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節分の恵方巻きの由来や意味。2019年の方角や子どもと楽しむ食べ方
節分の恵方巻きを考えたとき、いつからの風習なのかや今年の方角や子ども向けの伝え方が気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、恵方巻きの由来や意味、方角の決め方や食べ方とあわせて、節分の献立や子どもと楽しむ工夫をママたちの体験談を交えてご紹介します。
節分に食べる恵方巻きとは
お正月が終わり節分の季節が近づくと、スーパーなどで恵方巻きの文字を目にする機会もあるのではないでしょうか。ママのなかには、恵方巻きを用意するにあたり、由来や意味を知りたいという声の他に、子ども向けの説明方法が気になるという声も聞かれました。
そこで、恵方巻きの由来や意味とあわせて子どもへの伝え方をママたちに聞きました。
恵方巻きの由来や意味
節分に恵方巻きを食べる風習がいつから始まったのかや発祥には諸説あるようで、地域によって呼び名や食べ方などもさまざまなようです。一般的に恵方巻きは、2月3日の節分に食べると縁起がよいとされている巻き寿司のようで、その年の恵方を向いてしゃべらずに願い事をしながら1本食べきるとよいといわれています。
恵方巻きの恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん)という神様がいる方位とされていて、2019年の恵方は「東北東」のようです。また、恵方巻きの中身は七福神にちなんで7種類の具を巻き込むようですが、種類に特に決まりはないようです。
子ども向けの説明の仕方
「子どもに恵方巻きについて聞かれたとき、『節分の豆まきをする日に、縁起がよい方角を向いて、願い事をしながら食べると叶うかもしれないよ』と簡単に伝えました」(30代ママ)
子ども向けに恵方巻きの由来や食べ方を説明する場合は、わかりやすく簡単に伝えられるとよいでしょう。ママのなかには、節分の絵本の読み聞かせのあとに、恵方巻きの由来や意味を伝えたという声もありました。
恵方巻きを食べるとき
実際に、恵方巻きの食べ方が気になるママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちが子どもと恵方巻きを食べたときのことを聞きました。
方角の決め方
「恵方巻きを食べるときの方角の決め方は、携帯の方位磁石アプリを使うと便利です。テーブルに携帯を置いてその年の恵方を子どもといっしょに確認します」(30代ママ)
恵方巻きを食べるときの方角を決め方としては、方位磁石やアプリなどを使うとよいようです。ママのなかには、方角を調べるときや決めるときに、子どもにお手伝いをお願いしたら喜んでいたという声もありました。
食べ方
「子どもが小さいうちは、しゃべらないで恵方巻きを食べるという食べ方は難しいと思いました。我が家ではあまりルールにこだわらず、願い事をしながらいっしょに食べるようにしています」(20代ママ)
「我が家では、恵方を向いて一口食べたあとは、自由に食べるようにしています。子どもが恵方を向いて食べやすいように、机の角度や座る位置を工夫しています」(40代ママ)
子どもが小さいうちは、しゃべらないで食べることや、恵方を向きながら食べることが難しいこともあるかもしれません。ママのなかには、あまりルールにこだわらず、家族で楽しく食べることを優先したという声もありました。
恵方巻きにあわせた節分の献立
節分に恵方巻きを食べるときに、いっしょにどのような節分メニューを作ったらよいのでしょう。実際に、ママたちが節分に作った献立やアイデアなどを聞きました。
鰯料理
「私が子どもの頃は、節分の献立に焼き鰯が出ることが多かったのですが、自分の子ども向けには食べやすそうな鰯のつみれ汁にしています」(40代ママ)
「節分の献立は、鰯を使った料理を中心に考えます。子どものリクエストによってメニューも変わりますが鰯バーグは子どもに好評です」(30代ママ)
節分には、鰯を食べると縁起がよいとされる由来や風習がある地域もあるようです。一般的には鰯を焼くときの煙が魔除けになるようですが、あまりこだわらず子ども向けの節分のメニューとして食べやすくアレンジしてみるのもよいかもしれません。
大豆料理
「我が家では節分にまく豆にちなんで、大豆料理を献立に取り入れています。サラダや野菜の炊合せに大豆を入れるだけで、節分を感じられると思います」(30代ママ)
「我が家では、うちの子が大好きな甘めの黒豆煮が節分の定番メニューです。毎年節分の日を楽しみにしているようです」(20代ママ)
節分の豆まきに使う豆を福豆というようですが、節分の献立にも豆を使ったおかずを取り入るのもよさそうです。ママのなかには、豆料理を食べながら節分の日の由来を子どもに話すと興味津々で聞いてくれたという声もありました。
子どもと恵方巻きを食べるときのポイント
子どもと恵方巻きを食べるときに、どのようにすれば子どもが楽しめるのかが気になるママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちが意識したポイントや工夫について聞きました。
サイズを工夫する
「具の多い恵方巻きは太くなりがちなので、子どもも食べにくいようで嫌がることがありました。そこで子ども用に細く巻いた恵方巻きにしたところ、食べやすくなったようで喜んでいました」(20代ママ)
「子どもが小さいうちは、太巻きを1本食べきるには量が多いと感じて、我が家では食べやすいサイズに切りわけています。毎年食べられる量が増えてきているので、『今年はどのくらいの幅にする?』と子どもと相談しながら用意しています」(30代ママ)
子ども向けに細巻きにしたり、切りわけて食べやすくしていたというママの声もありました。のりを使っていることから、食べるときはのどに詰まってしまわないようよく噛んで食べるよう伝えることを意識したというママの声もありました。
子どもにあわせて材料を工夫する
「うちの子は、のりを噛み切るのが苦手なようだったので、子ども向けの恵方巻きとして食パンロールを手作りしました。太巻きにこだわらず材料や作り方を工夫することで家族みんなで恵方巻きを楽しむことができました」(30代ママ)
恵方巻きの代用として、食パンロールなど材料を工夫することもあるようです。ママのなかには、子どもが好きなロールケーキをデコレーションして恵方巻きにしたという声もありました。
節分は、家族で恵方巻きを楽しく食べよう
恵方巻きがいつから始まったかなどの由来や意味は諸説あるようで、地域によってさまざまなようです。食べ方は、その年の恵方を向きしゃべらないで食べきるとよいようですが、子どもが小さいうちはルールにこだわらなくてもよさそうです。
子ども向けの節分の献立や方角の決め方を工夫して、節分の日の食卓を家族で楽しめるとよいですね。