土地探しのコツが知りたい。注文住宅用の土地探しのポイントなど

子どもと暮らすことを考えて意識したこと

土地探しのコツが知りたい。注文住宅用の土地探しのポイントなど

注文住宅の建築を予定しているとき、どこに建てようか土地探しで迷うこともあるかもしれません。今回は、土地探しをするときに考えたことやママたちが確認したポイント、子どもと暮らす住宅の土地探しのコツを体験談を交えてご紹介します。

子どもと暮らす住宅の土地探し

子どもといっしょに暮らす家づくりをするとき、土地探しを含めた注文住宅を建てたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。初めて土地探しをする場合、何からはじめたらよいのか知りたいママもいるかもしれません。

ママたちは、どのような方法や手順で土地探しをしたのでしょう。

土地探しをするときに考えたこと

住宅づくりのために土地探しをするとき、どのようなことを考えたのかをママたちに聞いてみました。


土地にかける予算を決める

「うちの場合は最初に予算を考えました。住宅の建設全体にかかる予算を考えた上で、土地にかけられる予算を決め、そのなかで候補となる土地を探すとスムーズに進みました」(30代ママ)

土地にかける予算を決めることで、候補となる土地探しがスムーズにできたというママの声がありました。注文住宅の建設や住宅の登録などにかかる諸費用、土地に建物が残っている場合は解体費用なども考えると、土地にかけられる予算を計算しやすくなるかもしれません。


優先順位を考える

紙とペン
iStock.com/Milkos

「土地探しをするにあたり、理想や求めることを書き出し、夫婦で優先順位を相談しました。通勤に便利な立地や小学校の学区、予算などを優先したい順にまとめると業者に依頼するときも夫婦の意見がまとまっているので探してもらいやすかったです」(40代ママ)

土地探しをするとき、夫婦で立地条件として重視したい項目を考え、優先順位を決めておいたママがいました。何を優先するかは家庭によってそれぞれ違ってくるかもしれません。住宅は一度建てたら長くその場所に住むので、先々の生活のことまで視野に入れて土地探しの優先順位を考えたというママの声もありました。


エリアの特徴を確認する

「住みたいエリアが絞れてきたら、その土地の用途地域についても確認しました。店舗としての用途ができない地域は住宅がほとんどなので、静かで子育てしやすいのではないかと考えました」(20代ママ)

「いくつか候補となる土地をピックアップしたとき、その土地のエリアの特徴を確認しました。注文住宅づくりの予算にもかかわってくると思ったので、住宅密集地域の場合は防火窓が必要かなどを確認してから決めました」(30代ママ)
 
エリアの特徴を確認して土地を探したママもいるようです。事前にエリアの住環境を確認しておくと、住宅の間取りや構造を決めやすかったというママの声もありました。

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土地探しでママたちが確認したポイント

土地探しをするとき、どのようなポイントを意識するとよいのか知りたいママもいるかもしれません。実際に、土地探しでママたちが確認したポイントをご紹介します。


日当たりや風通し

リビング
iStock.com/asbe

「私が土地探しで確認したポイントは日当たりです。注文住宅を建てることを決めたとき、日当たりのよいリビングを作りたいと思っていたので、隣の住宅との距離や方角、周辺に影になりそうな高い建物がないかなどを意識して土地を探しました」(20代ママ)

「家を建てるときは風の通り道になるような対極の場所に窓をつくり、風通しのよい住宅にしたいと考えていました。比較的敷地面積にゆとりのある郊外で土地を探すと、家族で思い描いていた風通しのよい注文住宅を建てることができました」(40代ママ)

日当たりや風通しを土地探しのポイントにしたママがいるようです。候補となる土地がある場合、朝や昼、夜などそれぞれの時間帯別の日当たりを確認すると、間取りをイメージしやすかったというママの声もありました。


周囲の環境

「土地探しでは、周囲の環境をポイントに考えました。車道との間に柵が設置された歩道があり、明るめの街灯が設置されている道沿いの土地を選ぶと、徒歩やバスで移動する我が家にとって暮らしやすいと感じています」(20代ママ)

歩道や街灯など周囲の環境を確認して土地探しをしたママがいるようです。子どもと住む住宅の土地探しでは、周辺の住環境も確認しておきたいポイントのひとつかもしれませんね。


利便性

「利便性を考えて土地探しをしました。電車通勤する夫のことを考えて駅へのアクセスを確認すると生活しやすい土地を見つけることができましたよ」(40代ママ)

その土地に住宅を建てたときの生活をイメージし、利便性を確認するのもポイントのひとつかもしれませんね。近くにスーパーや公共施設があるかを確認して土地探しをしたというママの声もありました。

子どもと暮らす住宅の土地探しのコツ

子どもと暮らしやすい住宅を考えたとき、土地を探すコツにはどのようなものがあるのでしょうか。ママたちに、子どもと暮らす住宅の土地探しのコツを聞いてみました。


子育て支援が充実した自治体を選ぶ

「土地探しをするときに、子育て支援が充実している自治体かどうかを考えました。我が家は子どもが3人いるので保育料の補助など子育て世帯に優しい政策を行っている自治体を選ぶことで経済的にもゆとりを持てると思いました」(40代ママ)

子育て支援が充実した自治体を選ぶことが土地探しのコツのひとつだというママの声がありました。自治体のホームページで子育て支援内容を確認することもできるようなので、土地探しに迷ったら調べて参考にするのもよいかもしれません。


園や学校との距離を考える

「土地探しをするとき、子どもが通う予定の小学校との距離を考えました。子ども自身で歩いて通学するので、小学校と近い場所で土地探しをすると起床時間や通学時間にゆとりをもて、家族ですごす時間が長くとれました」(30代ママ)

毎日通う園や学校へのアクセスを考えることも子どもと暮らす土地探しのコツのひとつかもしれません。他にも、毎日送り迎えする保育園との距離を考えて土地を探すと、仕事をしながらでも送迎しやすく感じたというママの声もありました。

暮らし方にあわせた土地探しのコツを見つけよう

子供を抱きかかえるママ
iStock.com/itakayuki

土地探しをするときは、夫婦で相談して土地にかける予算を決めたり優先順位を考えたりしたママやパパがいるようです。子どもと暮らす注文住宅を建てるコツのひとつとして、子育て支援が充実した土地を選んだというママの声もありました。

土地探しで確認したポイントには周囲の環境や利便性などがあるようなので、暮らし方にあわせた土地探しができるとよいですね。

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