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下の子の里帰り出産時、上の子の保育園はどうする?一時保育の利用方法や手続き、楽しめる過ごし方とは
下の子の里帰り出産を考えたとき、上の子の幼稚園や保育園をどうするか、上の子が小学生だった場合、いっしょに行けるのかなど、悩むこともあるかもしれません。今回は、上の子がいるママの里帰り出産事情や里帰り中の上の子の預け先、里帰り先での一時保育の利用方法、ママたちおすすめの楽しい過ごし方について、体験談を交えてご紹介します。
上の子がいるママの里帰り出産事情
下の子の出産時に里帰りを考えたとき、入院中の上の子の預け先をどのようにしたらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。なかには、上の子が幼稚園や保育園、小学校に通っていると里帰り出産ができるのか迷う方もいるかもしれません。
そこで、上の子がいるママたちに、里帰り出産をするときどのようなことを考えたのか、聞いてみました。
「2人目の里帰り出産中、上の子の幼稚園をどうしようか考えました。『子どもは新しい環境にも慣れやすいですよ』と上の子の幼稚園の先生にアドバイスをもらい、いっしょに里帰りすることにしました」(30代ママ)
「上の子が小学生だったので、2人目の里帰り出産をするかどうか悩みました。夫に協力してもらったり産後ケアサービスを利用したりして里帰りせずに出産しました」(40代ママ)
「里帰り期間が長くなると、上の子の保育園の欠席期間も長くなるので、退園にならないかと心配になりました。自治体にどのような規則が定められているか事前に確認してから決めることが大事かもしれません」(30代ママ)
「里帰り期間中、保育園を欠席する場合の手続きを確認しました。それと合わせて、欠席期間や預けられない理由、里帰り前の最終通園日など、園側に伝えることもきちんと整理するようにしました。」(30代ママ)
2人目や3人目など、下の子の出産時、上の子が小学生の場合や保育園などに通園していると、里帰り出産をするかどうか悩むママもいるようです。里帰り先で、一時保育など保育園を利用したい場合の利用方法や手続き方法を知りたいというママの声もありました。
里帰り中の上の子の預け先
里帰り出産中や産後に上の子のお世話ができないとき、ママたちは上の子の預け先をどうしていたのでしょうか。
自分の実家
「2人目の出産の際、このような機会もなかなかないと思い、自分の実家にいっしょに行き、入院中は祖父母に預かってもらいました。毎日面会に来て、おじいちゃんやおばあちゃんと遊んだことを話してくれ安心しました」(30代ママ)
上の子といっしょに里帰りをして、祖父母にお世話をしてもらっていたママがいました。祖父母が遠方にいると、子どもとふれ合う機会もなかなかないので、貴重な時間だと考え、このような方法を選ぶ方もいるようです。ほかにも、実家だと、子どものことに関するお願いをしやすかったというママの声もありました。
夫の実家
「3人目の出産時、一番上の子は小学生だったので里帰り先には連れて行きませんでした。自宅と同じ市内に住む夫の実家で、夫といっしょにお世話になりながら、小学校に通っていました」(30代ママ)
上の子と里帰り先にはいっしょに行かず、自宅から近い夫の実家に上の子を預けたママもいるようです。子どもが幼稚園を休みたくないと言ったので、上の子の幼稚園のお迎えをお願いしたというママの声もありました。
里帰り先の保育園
「里帰り出産をしたとき、上の子は里帰り先の保育園に預けました。保育園が好きだったので、慣れない保育園の一時保育でも楽しんでくれました」(30代ママ)
「里帰り先の認可外保育所を利用させてもらいました。インターナショナルスクールのプリスクールのようなところでしたが、子どもも喜んで通っていました」(30代ママ)
里帰り先の保育園の一時保育を利用したママもいるようです。実家の祖父母が仕事をしていたので、日中見てもらえる場所を探して、実家の近くの保育園を利用することにしたというママの声もありました。
里帰り出産時の保育園の休園
下の子の出産時に上の子といっしょに里帰りをするというママもいるでしょう。里帰りをしている間は子どもを保育園に預けられませんが、そういった場合、里帰り期間中の保育園での扱いはどのようになるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
「私の自治体では、里帰り出産により認められる休園期間が3ヶ月と定められていました。退園とならないよう、里帰り期間を調整しました」(20代ママ)
「自治体に確認したところ、長期欠席理由を問わず、月の初日から2ヶ月を超えて保育園に登園しないと退園と定められていると聞きました。スケジュール的にタイトではありましたが、その定めに則って、里帰りすることにしました」(30代ママ)
「うちの子は認可外保育所に通園していましたが、理由はなんであれ、長期欠席する場合は、復帰月の保育料を事前に納入することで在園確保できるというルールがありました」(30代ママ)
里帰り出産時に保育園を休園する場合、退園となる基準はおおむね2~3ヶ月と、自治体によっても異なるようです。また、認可保育園と認可外保育園でも定められている規則は違ってくるようなので、自分の家庭がどのケースに当てはまるのか知りたいときは自治体や園に直接聞いてみると安心でしょう。
里帰り先の保育園の利用するときは
では、出産の入院中や里帰り期間を通じて、里帰り先で保育園や一時保育を利用したい場合はどうしたらよいのでしょうか。里帰り先での保育園の利用方法や手続きについて、ママたちに聞いてみました。
里帰り先の保育園に問い合わせる
「里帰り出産をする前に利用したい里帰り先の保育園に問い合わせてみました。出産予定日などを伝え、どのくらいの期間利用したいかを相談して、空き状況にあわせて一時保育が可能かや、延長保育などについても確認しました」(30代ママ)
「里帰り先の自治体に問い合わせると、直接園に問い合わせるよう教えて貰ったので、実家から通えて一時保育を利用できそうな保育園を調べて連絡しました。空きがある保育園にお願いすることにしました」(30代ママ)
「認可保育園は預けられないとのことだったので、認可外保育所を検討しました。問い合わせたところ、里帰り先の自治体から保育料の補助金はなく、完全自費であれば可能とのことでした」(30代ママ)
里帰り先の保育園を利用したいときは、まずどの保育園が利用できるかを問い合わせたというママがいました。一時保育や具体的な通園日、空き状況、祖父母が働いている場合は延長保育などが可能かどうかについても聞いておくと安心でしょう。里帰り先で預ける保育園の情報が知りたい場合は、保育園や自治体のホームページで園の情報を集めてみるのもよいかもしれません。
通園する保育園に休園の連絡をする
「一時保育ができる保育園が見つかってから今通っている保育園に連絡をしました。上の子が通っている保育園は、休園期間が長いと退園になってしまうと聞き、どのくらいの期間休園できるのかを確認しました」(30代ママ)
通っている保育園に、休園ができる期間を確認したママもいるようです。先ほどご紹介したように、休園できる期間は園によっても違いがあるようなので、里帰り出産中に休園を考えているママは、早めに予定を立てておくとよさそうです。
自治体を通じて申請をする
「里帰り先の自治体に問い合わせると、自宅のある自治体を通じて申請をするように言われました。自宅のある市に保育園利用の申請をして、里帰り先の保育園を利用しました」(30代ママ)
里帰り先で保育園を利用する場合は、住んでいる自治体を通じて利用申請をしたというママもいました。里帰り中の保育園利用は、自治体によってもさまざまな決まりがあるかもしれません。里帰りをしてから慌てることのないように事前にしっかりと準備をしましょう。
里帰り先で上の子が楽しめる過ごし方
下の子の里帰り出産の期間中、上の子の生活リズムや過ごし方が気になるママもいるかもしれません。里帰り先で上の子が楽しめる過ごし方をママたちに聞いてみました。
自宅ではできない体験をする
「私の田舎には家庭菜園があるので、畑で野菜の収穫をしたりその野菜を使って祖母と簡単な料理を作りました。自宅ではできない体験ができ、子どもにとっても貴重な機会で、よい思い出になったようです」(30代ママ)
里帰り出産中は、自宅ではできない体験ができると上の子も楽しめるかもしれません。祖父に釣りに連れて行って貰い、魚釣りを楽しんだというママの声もありました。
公園や支援センターに出かける
「実家近くに広い公園があったので、毎日のように公園に通い、遊具で遊んだり花や虫を見つけたりして過ごしました。産後も祖父母が公園に連れ出してくれたので、子どももびのびと過ごすことができました」(30代ママ)
「上の子といっしょに、実家から歩いて通える支援センターへ遊びに行くことがありました。普段会わないお友だちや先生と遊んだり、私も支援センターに来ているママ友と話をして気分転換になりました」(30代ママ)
里帰り中に公園や支援センターを利用していたというママもいました。子どもが集まる場所では、子ども同士で楽しい過ごし方ができるかもしれませんね。里帰り出産中にできたお友だちと、その後も帰省中に遊ぶようになったというママの声もありました。
里帰り出産中の上の子の過ごし方を考えよう
里帰り出産をするとき、上の子といっしょに帰省するのかや、通っている保育園・幼稚園はどうするのかなど、ママたちはさまざまなことに悩んでいるようです。なかには、子どもが小学生の場合、里帰り出産自体するかどうか悩むケースもあるでしょう。
まずは、上の子の預け先を考え、いっしょに里帰りをする場合は、自治体によって定められている退園基準を確認したり、里帰り先で一時保育など保育園を利用したい場合は、利用方法や手続き、事前申請などについてもしっかりと確認することが大切でしょう。里帰り中も子どもが楽しめるよう、過ごし方を工夫して、家族みんなにとってベストな方法を考えられるとよいですね。