1歳の子どもが歩くのはいつから?歩くまでの様子や歩く練習

歩きはじめた頃に意識したこと

1歳の子どもが歩くのはいつから?歩くまでの様子や歩く練習

1歳の子どもはいつから安定して歩くようになるのか、歩く距離はどのくらいなのか気になるママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、いつから歩きはじめたなどの歩くまでの様子、歩く気がないときや嫌がるときに取り入れた練習、歩くのが好きになるために使ったおもちゃなどと、ママたちの体験談をご紹介します。

1歳のいつ頃から歩きはじめた?

ハイハイやつかまり立ちができるようになると、いつ頃から歩き始めるのか気になるママやパパもいるかもしれません。いつから歩きはじめたのかママたちに聞いてみました。

「ハイハイとお座りが早かったこともあり、歩きはじめたのも1歳になる前からでした。1歳になる頃には歩き方も安定してきました」(30代ママ)

「1歳の誕生日の頃は歩く気がない感じだったのですが、1歳すぎで少しずつ歩けるようになり、1歳3カ月の頃にはしっかり歩くようになってきました」(30代ママ)

「うちの子は性格がのんびりしているのか、歩けるようになったのは1歳半すぎてからでした。つかまり立ちができてから歩くまで少し時間がかかったので、歩く気がないのかなと少し心配になりました」(20代ママ)

歩くまで時期は子どもによってさまざまなようです。歩く気配がないときもママやパパが焦ることなく、子どもの様子をよく見てサポートをしてあげられるとよいですね。

1歳の子どもが歩くまでの様子

子どもが歩くまでの変化にはどのようなことがあるのでしょうか。1歳の子どもが歩く前に見せた変化についてママとパパに聞いてみました。


つたい歩きが上手になった

つかまり立ちの赤ちゃん
© fadzeyeva - Fotolia

「つたい歩きが上手になってきた頃に急に歩けるようになりました。つたい歩きをするときのスピードが早くなったと思ったら、手を離して数歩歩いたのでびっくりしました」(30代ママ)

「長ソファーの端から端を伝え歩きで何度も往復しているとき、手を離して2歩歩きました。手を離して歩いたら転びそうになったので、慌てて後ろから抱き受け止めました」(20代パパ)

歩きはじめる兆候として、つたい歩きのスピードが速くなった、足取りがしっかりしたなどがあるようです。最初は両手をついてつたい歩きしていたけれども、慣れてきてから片手でつかまるようになり、それからすぐに歩き出したというママの声もありました。


立つ時間が長くなった

「テーブルの足につかまり立ちしていたのですが、手を離しても立っていられる時間が少しずつ増えてきた頃に最初の一歩がでました。始めは3、4歩だけ歩いてしりもちをついていたのですが、2週間ほどすると10歩くらい歩けるようになっていました」(20代パパ)

「つかまり立ちをした後に手を離し、フラフラしながらも踏ん張って立つようになりました。立てたことが嬉しかったのかニコニコしていました。その後すぐに歩き始めました」(30代ママ)

どこにもつかまらずに立てるようになったあと、すぐに歩けるようになることもあるようです。始めは偶然に手を離していたところから、だんだんと自分の意思で立てるようになり、歩き始めたというママの声もありました。

こちらの記事も読まれています

ママたちが取り入れた歩く練習

安定して歩くまでいろいろな練習を取り入れたママやパパもいるかもしれません。ママたちが取り入れた歩く練習をご紹介します。


手押し車

「1歳をすぎても歩く気がないようだったので、音が鳴る手押し車を用意しました。音が鳴るのが楽しいみたいで遊んでいるうちに、手押し車につかまり歩くようになり、そのうち手押し車なしでも歩けるようになりました」(30代ママ)

おもちゃの手押し車を使って歩く練習をしたというママがいました。手押し車を使うときは前に進みすぎないように、近くで支えるようにしたというママの声もありました。


少し離れたところからおもちゃを見せる

ブロックおもちゃ
iStock.com/Anze_Bizjan

「つかまり立ちができてからも歩く気配がなかったので、子どもから少し離れた場所からお気に入りのおもちゃを見せてみました。最初は片手だけを伸ばすだけが、何回もしてるうちに足を前に出すことができました」(20代ママ)

少し離れたところからおもちゃなどを見せるようしたら、歩くようになったという子どももいるようです。子どもがあきないよういろいろなおもちゃで試したというママの声もありました。


いっしょにペンギン歩きをする

「子どもの足を大人の足の甲の上に乗せ、両脇を支えていっしょにペンギン歩きをしました。この練習がとても楽しかったのか、しばらくペンギン歩きを続けていたら、いつの間にか自分で歩くようになりました」(30代ママ)

大人といっしょに練習をすることで、歩くことを嫌がる子どもも徐々に楽しいと感じてくれるかもしれません。最初は歩く気がなさそうだったけれども、毎日両手をつないで歩く練習をしていたらいつのまにかしっかり歩くようになったという声もありました。

1歳児が歩きはじめた頃に意識したこと

歩きはじめたらどのようなことに気をつければよいのか気になるママやパパもいるかもしれません。歩きはじめた頃に意識したことをママたちに聞いてみました。


部屋の環境を整える

「歩きはじめた頃からは転んでもぶつけたりしないように、床に物を置かないようにしたり、使っていない家具を片づけたりしました」(30代ママ)

「歩きはじめたので薄いラグマットの代わりに、滑り止めのついたクッションマットを敷くようにしました。転んだときもあまり痛くなかったのではないかなと思います」(20代ママ)

子どもが歩きやすいように部屋の環境を整えるように意識したようです。家具の角に保護材をつけるようにしたというママの声もありました。


歩きやすい服装と靴を選ぶ

「歩きはじめの頃、長ズボンを履かせていたら裾に足を引っ掛けて転んでしまったことがありました。それ以来安定して歩けるようになるまで、ストレッチ性があり動きやすいズボンを選ぶようにしました」(30代ママ)

「室内履きようのファーストシューズは履いていましたが、歩けるようになったので外履きようのシューズを購入しました。つま先が丸くなっているなど、転びにくい工夫がされているものを選びました」(20代ママ)

子どもが歩きやすいように、服装や靴を選んだというママもいました。どのような服装や靴だと歩きやすいのか、経験のあるママたちに相談してみるのもよいかもしれませんね。


歩く距離を少しずつ伸ばす

「歩けるようになった娘と散歩できるのが嬉しくて、ついついたくさん歩いてしまい、途中でぐずってしまいました。どれぐらいなら楽しく歩けるのか、歩く距離を見極めて、少しずつ伸ばしていくように意識しました」(30代ママ)

子どもにあわせて歩く距離を少しずつ増やしていくようにしたママの声がありました。子どもが疲れていないか様子を見ながら、距離や歩くスピードを調整できるとよいですね。

歩く練習は子どものペースにあわせて

公園で遊ぶ親子
iStock.com/Sorajack

1歳の子どもが安定して歩くまでの時期は子どもによってさまざまなようです。子どもによっては歩くのが好きな場合や、1歳になっても歩く気がない、歩く気配がない、歩くことを嫌がることもあるようです。歩く練習としておもちゃを取り入れたり、徐々に歩く距離を伸ばしていったりしたという声もありました。子どもが楽しく歩けるようにサポートしてあげられるとよいですね。

2019.03.11

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。