里帰り出産の時期はいつ?決め方や飛行機などの交通手段について

乗り物に乗る際にママたちが気をつけたこと

里帰り出産の時期はいつ?決め方や飛行機などの交通手段について

里帰り出産の時期を考えたとき、近場の場合や飛行機で移動の際はいつまでに帰るとよいのか気になるかもしれません。今回の記事では、ママたちが里帰り出産した時期や決め方の他に、里帰りする際の移動手段や、交通機関を使う場合に気をつけたことを、体験談を交えてご紹介します。

里帰り出産のための帰省はいつした?

里帰り出産のための帰省の時期はいつにしたらよいのでしょう。実際に、ママたちがいつ帰省したのかを聞いてみました。


近場に里帰りする場合

「里帰り先の実家は、自宅から車で1時間ほどの距離だったので、32週に入る少し前に帰省しました」(30代ママ)

「自宅と里帰り先が同じ市内で、どちらからも出産する病院に通いやすかったので、37週から実家にお世話になりました」(20代ママ)

実家が近場の場合は、妊娠8カ月に入った32週あたりから里帰りしているようでした。ママのなかには、上の子が幼稚園や保育園などに通っていたので、ぎりぎりまで通わせてからいっしょに里帰りしたというママの声もありました。


遠方に里帰りする場合

「実家が遠方だったので、30週のときに飛行機を使って里帰りしました」(30代ママ)

「里帰り先が遠い県外だったので、妊娠中の体調も比較的落ち着いていた32週の頃に新幹線で里帰りしました」(20代ママ)

里帰り先が遠方の場合、少し早めに里帰りするというママの声がありました。ママのなかには、里帰り先に送ってくれる夫の仕事が忙しくない時期にあわせたので早く里帰りしたという声もありました。

帰省の時期の決め方

カレンダー
iStock.com/MicroStockHub

里帰り出産のための帰省の時期はどのように決めるとよいのでしょう。実際にママたちがどのように決めたのかを聞いてみました。


夫と相談

「帰る時期は夫と相談して決めました。実家は近場なので、予定日のギリギリまで自宅にいられそうでしたが、送ってくれる夫の仕事の都合にあうのが37週だったのでその時期に帰りました」(30代ママ)

里帰り出産の時期を夫と相談して決めたというママがいました。近場であっても遠方であっても里帰りで離れる期間は、夫の協力や理解が必要になってくることからしっかりと話し合って時期を決めるとよいかもしれません。


里帰り先に相談

「里帰り先で部屋や布団などを用意してもらう必要があったので、実家の母に都合のよい時期はいつ頃か相談しました」(20代ママ)

里帰り先でお世話になる家族に相談して時期を決めたというママがいました。家族の都合や予定にあわせて、お互いに負担にならない時期を決めるとよいかもしれません。ママのなかには、産後いつまでお世話になるかもあわせて相談したという声もありました。


出産する病院にあわせて

「出産する病院の妊婦健診が妊娠後期から始まるとのことだったので、30週には帰省しました」(30代ママ)

出産する病院のスケジュールにあわせて帰省の時期を決めることもあるようです。予約の受付なども病院によっては違いがあるようなので、事前に確認しておくとよいでしょう。

こちらの記事も読まれています

里帰り出産の交通手段は?

里帰りする時期が決まったら、交通手段についても考えておきたいですね。実際にママたちはどのようにしていたのかを聞いてみました。


「夫にお願いして行きも帰りも車で移動しました。長距離だったので、時間に余裕をもった計画を立て、パーキングエリアで休みながら移動しました」(30代ママ)

車での移動は、荷物を気にせずにすんだり、時間を気にせず自分たちのペースで移動できるというメリットがあるようです。こまめに休憩をとって体を動かすようにしながら、体調に無理のない移動ができるとよいですね。


新幹線や電車

新幹線
iStock.com/Torsakarin

「車で帰るよりも新幹線で帰るほうが早かったので、電車と新幹線を使って里帰り先に行きました」(20代ママ)

「車での移動だと渋滞に巻き込まれたり、時間通りに動けないかもしれないと考えて、スムーズに移動できる新幹線と電車で自宅に戻りました」(30代ママ)

里帰り出産の行きや帰りに、新幹線や電車を利用することもあるようです。他には、車での移動だと長時間運転をすることが夫にも負担になると考え、交通機関を使っていっしょに帰ったというママの声もありました。


飛行機

「遠方だったので、飛行機を利用しました。妊娠37週以降は、いつ陣痛がきてもおかしくないと聞いていたので、早めに実家に帰るように計画を立てました」(20代ママ)

里帰りの交通手段として飛行機を使うこともあるようです。飛行機を利用して里帰りする場合は、妊娠週数によっては搭乗規定があるので、事前に確認したり医師に相談するようにしましょう。

【産婦人科医監修】妊娠超初期の飛行機はご法度?旅行の可否や影響

【産婦人科医監修】妊娠超初期の飛行機はご法度?旅行の可否や影響

乗り物に乗る際に気をつけたこと

妊娠中に交通機関を利用する際に、どのようなことを気をつけるとよいのでしょうか。ママたちに、意識した点や気をつけたポイントを聞いてみました。


立ちやすい席を予約する

「妊娠中に飛行機に乗る場合は、立ちやすい通路側の席を予約しました。隣を気にせず席を立つことができるので、フライト中も体を動かしやすかったです」(20代ママ)

「妊娠後期になりトイレに頻繁に立つようになったので、新幹線を予約するときは、広さのある多機能トイレ近くの通路側の席にしました」(30代ママ)

妊娠中に乗り物に乗る場合は、立ちやすい通路側の席を予約するとよいかもしれません。飛行機に乗る場合は、通路側の席を指定し、意識して体を動かすようにしたというママの声もありました。


荷物をコンパクトにする

「お腹が大きくなってから乗り物に乗るときは、荷物が多いと大変だと思い、コンパクトにまとめるようにしました。すぐに必要ない物はダンボールにつめて配送しました」(20代ママ)

「母子手帳や保険証などの必要なもの以外は、なるべく荷物を少なくなるように気をつけました。両手が空くリュックは移動の際に動きやすく便利でした」(30代ママ)

妊娠中に公共機関の乗り物を利用する場合は、荷物が多いと動きにくかったり疲れてしまうかもしれません。必要最小限の荷物にして身軽にできるとよさそうです。

里帰り出産の時期は余裕をもって

妊婦さん
iStock.com/monzenmachi

里帰り出産の時期は、自宅から実家までが近場の場合や遠方の場合など、距離や実家の都合によってさまざまなようでした。飛行機などの交通手段を使って里帰りする場合は、担当医と相談しながら決めるとよいかもしれません。

夫や里帰り先の家族と無理のない計画を立て、余裕をもった帰省ができるとよいですね。

2018.12.19

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。