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トラベルエディター推薦。子連れフレンドリーなラグジュアリーホテルで、ステイケーション
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トラベルエディター。 旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、雑誌のホテル特集ページ制作を手がけたり、「ワーケーション」や「ステイケーション」をテーマに連載記事の執筆、また自らのInstagramアカウントで日々おすすめホテル情報を発信している。
トラベルエディターで一児の父でもある、伊澤慶一さんがおすすめする子連れ旅。第1回は、東京都内のラグジュアリーホテル3選をお届けします。
「ステイケーション」とは、自宅から近場のホテルに滞在して旅気分を味わう旅行スタイルのこと。
サービスが行き届いたラグジュアリーホテルほど、実はキッズフレンドリーで、親の負担も軽くなるというもの。
実は今、コロナ禍で訪日外国人が減った影響で、高級ホテルにもお得なプランで泊まれる絶好のチャンス。これを機に、近場のラグジュアリーホテルで子連れステイケーションしてみてはいかがでしょうか?これから紹介するホテルは、手厚くユニークな子ども向けサービスが充実しています。
フォーシーンズホテル東京大手町
まず紹介するのは、2020年9月に開業したばかりの「フォーシーズンズホテル東京大手町」です。
アマンリゾーツをはじめ世界の名だたるラグジュアリーホテルを手掛けてきた著名デザイナー、ジャン=ミシェル・ギャリー氏が客室やロビーを担当しただけあって、どこを切ってもエレガント、かつリゾート感を感じる居心地の良さ。
一見、紳士淑女のための高級ホテルのようですが、実はウェルカムギフトがもらえる子ども用のチェックインエクスペリエンスや、スイミングレッスンやマナー講座などキッズアクティビティを用意したりと、家族全員で楽しめる仕掛けをたくさん用意してくれています。
バスルームにはフランス生まれの「SOPHIE LA GIRAFE」のオーガニックコスメが置かれ、小さなお子様でも安心。
実はこの日、息子のオムツを忘れてしまったのですが、コンシェルジュの方に相談したらそちらもすぐに用意してくれるほどの手厚いサービス!
他にもロビーフロアを広々使ったスタンプラリーや、レストラン「PIGNETO(ピニェート)」での充実したキッズメニューなど、フォーシーズンズのおもてなしは子どもにも平等かそれ以上でした。
家族でステイケーションすることの醍醐味は、なんと言っても近場でありながら、究極に非日常な思い出が作れること。
フォーシーズンズホテル東京大手町には、東京でも珍しい39階のルーフトップテラスが2カ所あり(レストラン「est」と「PIGNETO」)、まるで海外にいるかのようなダイニング体験を楽しめます。
日常の育児や家事から解放されリフレッシュできて、旅の疲れが残りづらいという点でも、子育て世代におすすめの旅行スタイルです。
フォーシーズンズホテル東京大手町
住所 東京都千代田区大手町1-2-1
電話 03-6810-0600
ザ・ペニンシュラ東京
続いておすすめなのが、日比谷駅直結の5つ星ホテル、ザ・ペニンシュラ東京です。
皇居外苑と日比谷公園を一望できるビューは、東京のど真ん中にいることを忘れてしまいそうなくらい緑に溢れています。客室もウッディな雰囲気。
実際に泊まるまで、あまり家族でステイするイメージはなかったのですが、実は子どもが大喜びするサービスがあるのです。
それがこちら!ペニンシュラのアイコンであるページボーイの制服を着た「ページボーイのピカチュウ」です。
これにはうちの息子も狂喜乱舞して大喜び!凛々しい制服姿のピカチュウは、普段と違って上品で気高く見えます(笑)
公式サイトもしくはデータ欄の電話番号から、「ページボーイのピカチュウ」のアメニティ(バスローブ、小サイズぬいぐるみ、プレート、カップ、カトラリー、歯磨きセット、ラゲージタグ、ステッカーなど。2歳以上11歳以下のお子様対象。アメニティの選択は不可)付きのプラン予約が可能です。
ピカチュウ好きのお子様にとってはもちろん、大人だってこの絶景を眺めながらの滞在は一生忘れられないステイケーションになること間違いありません。
現在ザ・ペニンシュラ東京では、50%オフかつ最大40時間滞在できるプラン(ただし適用除外日あり。またピカチュウのプランとは併用不可)もあり、大変お得にステイが可能です。ちなみにホテル近くの日比谷シャンテにはコジラ像が構えているので、怪獣派のお子様にはそちらもどうぞ。
ザ・ペニンシュラ東京
住所 東京都千代田区有楽町1-8-1
電話 03-6270-2288(宿泊予約課)
HP https://www.peninsula.com/ja/tokyo/5-star-luxury-hotel-ginza
パレスホテル東京
最後に紹介するのはパレスホテル東京。こちらでおすすめなのが、フランスの子ども服ブランド「Bonpoint(ボンポワン)」とコラボした期間限定キッズルーム「いちくんのへや」です。
2020年11月に誕生したばかりで、宿泊ゲストであれば7,260円(税サ込、2時間制)で利用可能。予約は1家族ずつなので、気兼ねなく記念撮影したり、絵本や塗り絵を楽しんだりすることができます(事前予約は6日前からデータ欄の電話番号へ)。
キッズルーム内では、普段はなかなか手の届かないボンポワンの素敵な衣装で着せ替えを楽しんだり、ハンドクリームなどのコスメを試したりと、その世界観を存分に楽しめます。
また巨大な黒板に自由に絵を描くことができるので、感性を育むことも。公式サイトからは、プロカメラマンによる写真撮影や限定コラボ土産がついた宿泊プラン「メゾン ド ボンポワン」も予約できます。
パレスホテル東京は、都心では珍しくバルコニーが客室の半数以上に付いています。バルコニーに出て丸の内の緑とその奥のスカイラインを眺めながら、お酒やモーニングコーヒーを飲む時間は格別中の格別!
また5階の「エビアン スパ 東京」では、ヨーロピアンに人気の最新スパが体験可能。大人も心身ともにリフレッシュする滞在をおくることができます。
パレスホテル東京
住所 千代田区丸の内1-1-1
電話 03-3211-5218(宿泊予約)
HP https://www.palacehoteltokyo.com/
以上、子連れにおすすめのラグジュアリーホテルのご紹介でした。
「そんな有名ホテルに小さい子どもを連れて行って大丈夫?」と思ったKIDSNA読者の方も、きっとご安心いただけたのではないでしょうか。
笑顔あふれる思い出になること間違いなしの子連れステイケーション。ぜひお楽しみください!
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伊澤慶一
トラベルエディター。 旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、雑誌のホテル特集ページ制作を手がけたり、「ワーケーション」や「ステイケーション」をテーマに連載記事の執筆、また自らのInstagramアカウントで日々おすすめホテル情報を発信している。