生後5カ月の赤ちゃんのお風呂の入れ方。ワンオペ育児のアイデアも

生後5カ月の赤ちゃんのお風呂の入れ方。ワンオペ育児のアイデアも

育児での洗い場やお風呂が上りの注意点、バスシートなどグッズも

2018.07.04

生後5カ月になり、少しずつお座りが安定してくると、「今のお風呂の入れ方を見直したい」と考えるママも多いのではないでしょうか? 便利なアイテムやちょっとした工夫を取り入れれば、ワンオペでもグッと楽に赤ちゃんをお風呂に入れられますよ。この記事では、先輩ママの体験談をもとに、生後5カ月の赤ちゃんのお風呂の入れ方を徹底解説します。ぜひ親子でバスタイムを楽しんでくださいね。

※この記事の内容は、2025年9月30日に更新されたものです。

【体験談】お風呂の入れ方/生後5カ月の赤ちゃんとどう入る?

生後5カ月ごろになると少しずつ腰がすわってくる赤ちゃんも増え、お風呂の入り方にもバリエーションがでてきますよね。先輩ママはどのように赤ちゃんをお風呂に入れているのでしょう。

お風呂の入れ方1:抱っこor膝の上に座らせて一緒に浴槽へ

「腰もすわって安定してきた時期なので、いっしょに抱っこで入っていました。まずは子どもだけを洗って浴槽に入り、私はパパが帰ってきてからもう一度入る生活リズムでした。湯舟で気持ちよさそうにしている娘を見るのが幸せでした」(20代ママ)

「首が座るようになってからは息子のお風呂はパパに任せています。まずパパがお風呂に入り、洗い終わったら、私が子どもを脱がせてお風呂へ。子どものお風呂上りは私がバスタオルにくるんでパジャマを着せるという流れです」(30代ママ)

赤ちゃんをそのまま抱っこして膝の上に座らせるような状態で入浴しているママが多いようです。首も腰も安定しやすい生後5カ月の時期だと、月齢の低い時期と比べお風呂に入れやすいのではないでしょうか。パパにも協力してもらいながら、バスタイムが家族の時間になるとよいですね。

お風呂の入れ方2:ベビーバスを使用

お風呂のベビーバス
iStock.com/yifanjrb

「息子は新生児の頃からベビーバスを使っていたので、生後5カ月のころもベビーバスでした。パパと二人で入れていたので、お風呂の負担はあまり感じていませんでした」(30代ママ)

「特に不便を感じていないのでバスタイムは今もベビーバスを使っています。先に私が一人で入浴し、その間に娘は脱衣所のバウンサーで服を着たまま待機。私が洗い終わったら、お風呂に用意したベビーバスで沐浴していました」(20代ママ)

新生児から使っているベビーバスをそのままお風呂で利用している家庭もあるようです。ベビーバスはいつまで使用してよいか悩んでいるママもいるかもしれませんが、使用期限などは特に設けていないため、不便を感じていなければベビーバスを活用してみるのもよいでしょう。ベビーバスであれば体調不良などでママが一緒にお風呂に入るのが難しい場合も赤ちゃんをお風呂に入れてあげることができますよ。。

お風呂の入れ方3:ベビー用バスマットを利用

「寝かせたまま身体を洗えるベビー用バスマットを利用していました。軽くて使いやすいし、息子も安心してバスタイムを過ごせていました」(20代ママ)

「5カ月くらいにはおすわりができるようになっていたので、娘は浴室用のフラットなバスマットやバスシートに座らせて洗っていました。座ったままのシャンプーにも慣れるのが早いかもしれません」(30代ママ)

赤ちゃんを寝かせた状態でキープできるお風呂用のベビーマットや、濡れても滑りにくい素材のベビー用の浴室用バスマット、バスシートなどもさまざまな種類があるようです。赤ちゃんを寝かせたまま洗えるため、両手を使えて便利なようです。バスマットやバスシートはつかまり立ちができるようになってからも使えるという先輩ママの声も聞かれました。

【体験談】お風呂の入れ方/生後5カ月の赤ちゃんの入浴のタイミング・時間は?

生後5カ月の赤ちゃんの入浴時間も気になりますよね。先輩ママは何時に、どのくらい赤ちゃんのバスタイムをとっているのでしょう。

帰宅後すぐ

5ヶ月の赤ちゃんのお風呂
iStock.com/Floortje

「生後5カ月のころは寒い時期だったので、身体が冷えないよう散歩から帰ってきたらすぐにバスタイムにしていました。18時くらいで時間は15分程度です。温まって落ち着くのか、息子も夕飯準備中は静かに待ってくれていました」(30代ママ)

「娘はお風呂を嫌がって泣くことが多かったので、夜はリラックスして過ごせるよう夕飯前に入浴していました。保育園に通っている3歳の長男と生後5カ月の次男と3人で、19時くらいから20分ほどバスタイムでした」(30代ママ)

帰宅後すぐにバスタイムにしている家庭も多いようです。外からの花粉やウイルスなどを洗い落とせるため、感染症予防の観点からもよさそうですね。先にお風呂に入っておくと、お風呂上がりの夜の時間をゆっくり過ごせるのもポイントです。

就寝の1時間前を目安にした

「娘は20時には寝かしつけをしたかったので、19時前後にお風呂に入れていました。長湯でのぼせてしまうのを避けたかったので、入浴時間は15分から20分くらいだったと思います」(30代ママ)

「夕飯、お風呂、就寝、のサイクルを覚えて欲しかったので、夕飯後19時半ごろを息子のバスタイムにしていました。お風呂上がりに授乳をしてそのまま寝かしつけをしていたせいか、1歳半をすぎると洗い場を出たら自分から寝室に行くようになりました」(20代ママ)

多くのママが、寝かしつけの時間に合わせてお風呂のタイミングを決めているようです。お風呂上がりで体がポカポカした状態で布団に入ると、赤ちゃんがスムーズに寝入ってくれる可能性が高くなるかもしれません。また赤ちゃんにとっても、入浴から寝かしつけまでの一連の流れが決まっていると、生活リズムが整いやすいメリットもあります。

生後5カ月ごろに役立った!ワンオペ時にあると便利なお風呂グッズを紹介

お風呂大好きな赤ちゃんがいる一方で、独特の音の響きや顔に水がかかるのが苦手で泣いてしまう赤ちゃんもいます。ワンオペ中に赤ちゃんに泣かれてしまうとママは大変ですよね。お風呂が苦手な赤ちゃんとのバスタイムを乗り切った育児の先輩ママたちが、「本当に役立った!」と絶賛する便利なお風呂グッズについて聞いてみました。

お風呂用のおもちゃ

「ワンオペなので娘のバスタイムは大変でした。ベビーバスでの沐浴が嫌がりすぐ泣いてしまうので、プラスチックで濡れてもよいシャカシャカ音の出るおもちゃを握らせて入っていました」(30代ママ)

生後5カ月の時期になると、おもちゃを握ったりする子どもも増えてくるようです。お風呂用の絵本やあひるのおもちゃを使い始めたという先輩ママもいました。まだ思い通りに遊べなくても、子どもの興味を持ちそうなおもちゃが一つあると、上機嫌でお風呂に入ってくれるかもしれませんね。

防水のスマホケース

「生後5カ月の時期は、私が洗っている間は脱衣所のベビーチェアで待ってもらっていました。息子が泣くときは、スマホを防水ケースに入れて音楽を流していました」(30代ママ)

子どもがぐずって泣くときなど、スマホで歌や動画を流して対応したという声もありました。ワンオペのバスタイムでは髪や身体を洗っているときなど、すぐにあやせない場合もありますよね。カラフルな装飾のついた防水ケースもあるようなので、子どもが興味をもちそうな防水ケースを選んでみてはいかがでしょうか。

生後5カ月から使用できるバスチェア

「息子一人のときは抱っこしてお風呂に入ってましたが、下の娘が産まれてからはお風呂用のベビーチェアを利用しています。子どもが泣くときは向かい合って歌をうたったりと、ぐずり対策としても使えます」(30代ママ)

ユニットバスでも使えるコンパクトなお風呂用ベビーチェアを利用している家庭が多いようです。ママや兄弟姉妹が身体を洗っている間、同じ浴室で待てるのはうれしいですよね。座らせている間に身体が冷えないようシャワーをかけているという声もありました。子どもが泣くときは向かい合って歌をうたったりと、ぐずり対策としても使えるようです。 

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生後5カ月の赤ちゃんとのバスタイムの注意ポイントを解説

生後5カ月の赤ちゃんとのバスタイムを安全に楽しく過ごすためには、いくつかのポイントと注意点があります。

お湯の温度に気をつける

お湯の温度は38~40度程度に設定しましょう。生後5カ月の赤ちゃんの肌は非常に敏感で、適切な温度を保つことが大切です。お湯が熱すぎると、赤ちゃんが疲れすぎてしまったり、乾燥してしまう可能性があります。また、逆に冷たすぎると、体温が下がり風邪をひいてしまうこともありますので、沐浴時には温度計を使って確認すると安心です。先輩ママの中には、風呂場に入る前に必ず温度を測り、バスタオルで保温対策を行っている方もいます。特に寒い季節には、脱衣所やユニットバスの温度も一緒に気をつけると良いでしょう。

事故防止

生後5カ月になると少しずつお座りが上手になってくるタイミングではありますが、まだ長時間座っていられるわけではありません。目を離したすきに転倒してしまうこともあるため、バスマットやバスチェアなどを使用して事故防止に気をつけましょう。

入浴後のスキンケア

沐浴後は、赤ちゃんの肌を乾燥から守るために、しっかりとバスタオルで拭き取ります。バスタオルは柔らかい素材のものを選び、赤ちゃんの肌を傷つけないように優しく拭くことがポイントです。特に、風呂上がりのスキンケアは赤ちゃんの肌を健康に保つために重要です。また保湿クリームやローションを使って、肌をしっかりとケアしましょう。脱衣所にあらかじめスキンケア用品を用意しておくと、ワンオペでも、スムーズにケアを行えます。

季節ごとの注意点/準備

夏場は、特に赤ちゃんがのぼせやすいため、お風呂内の温度が高くなりすぎないようしっかりと換気することが大切です。入浴前には水分補給を忘れずに行い、長湯は避けてください。生後5カ月の赤ちゃんが湯船に入る時間は5分程度が目安です。

冬場は、ユニットバス内の温度が急激に下がるのを防ぐため、入浴前に浴室全体をしっかり暖めておくのがポイントです。また、赤ちゃんを湯船の外で待たせておく際は、思った以上に体が冷えてしまうことがあります。定期的に温かいシャワーをかけてあげたり、乾いたタオルで包んであげたりするなど、体温管理に注意しましょう。

お風呂の入れ方を工夫して生後5カ月の赤ちゃんの子育てを楽しもう

お風呂の赤ちゃん
iStock.com/RyanKing999

生後5カ月の赤ちゃんとのバスタイムを工夫して楽しんでいる方が多いようです。バスタオルやベビーチェア、バスマットなどの便利なグッズを活用し、安全に、そして少しでも楽しい時間を過ごせるように工夫してみましょう。赤ちゃんが泣きやすい場合は、バスタオルでくるんで安心感を与えたり、お風呂用のおもちゃを使って気を引くのが効果的です。また、お湯の温度管理や、沐浴後の丁寧なスキンケアで赤ちゃんの肌を守り、快適なバスタイムを提供しましょう。

お風呂が苦手な赤ちゃんでも、家族みんなで工夫して楽しい時間を共有することで、少しずつ笑顔が増えるはずです。先輩ママたちのように、ぜひ赤ちゃんと一緒に、素敵なバスタイムを楽しんでくださいね。

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