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【2018年】今年の冬至は12月22日。かぼちゃや小豆の由来やゆず湯の作り方
冬至について考えたとき、かぼちゃや小豆を食べることや、ゆず湯に入る由来や理由について気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、今年の冬至がいつなのかや縁起を担いだ冬至の食べ物の由来、ゆず湯の作り方の他に、子どもとの楽しみ方の工夫についてご紹介します。
子どもと冬至を楽しもう
12月に入ると、店頭などで冬至にまつわる食品を目にすることもあるのではないでしょうか。冬至は、日本の大切な風習のひとつであることから、ママたちは子どもに楽しく伝えていきたいと考えるかもしれません。
しかし、なかには冬至がいつなのかやどのような風習なのかがわからないことで、どう伝えたらよいか悩むママもいるようです。そこで、今回は冬至の日について、子どもとどのように楽しめるのかを聞いてみました。
冬至とは
寒さが厳しい季節の暦に冬至があるようです。日にちには毎年違うようで、今年の冬至は12月22日といわれています。
冬至の由来とあわせて、ママたちが子どもへどのように伝えていたのかまとめました。
冬至の由来
冬至は1年で最も太陽の位置が低くなる日であり、昼が最も短く夜が最も長くなる日といわれています。また、翌日から昼間が徐々に長くなるということから、この日を境に運気が上昇するともいわれ「一陽来復(いっちょうらいふく)」という、縁起のよい日として捉えられていることも冬至の由来のひとつのようです。
子どもへの伝え方
「子どもから『冬至っていつ、なにをする日?』と聞かれたので『一年のなかで一番昼が短い日で、その日は寒いからゆず湯に入って風邪をひかないようにする風習だよ』と伝えました」(30代ママ)
「冬至に用意した、かぼちゃやゆずの理由を聞かれたので『かぼちゃを食べてゆず湯で体を温めることで、寒い冬を乗り切ろうと考えられているんだよ』と伝えました」(30代ママ)
冬至について、子どもにわかりやすく伝えていたママもいるようです。ママのなかには、冬至をきっかけに年末から新年にかけての日本の風習について、いつどのようなことをするかを子どもに伝えたという声もありました。
冬至の食べ物の意味や由来
冬至には、どのような食材を用意するとよいとされているのでしょう。冬至に用意すると縁起がよいとされる食材についてご紹介します。
「ん」がつく食べ物
地域によっては「ん」のつく冬至の七種(ななくさ)を食べて「運」を上昇させようといった考えの風習があるようです。
1.南瓜(なんきん)=かぼちゃ
2.蓮根(れんこん)
3.人参(にんじん)
4.銀杏(ぎんなん)
5.金柑(きんかん)
6.寒天(かんてん)
7.饂飩(うんどん)=うどん
名前に「ん」が2つ入る食べ物を食べることでたくさんの「運」を呼び込もうとも考えられていたそうです。なかでもかぼちゃは昔、夏に採れてから長期保存して冬至の時期でも食べられていたことから「長生き」といった意味も込められて、冬至にかぼちゃを食べる理由となったようです。
小豆
冬至の厄除けに小豆粥を食べる地域もあるようです。冬至の朝に小豆粥と食べると体が温まり、病気もなく健康に過ごせるといった由来や、小豆の赤い色は悪いものを追い払うという意味もあるようで、かぼちゃの「運盛り」とあわせてさらなる運担ぎと考えられることもあるのかもしれません。
また、地域によってはかぼちゃと小豆をいっしょに煮た「いとこ煮」というメニューを食べることもあるようです。冬至に食べるメニューは地域によってさまざまなようで、ママのなかには冬至にはこんにゃくが定番だったというママも声もありました。
ゆず湯の作り方や子どもと楽しむ工夫
冬至にゆず湯に入る理由としては、寿命が長く病気に強いゆずの木にならって、ゆず湯に入り無病息災を祈る風習や「冬至=湯治」「ゆず=融通」の語呂あわせの要素から始まったなどといったさまざまな説があるようです。
実際に、ゆず湯の作り方とあわせて子どもとの楽しみ方をママたちに聞いてみました。
ゆず湯の作り方
「ゆず湯の作り方に特に決まりがないようだったので、丸ごとのゆずを5、6個お風呂に浮かべました。丸ごとの場合、香りが出にくいと感じるのでフォークで何箇所か穴を空けてからお風呂に入れることもあります」(30代ママ)
「我が家では、ゆずの成分が湯に溶けやすいように、半分に切って湯船に入れています。お湯のなかで、種やゆずの果肉が出てしまうと後片づけが大変なのでガーゼの袋に入れると便利です」(30代ママ)
ゆず湯の作り方としては、丸ごと入れたり、切って入れたりと家庭によってさまざまなようです。ママのなかには、ゆずの香りをより楽しみたいと考えて、お風呂に入る少し前からゆずを湯船に浮かべておいたという声もありました。
子どもとの楽しみ方
「うちの子は、お風呂に浮いたゆずをどう扱ったらよいかわらかないといった顔をしていました。そこで『どうやったら、ゆずの香りがよく出るかな?』などと話をしながら子どもといっしょに揉んだり絞ったりして楽しみました」(30代ママ)
「我が家は下の子が生後5カ月の赤ちゃんだったので、直接お湯にゆずを入れず洗面器にお湯を張ってゆずを入れました。お湯が少なくてもしっかり香りが出たので、上の子も『いいにおい』といって喜んでいました」(20代ママ)
ママたちは、工夫して子どもといっしょにゆず湯を楽しんだようです。ママのなかには、湯船に入れる前のゆずを少し切りわけ、子どもに味わってもらうといった体験も取り入れたという声もありました。
子どもに冬至を伝えていっしょに楽しもう
冬至にかぼちゃや小豆を食べることや、ゆず湯に入る理由については厄払いや縁起を担ぐといった由来からのようです。ゆず湯の作り方はさまざまなようですので、子どもと楽しく入れるよう工夫するとよいかもしれません。
今年の冬至がいつかを確認して、子どもといっしょに楽しめるとよいですね。