こちらの記事も読まれています
子ども連れの引越し。掃除のコツや手順を押さえてスムーズに進めよう
2018.01.26
子ども連れの引越しは大変なことも多いですよね。ママが担当することの多い引越しの掃除ですが、コツや手順を押さえておくことで、掃除の負担を減らすことができるかもしれません。子ども連れの引越しをスムーズに行うために、引越しの際の効率的な掃除方法にはどのようなアイデアがあるでしょうか?
引っ越しの事前準備
引越し当日はママが掃除などの細かい仕事を担当するケースが多いようですが、掃除以外にも事前に手回しをしておかないと、引越し当日に作業が滞ってしまうこともあるようです。引越し当日に向けて、あらかじめどのような点に気をつけておいた方がよいのでしょうか?
引越し当日子どもは?
子どもがまだ小さい場合、引越し当日は可能であれば子どもを預けることを検討しておくとよいかもしれません。預けることが難しい場合は、家族で引越し当日の役割分担や流れを事前に話し合っておくことで、ママも引越し作業をスムーズに進めることができるようです。
引越し作業中は部屋の中がホコリっぽくなってしまうので、マスクをつけるなどして子どもの衛生面にも配慮した方がよいかもしれません。
祖父母や保育園など、頼れる先がある場合は事前に相手方のスケジュールを確認しておき、当日子どもをどうするか家族で話し合っておくとよいでしょう。
新居の掃除は事前に
事前に新居の簡単な掃除を済ませておくと、引越し作業がスムーズに行えるかもしれません。新居の床の簡単な掃き掃除や拭き掃除などを済ませておくと、引越し当日の荷物の搬入も楽になるでしょう。
粗大ゴミの処理は前もって
引越しでは家具などの粗大ゴミが出てしまうこともあるかもしれません。粗大ゴミの処理方法は業者に引き取りをお願いしたり、自治体に回収してもらったりと色々な方法がありますが、いずれも事前に申込み手続きが必要になるケースが多いようです。「手続きが間に合わず新居に粗大ゴミを持っていくハメになった」ということがないよう、早いうちから手続きを済ませた方が安心かもしれません。
引越し当日にバタバタしないよう、以上のような引越しの事前準備は余裕を持って済ませた方がよさそうですね。
引っ越しの掃除の手順とコツ
次にママの頑張りどころでもある旧居の掃除手順について考えてみましょう。引越しの掃除には、どのようなコツがあるのでしょうか?
水回り掃除のコツ
「お風呂の床や排水溝に市販のカビ取り洗剤をまいてしばらく放置。時間が経つとカビや垢が浮き出てきて、掃除がしやすかったです」(2児のママ)
「引っ越し前日に家族のお風呂が済んだら、お風呂や洗面台の鏡にクエン酸スプレーをふきかけてラップをしてから寝ます。翌日拭き掃除をすると、鏡のウロコ汚れが落ちやすくなりました」(1児のママ)
どうやら水回りの掃除は”しばらく放置すること”がきれいに掃除するコツのようです。また、お風呂掃除は”天井などの高い所から床などの低い所へ”という手順で掃除を進めると、効率よく掃除ができるようですよ。
キッチン掃除のコツ
「レンジ内の油汚れは、水で濡らしたタオルをレンジで数分間温めると水蒸気が発生するので、蒸気が逃げない内にレンジ内の拭き掃除をすると油汚れを掃除しやすかったです」(1児のママ)
「コンロの五徳の油汚れには重曹とお酢が便利。重曹の入ったお湯に五徳をしばらくつけ、お酢を加えると汚れが浮き出てきます。引っ越しなどで大掛かりな掃除が必要なときに重曹は役立ちます」(2児のママ)
キッチンの頑固な油汚れの掃除にも、さまざまなコツがあるようですね。重曹であれば子どもがいる家庭でも安心して使えそうです。
床掃除のコツ
「引っ越しの際、気合いを入れて床の拭き掃除していたら段々と木目の色が変わってきたのでてっきりキレイになっているのかと思っていました。ですが引き渡しの際に”ここだけ床のワックスが剝がれている”と業者に指摘され、拭きすぎもよくないのだと反省」(2児のママ)
「床掃除はまずは乾拭きしてから固く絞った雑巾やウェットタイプのワイパーなどで拭いて仕上げるのがコツかと。最初から水気を含んだもので床を拭いてしまうとホコリがしめって逆に掃除しづらくなるようです」(2児のママ)
どうやら床掃除の場合、過度に拭きすぎたり水気が多すぎたりするとうまく掃除できないこともあるようです。引越しで床掃除をする際はホコリが立ちやすいため、まずは窓を開けてから掃除するよう手順を踏んだ方がよさそうです。
引越しの掃除は大変なことも多いかもしれませんが、コツや手順を押さえた上で、ママの負担が少ない方法で進めていけるとよいですね。
※記事内で紹介している掃除の方法やコツは、個人の体験談であり、効果などには個人差があります。
子どもが手伝える掃除
子どもがある程度大きい場合は、子どもにも簡単な引越しの掃除を手伝ってもらうのもよいかもしれません。
おもちゃをまとめる
日頃自分がつかっているおもちゃを箱にまとめるという簡単な掃除であれば、子どもも無理なくお手伝いできるでしょう。子どもに任せても安全そうなものであれば、おもちゃ以外にもタオルや子ども服など、特定のものに絞って箱詰めしてもらうのもよいかもしれません。
窓ガラス拭き
子どもの手が届く窓ガラスであれば、子どもに掃除をお願いしてみてはいかがでしょうか。窓ガラスの掃除には水で濡らした新聞紙で窓ガラスを拭いてから、乾いた新聞紙で乾拭きをすると、子どもでも簡単に汚れが落とせたというママの声もありました。
子どもに引越しの掃除をお願いしても、ママが思うような方法や手順を踏んでくれないこともあるかもしれません。それでもイライラせず、ひとりでできたら褒めてあげることが大切なようです。そうすることで、引越しの掃除を通して子どもがお手伝いすることの楽しさを学べるよい機会になるかもしれません。
引っ越しの掃除は手順を大切に
引越しの掃除は大掛かりな作業が必要になることもあり、子どもがいると思うように掃除がはかどらないこともあるかもしれません。引越し当日に限らず、「いつまでにここを掃除する」「まずはこの掃除から」など、あらかじめ掃除の手順を頭の中で整理しておくと引越しの掃除が楽になるかもしれません。
新しい生活に向けてスムーズな引越しができるよう、今回紹介したような引越しの掃除に役立ちそうなコツや方法を試してみてはいかがでしょうか。