出産後のお見舞いに知っておきたいマナーとは。差し入れやお土産など紹介

病室での振る舞い

出産後のお見舞いに知っておきたいマナーとは。差し入れやお土産など紹介

出産後のお見舞いをする際のマナーについて気になるママやパパもいるでしょう。お土産や差し入れは何をもっていくべきなのかや、見舞金の相場、子連れで行くときの対応など、出産後のお見舞をしたことがあるママたちの体験談をもとにご紹介します。

出産後のお見舞いはいつから?

出産後のお見舞いは、出産直後や退院前は避けるべきでしょう。

出産直後は体力を消耗したあとで体調が不安定だったり、退院前は手続きや荷物整理などで忙しいことが多いかもしれません。

出産後2~3日経ったあとに事前に連絡して了承を得てからお見舞いをするのがマナーのようです。

差し入れに持っていくもの

出産後のお見舞いの差し入れには何を持っていけばよいのでしょうか。ママたちに体験談を聞いてみました。


果物やゼリー

30代ママ
30代ママ

出産経験のあるママの意見を参考にして、食べやすくて水分もとれる果物やゼリーをお土産に持っていきました。

出産後はのどが渇きやすくなったというママの意見を参考にしてお土産を選んだというママの意見がありました。

実際に出産を経験したママの意見を参考にすると、より喜ばれる差し入れができるかもしれません。


衣服類

タオル
iStock.com/fatihhoca
30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの服や、ママ用のタオルを差し入れしました。

入院中でも使える服やタオルをお土産にしたという意見もありました。

特にバスタオルは入院中に重宝するようで実用的な差し入れとして向いているようです。


30代ママ
30代ママ

食べ物系は余ってしまうと迷惑かと思い、部屋に飾るお花を持っていきました。花瓶を用意させてしまうのは手間がかかるため、小さめのブリザーブドフラワーを選びました。

花を差し入れするママもいるでしょう。手間がかからないような大きさや種類の花束を選ぶとよいかもしれません。

その他、見舞金を送る場合は金額に決まりはないものの、親しい友人であれば5000~10000円が相場とされているようです。

見舞金をもらったことがある場合は、同額を見舞金とするというママの意見もありました。

お見舞い時間

出産後は元気に見えても体が疲れていることから、面会時間を短くしようと気をつけるママが多いでしょう。

お見舞いに行ったことのあるママたちに、お見舞い時間について聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

授乳や診察の時間もあるため、長くて30分ほどにしました。

30代ママ
30代ママ

30分ほど話したり、赤ちゃんを抱っこさせてもらったりしました。

お見舞いでは、赤ちゃんを見たり、出産したママへ労いの言葉をかけるなど、お祝いしたい気持ちがあるかもしれません。

しかし、出産後のママは体力が低下していたり、病院からのケアや指導があるため、お見舞い時間は30分前後にしているというママの意見が目立ちました。

こちらの記事も読まれています

お見舞いに行く人数

病院
iStock.com/ismagilov

お見舞いをする際は、他の妊婦さんへの配慮も必要です。

お見舞いに行く人数は何人ほどだったのか、ママたちの声を聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

1人~2人です。大部屋でしたし大勢で行くのは避けました。

30代ママ
30代ママ

同じ職場の女性メンバー4名でいきました。

大勢で行くのを避けたという意見が目立ちました。

大部屋、個室に限らず、大勢の人に会うのは産後のストレスになるかもしれません。

その他、子連れで行くと子どもがぐずって迷惑になってしまうこともあるため、子どもはお見舞いに連れていくのを避けたという意見もありました。

病室にお見舞いに行くときのマナー

出産後のお見舞は個室、大部屋に限らず守るべきマナーがあります。ママたちの声をもとにご紹介します。


アルコールで手を消毒する

30代ママ
30代ママ

部屋の前に置いてあるアルコールで手を消毒してから入室しました。

入室前はアルコール消毒をしましょう。

赤ちゃんに触れる触れないに関わらず、清潔にして入室するのがマナーです。

手洗い、うがいをして入室するというママもいるようです。


話し声に気をつける

30代ママ
30代ママ

大部屋だったので、話し声が大きくならないように気をつけました。

大部屋の場合、他に妊婦さんがいるため、話し声を小さくするよう心がけるのがマナーでしょう。

個室の場合でも、隣の部屋や周囲に気を配ってすごすよう努めたというママの意見もありました。


マスクをする

30代ママ
30代ママ

念のためマスクをつけてお見舞いしました。

マスクをして入室したというママの意見もありました。

出産後のママは体力が弱っているため、咳が出ていたり、体調が悪い場合はお見舞は避けましょう。

その他、出産後はにおいに敏感なため、においがきつい香水は避けたり、赤ちゃんに触れるときはむやみに抱っこせず、触るだけにとどめるなど注意したというママもいるようです。

マナーを守ることはもちろん、出産後のママのストレスにならないようにお見舞するとよいでしょう。

出産後のお見舞いは気遣いを忘れずに

新生児
iStock.com/monzenmachi

出産後の母体は体力が戻っておらず、マナーを無視したお見舞はかえって迷惑になってしまうかもしれません。

お見舞に行く場合は、事前に連絡し、出産後に日をあけて行くようにするとよいでしょう。

差し入れやお土産は、食べやすいものや花などを持っていくというママの意見がありました。

見舞金は親しい友人であれば5000円~10000円が相場のようです。

面会時間は30分ほどにおさえ、大人数でのお見舞は避けるとよいでしょう。

出産は喜ばしく、お祝いしたいのは誰しも同じ気持ちでしょう。マナーを守って迷惑にならないよう、出産をお祝いしましょう。

2019.08.07

レクチャーカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。