年長の子どものお弁当のおかず。シーン別に作ったお弁当や子どもが喜ぶ簡単な工夫

年長の子どものお弁当のおかず。シーン別に作ったお弁当や子どもが喜ぶ簡単な工夫

年長の子どもにお弁当を作るとき、子どもが喜んで食べてくれるようなおかずが気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、年長の子どものお弁当に入れたおかずや運動会や遠足に作ったお弁当、子どもが喜んで食べてくれる簡単な工夫を体験談を交えてご紹介します。

年長の子どもにお弁当を作ろう

幼稚園や保育園の年長になった子どもにお弁当を作るとき、どのようなおかずを入れたら喜んで食べてくれるのか考えるママもいるのではないでしょうか。年少や年中の頃と比べると、食べる量や好みも変わってくることもあるかもしれません。ママたちは、年長の子どもにどのようなお弁当を作っていたのでしょうか。

年長の子どものお弁当に入れたおかず

年長になると、いろいろな食材を食べられるようになったりお箸の使い方にも慣れてくる子どももいるかもしれません。年長の子どものお弁当に入れたおかずをママたちに聞いてみました。


ピーマンの肉詰め

「子どもが年長の頃、少しずつ野菜を食べてくれるようになってきました。ピーマンの肉詰めをお弁当に入れると、喜んで食べてくれるようになりました」(30代ママ)

「お弁当にピーマンの肉詰めを入れました。輪切りにしたピーマンに肉ダネを詰めて両面焼くと、花のような形に見えるので子どもに好評でした」(20代ママ)

ピーマンを苦手な子どももいるようですが、肉詰めにすると食べやすいと感じる子どももいるようです。肉ダネに豆腐を混ぜると、ふわふわとした食感になって子どもが喜んで食べたというママの声もありました。


野菜のベーコン巻き

アスパラガスのベーコン巻き
© kazoka303030 - Fotolia

「アスパラのベーコン巻きを作りました。アスパラだけでは食べてくれませんでしたが、子どもの好きなベーコンと組みあわせると子どもも食べやすいようで完食してくれました」(40代ママ)

「にんじんとじゃがいもをベーコンで巻いてお弁当に入れました。ベーコンの塩気や旨味で、野菜が苦手な子どもも食べてくれました」(20代ママ)

子どもの苦手な野菜を使ってベーコン巻きを作ったママもいるようです。緑色や赤色の野菜をベーコンで巻くと、お弁当の彩りもよくなって子どもがお弁当を楽しく食べられそうですね。


きんぴら

「年長の頃、甘めに味つけをしたきんぴらを作ると子どもに好評でした。1回分ずつお弁当カップに入れて冷凍保存しておくと、お弁当にサッと詰められて簡単でした」(20代ママ)

「れんこんのきんぴらをお弁当に入れました。サクサクとした歯ざわりが気に入ったようで、それまではあまり食べてくれませんでしたが、年長になるとよく食べてくれました」(30代ママ)

きんぴらを子どもの好きな甘めの味つけにしたママもいるようです。定番のごぼうやにんじんの他に、かぼちゃやさつまいも、きのこなどのきんぴらを作ったというママの声もありました。

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【シーン別】ママたちが作ったお弁当

運動会や遠足に、子どもが喜ぶような特別なお弁当を作りたいママもいるのではないでしょうか。ママたちが作ったお弁当を、シーン別にご紹介します。


運動会

子どもの運動会用お弁当
iStock.com/yajimannbo

「年長で保育園最後の運動会だったので、子どもの好物をたくさん用意して応援したいと思いました。鶏のから揚げやポテトサラダ、グラタンやケークサレを用意しました」(40代ママ)

「飾り巻き寿司を作りました。花やクマ模様の巻き寿司を見ると、食べる量が少なめのうちの子もたくさん食べてくれました」(20代ママ)

在園中最後の運動会は、特別はお弁当を作って子どもを応援したいと考えるママもいるようです。家族で取りわけやすいように、おにぎりやサンドイッチを1つずつラップで包んだりおかずを1人分ずつカップに入れたりと工夫したというママの声もありました。


遠足

「遠足のお弁当は、片手で簡単に食べられるメニューを作りました。ミニサイズのアメリカンドッグや一口サイズにした温野菜をピックに刺すと、テーブルがない広場でも食べやすかったようです」(30代ママ)

「年長の遠足のとき、ドライカレーを作りました。れんこんやなすなどの揚げ野菜をトッピングすると、ボリュームも出るので帰宅するまでお腹が空かなかったようです」(40代ママ)

遠足のお弁当と作るとき、食べやすさや量を意識したママもいるようです。移動が多い遠足では、水分の少ないおかずを詰めてあげられると汁もれなどの心配が少なくなるかもしれませんね。

子どもが喜んで食べてくれる簡単な工夫

子ども用お弁当
iStock.com/yajimannbo

年長の子どもがお弁当を喜んで食べてくれる、簡単な工夫が知りたいママもいるのではないでしょうか。子どもが喜ぶお弁当の簡単な工夫を、ママたちに聞いてみました。


のりでデコレーションする

「のりを切って目や口を作り、いろいろな表情のおにぎりを作りました。目の形をウインクにしたり、にっこりした目にしたりとバリエーションをつけると子どもも喜んでくれました」(20代ママ)

「のり弁を作るとき、のりパンチで星や音符型に抜きました。のりをそのまま乗せるよりも見た目がかわいくなるので、子どもに好評でした」(20代ママ)

はさみやのりパンチを使ってのりに細工をし、お弁当のデコレーションをしたママもいるようです。キャラクターや動物の形にカットされているのりもあるようなので、忙しい朝も簡単にデコレーションができるかもしれませんね。


お箸で掴みやすいおかずを入れる

「うちの子は年長になるとお箸の使い方に慣れてきました。お弁当のおかずは、すべりにくくお箸で掴みやすいものを入れるように意識しました」(40代ママ)

「年少や年中の頃はピックを使うことがありましたが、年長になるとお箸で食べることが楽しくなったようでした。四角や薄めに成形したおかずを入れると、お箸で掴んで食べやすかったようです」(20代ママ)

年長になると、お箸を使って食べることに慣れてくる子どももいるようです。子どもがどのような形状や大きさのおかずならお箸で掴みやすいのかを、家での食事の様子を見て考えたというママの声もありました。


飾り切りをする

「花の形に飾り切りしたハムをお弁当に入れました。ハムは火を使わずにハサミだけで飾り切りできるので簡単でした」(20代ママ)

「ウインナーをタコやカニにしたり、葉っぱやキャンディにしたりしました。ペティナイフなどの小さめの包丁を使うと簡単に飾り切りができました」(30代ママ)

お弁当の蓋を開けたときに目を引くような見た目のおかずが入っていると嬉しいと感じる子どももいるようです。クッキーの型を使ってにんじんを型抜きすると、簡単に飾り切りのような細工ができたというママの声もありました。

子どもが喜ぶ姿を考えてお弁当を作ろう

外でお弁当を食べる子ども
iStock.com/Hakase_

年長の子どもに、どのようなお弁当を作ろうか考えるママもいるのではないでしょうか。年長になると、食べられる食材や量も増えてくる子どももいるようで、お弁当のバリエーションも増える頃かもしれません。

のりやハムなど、簡単にデコレーションできる食材を使いながら、運動会や遠足などシーンにあわせてお弁当を作ってみてはいかがでしょうか。

2018年09月26日


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