寝かしつけのときどのような絵本を選ぶ?読み聞かせのポイント

部屋の電気の明るさやライトの色などの環境

寝かしつけのときどのような絵本を選ぶ?読み聞かせのポイント

絵本で寝かしつけをするとき、どのような絵本を選ぶかや電気の明るさ、何歳まで読み聞かせするかが気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、0歳の赤ちゃんや1歳から3歳の子どもがいるママが選んだ絵本と、読むときのライトの色など部屋の明かりに関すること、読み方のポイントについてご紹介します。

寝かしつけはどうしている?

子どもの寝かしつけが何歳まで必要かや、寝かしつけの方法が気になるというママもいるのではないでしょうか。ママのなかには、寝かしつけで絵本を読んでいる場合もあるようです。

そこで、寝かしつけのときに選んだ絵本や読むときの環境、読み方で意識したことをママたちに聞いてみました。

寝かしつけのときに選んだ絵本の特徴

子どもの寝かしつけのときにどのような絵本を選んだらよいか気になるママもいるかもしれません。実際にママたちがどのような絵本を選んでいるか聞いてみました。


繰り返しのリズムがある

「赤ちゃんの頃は、繰り返しの言葉があるお話を選んでいました。同じリズムが続く絵本は、子守唄を歌っているようにも聞こえて、赤ちゃんも落ち着いて聞いてくれているように感じました」(20代ママ)

繰り返しのリズムがある絵本を選ぶよう意識しているママもいるようです。短いフレーズを繰り返すことで、赤ちゃんも興味をもって聞き入っているように感じたとの声もありました。


夜がテーマのお話

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iStock.com/Ruibento

「3歳くらいのときの寝かしつけでは、枕、お月さま、お布団など眠りに関連するものが登場する絵本を選んで読み聞かせしていました。最後の場面で主人公がお布団に入って寝るという流れのお話を読んだとき、娘も『私も寝るね』と言って真似をすることもありました」(30代ママ)

眠りをイメージできるような絵本を選んでいるママもいるようです。普段から寝室に夜がテーマの絵本を数冊置いておき、子どもが選んだものを読んでいるというママの声も聞かれました。


色合いが優しいもの

「寝かしつけの絵本を選ぶときは、絵や色遣いが落ち着いたものを選ぶようにしました。優しいタッチで描かれた絵本は、子どもだけでなく私もリラックスできるように思いました」(40代ママ)

寝かしつけのときには、色合いが優しい絵本を選んでいるママもいるようです。

楽しい気分になりたいとき色がはっきりとしていてカラフルな絵本、寝る前のリラックスしたいときは淡い色の絵本と、シーンによって使いわけているというママの声もありました。

絵本を読むときの環境

寝かしつけで絵本を読むとき、電気はつけたままでよいのかが気になるママもいるかもしれません。部屋の明るさやライトの色など、子どもに絵本を読むときの環境についてママたちに聞いてみました。


部屋の明るさ

「部屋が明るいままだと、子どもが昼間と同じように遊ぼうとしてしまい、寝かしつけをする雰囲気にならないと思いました。寝室で絵本を読むときは、天井の明かりを少し暗めにして、ベッドサイドの電気をつけて使いわけを意識しています」(30代ママ)

部屋全体の明るさを少し暗めにして、読書灯などで絵本はよく見えるよう工夫しているママもいるようです。部屋の明るさを調整することで、子どもを眠りへ誘うための大切な環境作りにつながるかもしれません。


ライトの色

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「光色と電球色のどちらにも調節できるライトを使っていて、夜寝る前にはオレンジ系の電球色の方にしています。温かみのある色なので、ゆったりした気持ちになれる気がします」(30代ママ)

寝かしつけの際、部屋の明かりに暖色系のライトを選ぶママもいるようです。温かみのある色にすることで、読み聞かせのときにもリラックスしてすごせたというママの声もありました。

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寝かしつけでの絵本の読み方

夜に寝かしつけをする際に、ママたちはどのようなことを意識して読み聞かせをしてるのでしょうか。


ゆっくり読む

「子どもが眠くなるように、ゆっくりと小さめの声で読みました。息子も、昼間に読むときのトーンとは違うからか、落ち着いて聞いてくれているように感じます」(20代ママ)

絵本で寝かしつけをするときには、話す早さや声の大きさなど、読み方を意識しているママもいるようです。

子どもがスムーズに眠れるよう、声のトーンや速度に気をつけて読み聞かせができるとよいかもしれません。

他にも、ストーリー性のある絵本でも、抑揚をつけすぎずに静かに読むように心がけているというママの声もありました。


スキンシップを図る

「3歳の息子を膝の上で抱っこしながら読み聞かせをしています。昼間は保育園に行っておりゆっくりスキンシップをとる時間が少ないように思うので、寝かしつけの時間を使ってスキンシップをとるように心がけています」(30代ママ)

絵本の読み方として、子どもとのスキンシップを図りながら読み聞かせをしているママもいるようです。絵本の読み聞かせを通して親子でのコミュニケーションがとれるので、何歳までと決めずに続けていきたいというママの声もありました。

絵本を読むときに意識したこと

絵本を読むときに、ママたちはどのようなことを意識しているのでしょうか。実際に工夫していることを聞いてみました。


何冊読むか決めておく

「3歳の息子が絵本を『もっと読んで』と言うことがあり、読み続けていると寝るのが遅くなってしまうので2冊までと決めました」(30代ママ)

寝かしつけを始める前に、子どもと何冊読むか決めているママもいるようです。絵本を読み終えたら子どもにわかるように『おしまい』と伝えているという声も聞かれました。


読み終えたら電気を消す

「絵本を読んだら寝るということを習慣にしたかったので、読み終わったら子どもに『おやすみなさい』と言って電気を消すように意識しました。毎日繰り返していたことで、徐々に入眠儀式としての習慣がついていったように感じます」(30代ママ)

絵本を読み終えたあとには、早めに電気を消してメリハリをつけているママもいるようです。毎日の習慣にすることで、寝かしつけがスムーズにいくようになってきたという声もありました。


その日にあったことを話す

「楽しい気持ちで眠れるように、犬が登場する絵本を読んだら『今日わんちゃん見たね』と絵本のお話に交えてその日見たことやあったことを話してから寝ました

絵本のお話に重ねて、その日の出来事を話してから寝るようにしたというママもいるようです。1日の終わりに、子どもといっしょに絵本を読んで会話することでママ自身も気持ちよく眠りにつけたという声もありました。

寝かしつけに絵本を取り入れて

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iStock.com/monzenmachi


赤ちゃんの頃から3歳の頃までの寝かしつけに、繰り返しのリズムや夜をテーマにしたお話がある絵本を選ぶママもいるようです。絵本を読むときの環境作りでは、電気の明るさや明かりの色、読み方などを工夫してみてもよいかもしれません。何歳まででも親子でスキンシップをとりながら、寝かしつけの時間を楽しめるとよいですね。

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