生後5ヶ月のお風呂。ワンオペ育児のアイデアや便利なお風呂グッズ、泣く子どもへの対処法を紹介

生後5ヶ月のお風呂。ワンオペ育児のアイデアや便利なお風呂グッズ、泣く子どもへの対処法を紹介

育児での洗い場やお風呂が上りの注意点、バスシートなどグッズも

2018.07.04

生後5ヶ月の赤ちゃんのお風呂、毎日どのように入れていますか? バスタイムの時間や、おもちゃなど便利なお風呂グッズ、泣く赤ちゃんへの対処法など、気になることは多いですよね。先輩ママたちの声を参考にお風呂の入れ方や入浴時間について調査しました。

生後5ヶ月、お風呂に入れる方法は?

生後5ヶ月ごろになると少しずつ腰がすわってくる子どもも増え、お風呂の入り方にもバリエーションがでてきますよね。先輩ママはどのように子どもをお風呂に入れているのでしょう。


抱っこしていっしょに浴槽へ

「腰もすわって安定してきた時期なので、いっしょに抱っこで入っていました。まずは子どもだけを洗って浴槽に入り、私はパパが帰ってきてからもう一度入る生活リズムでした。湯舟で気持ちよさそうにしている娘を見るのが幸せでした」(20代ママ)

「首が座るようになってからは息子のお風呂はパパに任せています。まずパパがお風呂に入り、洗い終わったら、私が子どもを脱がせてお風呂へ。子どものお風呂上りは私がバスタオルにくるんでパジャマを着せるという流れです」(30代ママ)

子どもをそのまま抱っこして入浴している場合も多いようです。首も腰も安定しやすい生後5ヶ月の時期だと、月齢の低い時期と比べお風呂に入れやすいのではないでしょうか。パパにも協力してもらいながら、バスタイムが家族の時間になるとよいですね。


ベビーバスを使用

お風呂のベビーバス
iStock.com/yifanjrb

「息子は新生児の頃からベビーバスを使っていたので、生後5ヶ月のころもベビーバスでした。パパと二人で入れていたので、お風呂の負担はあまり感じていませんでした」(30代ママ)

「特に不便を感じていないのでバスタイムは今もベビーバスを使っています。先に私が一人で入浴し、その間に娘は脱衣所のバウンサーで服を着たまま待機。私が洗い終わったら、お風呂に用意したベビーバスで沐浴していました」(20代ママ)

新生児から使っているベビーバスをそのままお風呂で利用している家庭もあるようです。ベビーバスは湯舟の底が浅いので、赤ちゃんを安全に沐浴させやすいというメリットがあります


ベビー用バスマットを利用

「寝かせたまま身体を洗えるベビー用バスマットを利用していました。軽くて使いやすいし、息子も安心してバスタイムを過ごせていました」(20代ママ)

「5カ月くらいにはおすわりができるようになっていたので、娘は浴室用のフラットなバスマットやバスシートに座らせて洗っていました。座ったままのシャンプーにも慣れるのが早いかもしれません」(30代ママ)

赤ちゃんを寝かせた状態でキープできるお風呂用のベビーマットや、濡れても滑りにくい素材のベビー用の浴室用バスマット、バスシートなどもさまざまな種類があるようです。バスマットやバスシートはつかまり立ちができるようになってからも使えるという先輩ママの声も聞かれました。


お風呂に入れる時間は?

生後5ヶ月の赤ちゃんの入浴時間も気になりますよね。先輩ママは何時に、どのくらい赤ちゃんのバスタイムをとっているのでしょう。


帰宅後すぐ

5ヶ月の赤ちゃんのお風呂
iStock.com/Floortje

「生後5ヶ月のころは寒い時期だったので、身体が冷えないよう散歩から帰ってきたらすぐにバスタイムにしていました。18時くらいで時間は15分程度です。温まって落ち着くのか、息子も夕飯準備中は静かに待ってくれていました」(30代ママ)

「娘はお風呂を嫌がって泣くことが多かったので、夜はリラックスして過ごせるよう夕飯前に入浴していました。保育園に通っている3歳の長男と生後5ヶ月の次男と3人で、19時くらいから20分ほどバスタイムでした」(30代ママ)

帰宅したらまずバスタイム、という家庭もあるようです。先にお風呂に入っておくと、お風呂上がりの夜の時間をゆっくり過ごしやすいのかもしれませんね。


就寝の1時間前を目安に

「娘は20時には寝かしつけをしたかったので、19時前後にお風呂に入れていました。長湯でのぼせてしまうのを避けたかったので、入浴時間は15分から20分くらいだったと思います」(30代ママ)

「夕飯、お風呂、就寝、のサイクルを覚えて欲しかったので、夕飯後19時半ごろを息子のバスタイムにしていました。お風呂上がりに授乳をしてそのまま寝かしつけをしていたせいか、1歳半をすぎると洗い場を出たら自分から寝室に行くようになりました」(20代ママ)

育児にとって大切な寝かしつけの時間を目安に、夕食の後にお風呂に入れるママもいるようです。お風呂と寝かしつけをセットで考えると、決まった時間にバスタイムをとりやすいかもしれませんね。


こちらの記事も読まれています

泣くときはどうする?あると便利なお風呂グッズ

お風呂を嫌がり、毎日泣いてしまう赤ちゃんもいるでしょう。生後5カ月のバスタイムを乗り切った育児の先輩ママたちに、便利なお風呂グッズについて聞いてみました。

お風呂用のおもちゃ

「ワンオペなので娘のバスタイムは大変でした。ベビーバスでの沐浴が嫌がりすぐ泣いてしまうので、プラスチックで濡れてもよいシャカシャカ音の出るおもちゃを握らせて入っていました」(30代ママ)


生後5ヶ月の時期になると、おもちゃを握ったりする子どもも増えてくるようです。お風呂用の絵本やあひるのおもちゃを使い始めたという先輩ママもいました。まだ思い通りに遊べなくても、子どもの興味を持ちそうなおもちゃが一つあると、上機嫌でお風呂に入ってくれるかもしれませんね。



防水のスマホケース

「生後5ヶ月の時期は、私が洗っている間は脱衣所のベビーチェアで待ってもらっていました。息子が泣くときは、スマホを防水ケースに入れて音楽を流していました」(30代ママ)

子どもがぐずって泣くときなど、スマホで歌や動画を流して対応したという声もありました。ワンオペのバスタイムでは髪や身体を洗っているときなど、すぐにあやせない場合もありますよね。カラフルな装飾のついた防水ケースもあるようなので、子どもが興味をもちそうな防水ケースを選んでみてはいかがでしょうか。


お風呂用ベビーチェア

「息子一人のときは抱っこしてお風呂に入ってましたが、下の娘が産まれてからはお風呂用のベビーチェアを利用しています。子どもが泣くときは向かい合って歌をうたったりと、ぐずり対策としても使えます」(30代ママ)


ユニットバスでも使えるコンパクトなお風呂用ベビーチェアを利用している家庭が多いようです。ママや兄弟姉妹が身体を洗っている間、同じ浴室で待てるのはうれしいですよね。座らせている間に身体が冷えないようシャワーをかけているという声もありました。子どもが泣くときは向かい合って歌をうたったりと、ぐずり対策としても使えるようです。


生後5ヶ月の赤ちゃんとのバスタイムの注意点

生後5カ月の赤ちゃんとのバスタイムを安全に楽しく過ごすためには、いくつかのポイントと注意点があります。


お湯の温度

お湯の温度は38~40度程度に設定しましょう。生後5ヶ月の赤ちゃんの肌は非常に敏感で、適切な温度を保つことが大切です。お湯が熱すぎると、赤ちゃんの肌が赤くなったり、乾燥してしまう可能性があります。


また、逆に冷たすぎると、体温が下がり風邪をひいてしまうこともありますので、沐浴時には温度計を使って確認すると安心です。先輩ママの中には、風呂場に入る前に必ず温度を測り、バスタオルで保温対策を行っている方もいます。特に寒い季節には、脱衣所やユニットバスの温度も一緒に気を付けると良いでしょう。

浴室での事故防止

風呂場では、赤ちゃんが滑って事故を起こさないように、バスマットやバスシートを利用することをおすすめします。バスマットは風呂場での滑り止め効果があり、赤ちゃんがお湯の中で安定して座るのをサポートしてくれます。


また、ベビーチェアやバスシートを使うと、赤ちゃんがお湯の中で転倒するリスクを減らせます。ワンオペで育児をしている場合は、特に安全対策が重要です。バスマットの上に赤ちゃんを寝かせて、シャンプーや身体を洗う洗い場での作業がしやすくなります。赤ちゃんのお湯が冷えないように、風呂場の温度を保つことも大切です。

沐浴後のスキンケア

沐浴後は、赤ちゃんの肌を乾燥から守るために、しっかりとバスタオルで拭き取ります。バスタオルは柔らかい素材のものを選び、赤ちゃんの肌を傷つけないように優しく拭くことがポイントです。特に、風呂上がりのスキンケアは赤ちゃんの肌を健康に保つために重要です。


保湿クリームやローションを使って、肌をしっかりとケアしましょう。先輩ママからは、「風呂上がりには、必ず脱衣所でスキンケアをする」という声が多く、育児の一環として大切なケア方法とされています。ワンオペでも、脱衣所にあらかじめスキンケア用品を用意しておくと、スムーズにケアを行えます。


ワンオペ育児・ユニットバスのポイント

ワンオペで5カ月の赤ちゃんを沐浴させる場合、効率的な動きを意識するのがポイントです。脱衣所、洗い場、ユニットバスの配置を考慮し、動線を最短にすることで、安全で快適なバスタイムを実現できます。

ユニットバスの場合は、狭いスペースを有効に使うことがポイントです。ユニットバスでは、壁に取り付けられる折りたたみ式のベビーチェアが便利です。ユニットバスの温度管理も重要な注意点と言えるでしょう、冬場は脱衣所も含めて暖めておくことが大切です。


また、ユニットバス内でのシャンプーの際は、できるだけ赤ちゃんの身体を安定させるのがポイントです。それによって目に泡が入るのを防ぐことにもつながります。

季節ごとの注意点

夏と冬ではバスタイムの注意点が変わってきます。夏はユニットバス内の温度が高くなりすぎないよう換気に注意し、冬は脱衣所とユニットバスの温度差をなくすことがポイントです。先輩ママたちは、季節に応じてバスタイムの時間や方法を調整しています。

夏場のユニットバスでの注意点として、湿度が高くなりやすいため、カビの発生に注意が必要です。洗い場やシャワーヘッドの清掃を定期的に行うことが大切です。冬場は、ユニットバス内の温度が急激に下がらないよう、入浴前にしっかりと暖めておくことがポイントです。

また、ユニットバスでのシャンプーや体を洗う際は、お湯の温度管理も重要な注意点です。特に冬場は、ユニットバス内の温度が下がりやすいため、こまめにお湯の温度をチェックすることがポイントとなります。


生後5ヶ月の赤ちゃんとバスタイムを楽しもう

お風呂の赤ちゃん
iStock.com/RyanKing999

先輩ママたちの声を集めると、生後5ヶ月の赤ちゃんとのバスタイムを工夫して楽しんでいるママが多いようです。バスタオルやベビーチェア、バスマットなどの便利なグッズを活用し、少しでも楽しい時間を過ごせるように工夫してみましょう。

ユニットバスでも使えるベビーチェアや、脱衣所で赤ちゃんを待たせるためのマットを使うと便利です。風呂場では、バスマットを使って安全対策を講じ、温度やスキンケアにも気を配りましょう。

ワンオペで育児をしているママは特に、お風呂のシャンプーや風呂上がりのスキンケアをスムーズに行うための準備が大切です。赤ちゃんが泣きやすい場合は、バスタオルでくるんで安心させたり、お風呂用のおもちゃを使って気を引いたりするのも効果的です。お湯の温度管理や、沐浴後のスキンケアで赤ちゃんの肌を守り、快適なバスタイムを提供しましょう。

お風呂に入るのが苦手な赤ちゃんでも、家族みんなで楽しい時間を共有することで、笑顔が増えることでしょう。先輩ママたちも、家族全員でのバスタイムが楽しい育児のひとときであることを実感しているようです。赤ちゃんと一緒に、素敵なお風呂タイムを楽しんでくださいね。


2018.07.04

レクチャーカテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。