もうすぐハロウィーン。近年では日本にもハロウィーンが浸透し、子どもたちの仮装や「トリックオアトリート」という言葉もポピュラーなものになりました。今回はそんなハロウィーンをもっと楽しむため、本場海外のハロウィーンの雰囲気を味わえる絵本や、ハロウィーンをより身近に感じられるような絵本を紹介します。
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ハロウィーンといえば、魔女、おばけ、かぼちゃ、さまざまなものを連想しますよね。まずはハロウィーンの雰囲気を感じ、どのようなイベントなのかがよく分かる絵本を紹介します。
人気シリーズ「これなあに?かたぬきえほん」の一冊です。
「とんがりぼうし」「こうもり」「くろねこ」「かぼちゃ」などハロウィーンにまつわるものが切り抜きになっていて、ページをめくるたびに「なにかな?なにかな?」とワクワクしながら読み進められます。シンプルで分かりやすいので、小さな子どもにもおすすめです。
「ハロウィーンって仮装して楽しむイベントだけど、由来や楽しみ方なんてあるの?」と思っている人は、大人の中にも多いかもしれません。
可愛いイラストとともに、ハロウィーンにまつわる知識や、かぼちゃのランタンやかぼちゃのタルトの作り方までが分かる一冊です。ぜひ親子でいっしょに読んでみてはいかがでしょうか。
「トリック・オア・トリート、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」のフレーズが繰り返し出てくるので、小さい子どもも楽しく覚えられる一冊です。
暗いところでおばけが光る、蓄光インクを使ったページもあり、大人も楽しくなります。
カボチャのランプを題材としていますが、お話のテーマは女の子同士の友情でもあります。主人公のジーナが、仲良しのサリーばっかり褒められることにジェラシーを感じてしまう感情は、共感を覚えます。
カボチャのランプにも意味があることや、その成り立ちもよく分かる一冊です。
日本では独自のハロウィーン文化が進化していますが、そもそもハロウィーンにはどのような由来があって、本場の人々はどのように楽しんでいるのでしょうか。海外ならではのハロウィーンの雰囲気がよく分かる4冊を紹介します。
ミュージシャンの小沢健二氏が、実際にアメリカで経験したハロウィーンの文化を伝えるために書いたこの絵本。
本場ハロウィーンの歴史や楽しみ方を紹介すると同時に、家族で過ごす時間の大切さにあらためて気付かせてくれるような、心に残るストーリーです。
日本人のゆめちゃんが、初めてアメリカのハロウィーンに参加するお話です。
本来アメリカの子どもたちはハロウィーンをどのように楽しんでいるのかが、よく分かる一冊です。大人も子どもも知らない人も、みんな一緒になってイベントを楽しんでいる様子がワクワクします。
世界中で愛されているイギリスの名作「アンジェリーナ」シリーズの一冊。
アンジェリーナと妹のポリーの姉妹ならではのやりとりがかわいらしく、読んでいるとつい笑顔になってしまいます。繊細で細やかな絵から、イギリスのハロウィーンの雰囲気がよく伝わってきます。
イギリスを代表する詩人ウォルター・デ・ラ・メアの詩がベースとなっている絵本です。
仮装した子どもたちがハロウィーンを楽しむ中、空の上では魔女たちが気持ちよさそうに星空を飛び回っています。シンプルな詩ときれいな絵が独特な世界観を作り、プレゼントにも喜ばれそうな一冊です。
ハロウィーンといったら思い浮かべる魔女やおばけ。怖いと言いながらも、魔女やおばけが出てくると興味津々な様子の子どもは多いのではないでしょうか。魅力的な個性を持つ魔女やおばけが出てくる絵本を紹介します。
魔女は育てたかぶを抜こうとしたけれど、ひとりでは抜けず、吸血鬼やコウモリなどが続々と手助けにやってくる、有名な『おおきなかぶ』のハロウィーンバージョンのようなストーリーです。
すがすがしい読後感で、ハロウィンの時期に何度も読み返したくなる絵本です。
おかしのくにで、プリンちゃんが友だちのドーナツくんとマシュマロちゃんと一緒におばけの仮装をする、という可愛らしい設定が魅力の一冊。
ハロウィーンらしくおばけも登場しますが、出てくるキャラクターがみんなかわいらしいので、怖い絵本が苦手な子どもでも楽しく読めそうです。
おばけマンションに住むのは、入れ歯のドラキュラ、ほうたいが足りないミイラ、バラバラになったがいこつなど、ちょっと間抜けなおばけたち。
どこか人間らしくて憎めないおばけたちが、子どもたちに人気の絵本です。色合いやデザインがシックでおしゃれなので、大人も気に入ることでしょう。
出てくるおばけがユニークながらリアルさもあるので、怖いもの見たさで読みたがる子どもにはピッタリかもしれません。英語で「いないいないばあ」を意味する「ぴーかーぶー」というフレーズは、子どもたちも言いやすく、すぐに覚えてくれそうです。
おばけに驚かされても少しも怖がらない男の子の正体には納得のオチがあり、最後まで楽しめることでしょう。
<執筆>KIDSNA編集部
2021年10月18日
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