまで非定型的利用を続けました」(30代ママ)
非定型的利用とは、保護者がパートで働く場合や面接に行くときの他に、短期間就労する場合など就労形態によって週に3日程度子どもを保育してもらう際に申し込む種類のようです。月や週に決まった日に預けるパターンが多いことから、自治体によっては「定期利用」と呼ばれることもあるようです。
緊急保育
「2人目の子の出産する際、里帰り先の保育園に緊急保育という種類で上の子の一時保育をお願いしました。私が出産した病院では兄弟であっても子どもの面会がダメだったので、上の子を預けることで、母も入院中の私の身の回りのお世話をしに来やすいようでした」(30代ママ)
保護者の傷病や出産などで入院が必要になったときや冠婚葬祭などで、一時的に保育が必要なときに利用する種類を緊急保育とされています。緊急保育の場合、自治体によって1カ月で最長15日間ほど連続で預かってもらえることもあるようです。
リフレッシュ利用
「子どもを連れていかれない場所へ行く用事があったときに、一時保育をお願いできるか保育園に電話で問いあわせました。すると、『リフレッシュ利用という種類で申し込むとよい』と教えてもらえたので、その種類で申し込みました」(20代ママ)
リフレッシュ保育は、育児による心身の負担を軽減するためや保護者の私的な理由により利用できる種類のようです。自治体によっては、非定型的利用や緊急保育の利用者の申し込みを優先されることで、利用人数可能枠に入れない場合もあるので対応を考えておくことも必要かもしれません。
一時保育の申し込み時に確認したこと
保育園の一時保育を利用するにあたり、ママたちはどのようなことを確認していたのでしょう。
いつから対象かや申込み方法
「一時保育を利用できる子どもの年齢や申込み方法がわからなかったので、保育園に直接電話して確認しました。私の住んでいる地域の場合、対象が満6カ月からで、申込み方法としては利用したい保育園へ電話をしてから手続きするといった手順でした」(40代ママ)
一時保育の申し込みできる子どもの月齢がいつから対象なのかや申し込み方法は自治体によってさまざまなようです。ママのなかには、どのように手続きしたらよいのかわからなかったので、自治体の保育課に電話して確認したというママの声もありました。
保育の時間や料金
「子どもを預かってもらえる時間帯や料金について確認しました。特に料金は預ける時間が一日か半日かで1000円近く違うようだったので、スケジュールにあわせて一カ月でどのくらい料金が発生する見込みなのかも考えました」(30代ママ)
時間から何時まで保育してもらえるのかや、料金がいくらくらいなのかは自治体によって違いがあるようで、ママたちは事前に確認していたようです。また、保育料とは別におやつ代が発生する場合もあるようなので、かかる金額の内訳も意識して見るとよいかもしれません。
必要な持ち物
「我が家が預けた保育園の場合、基本的な持ち物として着替えやお手拭きタオル、お布団や歯ブラシセット、オムツなどを用意しました。給食のときのスプーンやフォークなどは園で用意してくれたものが使えたので特に用意はしませんでした」(30代ママ)
「基本的な持ち物の他に、天気がよいときは園庭で遊んだり近くにお散歩に行ったりするため帽子や、暑い季節は水遊びをするための水着やタオルも用意することがありました」(20代ママ)
保育園で必要な持ち物についても確認しておくことも大切なようです。ママのなかには、子どもの時期に対応した離乳食は用意できないことからお弁当の用意が必要だったという声もありました。
一時保育を利用するときに意識したポイント
保育園の一時保育を申し込む際に、ママたちはどのようなことを意識していたのでしょう。
入れないときの対処方法を考える
「パート勤務で継続的に利用を考えていたのですが、申し込みの時期や状況などよって一時保育可能枠に入れないことがありました。私の場合、入れないときの対処法としてベビーシッターを利用できるよう登録しておきました」(40代ママ)
パートなどで継続的に利用しているママのなかには、一時保育の利用可能人数枠に入れない場合の対応についても考えていたようです。他には、自治体で運営しているファミリーサポートに申し込んでおき、必要に応じて利用したというママの声もありました。
利用頻度
「保育園の一時保育に徐々に慣れてほしいと思ったので、求職中や面接などを目的とした月の利用は少なめに申し込みました。パート勤務が始まってからは、子どもの様子を見ながら申し込む日程を増やしていきました」(30代ママ)
子どもが一時保育の雰囲気に徐々に慣れていかれるように、初めのうちは利用頻度を少なめにするよう考えたママもいるようです。出産にあわせて利用を考えたママのなかには、緊急保育で申し込む数カ月前からリフレッシュ利用で月に数回申し込み、子ども徐々に慣らしていったという声もありました。
保育園の一時保育を活用しよう
ママたちは、パートの面接や出産するときなど、さまざまな状況や目的にあわせて保育園の一時保育を利用していたようです。申し込む際に、利用する時間や布団などの持ち物の他に、料金がいくらかかるかについて電話などで確認しておくとよいかもしれません。
また、時期や受け入れされる種類の優先順位によって入れない場合もあることから、その際の対応についても考えておくとよいでしょう。子どもの様子にあわせながら、保育園の一時保育を活用できるとよいですね。