子ども用のセーフティーグッズの選び方。室内用や外出用など

子ども用のセーフティーグッズの選び方。室内用や外出用など

小さな子どもがいると、自宅の中や外出先で危ないと思う瞬間もあるのではないでしょうか。今回は、子どものセーフティーグッズの選び方をご紹介します。

子ども用セーフティーグッズの目的

目を離した隙に引き出しの中を開けたり、部屋の中を走り回って滑ったり、急に道路で飛び出したりと、子どもの行動にドキッとさせられるママもいるようです。今回は、小さい子どもの安全を守りたいママやパパに、セーフティーグッズの種類や選び方をご紹介します。

子ども用のセーフティーグッズ

画像
iStock.com/tiburonstudios

子ども用のセーフティーグッズにはどのようなものがあるのか調べてみました。


開き戸や引き出し用のロック

台所やテレビ台の開き戸や引き出し、冷蔵庫など、子どもの手が届く場所にある開き戸や引き出しを子どもが開けてしまい、困ってしまったことはないでしょうか。開き戸や引き出しの中の触ってほしくないものを、子どもが出したり触ったりしないようにするためのセーフティーグッズとして、開き戸や引き出し用のロックが挙げられます。


コーナーガード

部屋の中でも活発に動き回る子どものケガが心配というパパやママもいるのではないでしょうか。机や棚の角をガードしてくれるコーナーガードというセーフティーグッズがあるようです。クッション性のある素材でとがった角をガードしてくれるので、万が一ぶつけてしまったときも衝撃が少なくなるかもしれません。


ファンヒーターガード

冬場にファンヒーターを使っているご家庭もあるのではないでしょうか。吹き出し口付近に近づいて火傷を防ぐためのファンヒーターガードというグッズがあるようです。温かい風が吹き出すファンヒーターの吹き出し口付近に、子どもに近づいてほしくないと考えるママは検討してみてはいかがでしょうか。

子ども用セーフティーグッズの入手場所

子ども用セーフティーグッズはどこで購入できるのでしょうか。


ベビー、子ども用品の専門店

ベビーや子ども用品を販売している専門店は、セーフティーグッズを豊富に取り揃えてあるようです。このような専門店では、ベビー用や子ども用品を扱うさまざまなメーカーの商品が販売されているので、品質や価格などメーカー別によく検討したい場合に行ってみてはいかがでしょうか。


ショッピングセンターやホームセンター

ショッピングセンターやホームセンターの生活用品のコーナーでも、子ども用のセーフティーグッズの購入ができるようです。ファンヒーターガードや子ども用のヘルメット、コーナーガードなどが販売されているようです。


100円均一ショップ

100円均一ショップでも、コーナーガードや開き戸、引き出しロックなどの子ども用セーフティーグッズが販売されているようです。手頃な価格で販売されているため、試しに購入して使ってみてはいかがでしょうか。


オンラインショップ

オンラインショップでは、よりたくさんの種類のセーフティーグッズがそろっているようです。24時間自分の好きなときに買い物ができるというメリットもありますが、実際にみたり触ったりできないので、サイズなどはよく確認しておくとよいでしょう。

こちらの記事も読まれています

セーフティーグッズの選び方

セーフティーグッズを選ぶ際に心がけておきたい選び方のポイントをご紹介いたします。


簡単に外れないか

開き戸や引き出しロックやコーナーガード、ファンヒーターの吹き出し口に直接取り付けるタイプのファンヒーターガードなどは、簡単に取れてしまっては困りますよね。作りが丈夫なものや、しっかりと固定できるものを選ぶようにするとよさそうです。


触って危険でないか

ファンヒーターガードを取り付けていても、ガードそのものが熱くなってしまうものでは、子どもが火傷をしてしまうかもしれません。温風が吹き出される前面が、植毛素材やシリコン素材で、熱くなりにくいものを選びたいですね。


子どもがつけてくれるか

ヘルメットやハーネスなど、子どもが身につけて使うセーフティーグッズは、子どもが身につけるのを嫌がることがあるかもしれません。購入時に「○○ちゃんは、これとこれ、どちらが好き?」と聞いて、子どもに選んでもらうとよいかもしれませんね。

外で使うセーフティーグッズ

画像
© Coprid - Fotolia

外出先でも使えるセーフティーグッズにはどのようなものがあるのでしょうか。


リュック型ハーネス

子どもの背負ったリュックとつながれた紐をママが持つことによって、一定の距離から離れずに保つことができるグッズのようです。外出先などでママから離れて危険な場面に遭遇するのを防ぐために取り入れるママもいるようです。かわいらしいデザインのリュックを選べば、子どもが喜んでつけてくれるかもしれません。


ヘルメット

キックバイクに乗って遊ぶときや、自転車に乗る練習を始めるときに子どもにヘルメットを着用させているママもいるようです。ママやパパが運転する自転車に乗せるときにも、ヘルメットをしておくと安心かもしれません。


リフレクターつきキーホルダー

日が沈み、暗くなってきたときに便利なセーフティーグッズがリフレクターつきアイテムのようです。リフレクターとは光を反射してくれるもので、暗闇でも反射板の役割をして子どもの存在をわかりやすくしてくれるようです。子どもが リュックやカバンなどにつけてくれやすいキーホルダーなどで取り入れてみるのはいかがでしょうか。

実際にママたちが購入したグッズ

実際にセーフティーグッズを使用したママたちの体験談を聞いてみました。


コーナーガードをつけていてよかった

「息子がつたい歩きをしだしたころから、家具の角ばった箇所にコーナーガードを取り付けています。2歳のときにテレビボードの角の部分に額を打ってしまったのですが、コーナーガードをつけていたおかげで少しの怪我で済みました。基本的に目を離さないように気をつけていますが、息子が3歳になった今でも、まだガードは外していません」(30代/3歳の男の子のママ)

セーフティーグッズで安全対策を

画像
iStock.com/Yagi-Studio

大切な子どもを守りたいパパやママに、子ども用のセーフティーグッズを紹介しました。子どもの行動範囲に合ったセーフティーグッズを上手に使って、毎日を安全に楽しく過ごせたらよいですね。

2018.04.11

レクチャーカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
一面の銀世界での非日常体験 星野リゾート リゾナーレトマム×チャレンジ力

非日常の中で、子どもがさまざまな力を育むきっかけになる「旅」。今回は「星野リゾート リゾナーレトマム」親子旅のレポートです。「旅育」をテーマに専門家に話を伺い、想像力を育んだ旅についてお伝えします。