お金では買えない希望を叶える『マッチング理論』とは!?
Profile
経済学者
経済学者
経済学者。2003年東京大学卒業(経済学部総代)、2008年ハーバード大学経済学部博士。イェール大学、スタンフォード大学などを経て2020年より東京大学経済学部教授、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)所長。 専門分野は人と人や人とモノ・サービスを適材適所に引き合わせる方法を考える「マッチング理論」と、それを応用して社会制度の設計や実装につなげる「マーケットデザイン」。
保育園入園や会社の人事、学校入試など、採用決定のプロセスにおいて、いくらお金があっても希望が叶うわけではないものが世の中にあります。そのような問題を解決するべく、東京大学マーケットデザインセンター所長の小島武仁教授が「マッチング理論」を研究されています。お金で解決できないミスマッチを無くす仕組みとは?
希望を叶えるために嘘をつく必要がない仕組み
厳しい競争を避けるため、倍率の高い第一希望を避け、第二希望を第一希望として表明する。そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。
このような嘘の希望を表明せずとも、公平に選考される仕組みがあるとすると、人々の希望が叶いやすい良い世の中になるかもしれません。
そんな仕組み、アルゴリズムを研究される小島武仁先生に、ご自身の研究テーマ「マッチング理論」について語っていただきました。
Profile
小島武仁
経済学者。2003年東京大学卒業(経済学部総代)、2008年ハーバード大学経済学部博士。イェール大学、スタンフォード大学などを経て2020年より東京大学経済学部教授、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)所長。 専門分野は人と人や人とモノ・サービスを適材適所に引き合わせる方法を考える「マッチング理論」と、それを応用して社会制度の設計や実装につなげる「マーケットデザイン」。