生後3ヶ月の赤ちゃんに絵本の読み聞かせ。最適なタイミングと絵本の選び方

生後3ヶ月の赤ちゃんに絵本の読み聞かせ。最適なタイミングと絵本の選び方

生後3ヶ月の赤ちゃんに、絵本の読み聞かせをするかの迷うママやパパもいるのではないでしょうか。絵本の読み聞かせをするときの体勢やタイミング、絵本の選び方などを紹介します。

生後3ヶ月で絵本の読み聞かせはしていた?

いつから絵本の読み聞かせをすべきかわからないというママやパパもいるようです。ママたちに赤ちゃんが生後3ヶ月の頃、絵本の読み聞かせをしていたか聞いてみました。

「出産祝いでたくさん本をもらったので、生後3ヶ月頃には読み聞かせをしていました」(30代/3歳女の子のママ)

「もともと私が絵本を好きだったので、読み聞かせを始めていました」(40代/6歳男の子のママ)

生後3ヶ月頃には読み聞かせを始めていたというママの声がありました。

絵本が身近にあった、ママが絵本が好きだったなどの理由から、月齢の低い頃から読み聞かせを始めるママもいるようです。

絵本の読み聞かせをするタイミング

読み聞かせはどのようなタイミングで行っているのでしょうか。ママたちに聞いてみました。

「特に決まったタイミングはありませんでした。息子が寝てしまった後でも静かに読んでみたりすることもありました」(40代/6歳男の子のママ)

「子どもがご機嫌なときに読むことが多かったです。日中、子どもの機嫌を見ながら気づいたときに読んでいました」(30代/3歳女の子のママ)

読み聞かせのタイミングは子どもの機嫌がよいときや家事の合間など、ママによってさまざまなようです。読み聞かせをしなければと気負いせず、気が付いたときに読み聞かせができるとよいでしょう。

その他にも、夜寝る前の読み聞かせを習慣とするのもよいかもしれません。入眠までの習慣として、赤ちゃんの頃から寝る前の読み聞かせを取り入れてみるのもよさそうですね。

生後3ヶ月頃の読み聞かせの体勢

ママたちは、生後3ヶ月の赤ちゃんに読み聞かせをするとき、どのような体勢で行っていたのでしょうか。


ベビーチェアを使う

「絵本を読むときは、バウンサーに乗せて読み聞かせをしていました」(40代/6歳男の子のママ)

「子どもをハイローチェアに乗せて、私は椅子に座りながら読むことが多かったです。ハイローチェアは高さが調節できるので、子どもと同じ目線で座ることができました」(30代/3歳女の子のママ)

バウンサーやハイローチェアを使うことで、赤ちゃんと同じ高さで読み聞かせができたり、赤ちゃんも絵本が見やすくなるかもしれません。


抱っこ

「授乳後のご機嫌なときは、そのまま抱っこして読むこともありました」(30代/3歳女の子のママ)

抱っこしながら読み聞かせをすると子どもの反応がわかりやすく、スキンシップを取りながらの読み聞かせができるようです。


寝ながら

生後3ヶ月の赤ちゃんの読み聞かせ
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「子どもが寝ている横で、私も横になって読んだりしていました」(40代/6歳男の子のママ)

子どもといっしょに横になって読み聞かせをしていたママもいました。赤ちゃんといっしょにリラックスしながら読み聞かせを楽しめるかもしれませんね。

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ママたちは生後3ヶ月の赤ちゃんに読み聞かせをするとき、どのような工夫をしていたのでしょうか。


ゆっくり読む

「絵本を読むときは、ゆっくりとしたスピードで、1ページにじっくり時間をかけていました」(30代/3歳女の子のママ)

赤ちゃんの絵本は内容を楽しむほかにも、絵を楽しんだり、心地よいママの声を感じることも魅力といえるかもしれません。赤ちゃんが絵本を楽しめるように、赤ちゃんの表情や反応をみながら読み聞かせをするとよいでしょう。


スキンシップをとる

生後3ヶ月の赤ちゃんの読み聞かせ
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「赤ちゃん用の絵本が擬音語ばかりだったので、擬音語に合わせて子どもの体をつついたり、くすぐったりしながら読んでいました」(30代/3歳女の子のママ)

赤ちゃんとコミュニケーションをとる上で、スキンシップはとても大切ですよね。絵本を読んでいるときは、内容に合わせて赤ちゃんの体を触ると赤ちゃんも喜んでくれそうですね。


赤ちゃんが絵本に触れられるように

「うちの子は絵本を最初から最後まで読むよりも絵本を触りたい気持ちが強いようで、カバーを外して遊んだり絵本を叩いたりしていました。子どもが絵本を触りだしたらそのまま遊ばせて、満足したところで読み聞かせてました」(20代/1歳女の子のママ)

3ヶ月の赤ちゃんは絵本を読むというよりも、触ったり眺めたりする場合が多いようです。絵本で遊びたいというのも絵本への興味の一つと捉えて、ゆっくり絵本で遊ばせてあげてから読み聞かせをするとより楽しんでくれそうですね。

生後3ヶ月頃の絵本の選び方

生後3ヶ月の赤ちゃんに読み聞かせる絵本は、どのようなものがよいのでしょうか。ママたちが実際に読んでいた絵本の特徴を紹介します。


カラフルなもの

「色がはっきりしていてカラフルな絵本を選んでいました」(30代/3歳女の子のママ)

「ストーリー性よりも絵柄がわかりやすい絵本を選んでいました」(20代/1歳女の子のママ)

生後3ヶ月の赤ちゃんでも見てわかりやすそうな、色がはっきりしている絵本を選んでいたというママの声がありました。パッと見てわかりやすい色やイラストのものは、赤ちゃんにも印象に残りやすいのかもしれませんね。


文章が短いもの

「長い文章の絵本は飽きてしまうようなので、文章が短い絵本を選んでいました」(20代/1歳女の子のママ)

ストーリー性の高いものよりもイラストがわかりやすく、一つひとつの文章が短いものを選んでいたママが多くいました。まずは短いストーリーで絵本に慣れ親しんでから、年齢が大きくなるにつれて徐々にストーリーの長い絵本に挑戦するとよいかもしれません。


音が出るもの

「鈴や鏡がついている布絵本は、描いてある動物の鳴き声をマネしながら子どもといっしょに遊んでいました。子どもがご機嫌になるので外出時にも重宝しました」(30代/3歳女の子のママ)

音が出たり鏡がついていたりする絵本は、赤ちゃんも興味を示しやすいのかもしれません。外出時のご機嫌グッズのひとつとしても使えそうです。

楽しく絵本を読んでコミュニケーションを

生後3ヶ月の赤ちゃんの読み聞かせ
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今回は、生後3ヶ月の子どもの絵本の選び方や読み聞かせのコツ、体勢などについて紹介しました。

ママたちは家事や育児の合間に赤ちゃんの機嫌に合わせて読み聞かせを行っているようです。

また読み聞かせをするときは、赤ちゃんといっしょに寝る姿勢をとったりベビーチェアを使うなど、ママと赤ちゃんが絵本を読みやすい姿勢で読み聞かせをすると、より絵本が楽しめるかもしれませんね。

2018.08.28

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