授乳中の赤ちゃんの体を支えてくれる授乳クッション。ママパパたちの中には、赤ちゃんの寝かしつけに使うという声もあるようです。今回は、寝かせ方やいつまで寝かしつけに使っていたかなど、実際に授乳クッションを使って寝かせていたママパパたちの体験談を集めました。寝かせるときの注意点もあわせてご紹介します。
赤ちゃんが母乳やミルクを飲むとき、ママパパの膝の上で抱っこするときなどに便利な授乳クッション。寝かしつけに使っていたママパパは、どのようなときに授乳クッションで寝かせていたのでしょうか。
「授乳中に子どもが寝落ちしてしまったときに起こさないよう、そのまま授乳クッションで寝かせていました。授乳中の姿勢のまま眠れるので、安心してまとまった時間眠っていたように思います」(30代ママ)
「腕の中であおむけで抱っこしているのと同じ、少し背中を丸めた姿勢で眠らせたいときに使っていました。ベッドの上にそのまま寝かせると泣いてしまうこともあったので、授乳クッションを使って寝かしつけしていました」(30代ママ)
授乳クッションを使って母乳やミルクを飲ませ、そのまま眠ってしまった場合に使っていたというママがいました。また、授乳クッションを利用して、赤ちゃんが眠りやすい姿勢で寝かしつけていたという声もありました。U字になっているクッションの形が、赤ちゃんの体を包み支えるのに便利なようです。
寝かしつけをしていたママパパたちは、授乳クッションを使ってどのような方法で寝かせていたのでしょうか。赤ちゃんの成長段階や好む姿勢などによって、さまざまな寝かせ方があるようですが、大まかにみるとあおむけと横向きの2つに分かれるようです。
平らなところであおむけに寝かせると泣き出す、いわゆる背中スイッチに悩まされているというママパパが、この方法で寝かせている場合があるようです。授乳クッションの開いている部分に、タオルや座布団を敷かずに寝かせているママパパもいました。
時間の経過とともに赤ちゃんの体が少しずつずり落ちてきて、授乳クッションに乗っている部分が頭だけになると、苦しそうな姿勢になってしまう場合もあるようです。授乳クッションで眠るときは見守りが必要でしょう。また、肩から下にタオルや布団をかけてあげる場合は、姿勢の変化によって布が顔にかかってしまわないよう、注意が必要です。
母乳やミルクの授乳中に赤ちゃんが寝落ちしてしまい、横向きのまま寝かせる場合にこの方法で寝かせるというママパパが多いようです。授乳中や終わってすぐに眠ってしまった場合、げっぷがうまくできず吐き戻しが心配で、横向きの姿勢で寝かせていたという声もありました。
授乳クッションのみで横向きに寝かせていると、授乳クッションの開いた部分や両端では赤ちゃんの体を支えきれず、徐々に手前に体が傾いてくることがあるようです。赤ちゃんの体を支えるために、座布団や他のクッションなどを下に挟み込み、補強をしているママパパがいました。
授乳クッションを使って寝かしつけをする場合、いつまでできるのか気になることもあるでしょう。実際に行っていたママパパはいつまで授乳クッションで寝かしつけしたのか、聞いてみました。
「寝返りをうつようになって、授乳クッションでの寝かしつけを卒業しました。寝返りによって寝相が変わり、うつ伏せになるのが心配で、自然と使う回数が減っていきました」(30代ママ)
「腰がすわるまでは授乳クッションに寝かせてミルクをあげていたので、そのまま眠ってしまうことがありました。腰がしっかりしてきて座った姿勢で飲めるようになると、授乳クッションで眠ることもなくなりました」(30代ママ)
「授乳クッション離れができないまま、4歳になった今でも枕として使っています。首や肩回りを包み込むように支えてくれるところが気に入っているようです」(30代パパ)
授乳クッションでの寝かしつけをいつまで行っていたかは、赤ちゃんの環境や好みによって異なるようです。寝返りや腰すわりなど、赤ちゃんの成長段階にあわせて授乳クッションでの寝かしつけをやめる場合もあれば、自然と授乳クッションなしでも眠れるようになったという声もありました。
授乳クッションを授乳だけではなく寝かしつけに使う場合、さまざまなことに注意する必要があるでしょう。ここでは、実際にママパパたちがどのようなことに注意しながら使っていたのかをまとめました。
「同じ寝相でも、時間がたつと授乳クッションから少しずつずり下がっていくので、寝ついて少し経ったらクッションを外すようにしていました」(30代ママ)
寝返りをしない時期でも、授乳クッションは赤ちゃん自身の体重などによって、少しずつずれていってしまうようです。安全のために、授乳クッションは寝かしつけのためにのみ使い、長時間の睡眠になる場合はクッションを外して寝かせるというママパパがいました。
「授乳クッションがずれて顔が埋もれてしまうと危ないので、自分の視界に入る場所や、すぐに対応できる場所でだけ使っていました」(30代ママ)
赤ちゃんがどんなにぐっすり眠っていても、予期せず寝相が変わったりすることはあるでしょう。授乳クッションでの寝かしつけは、ママパパがこまめにチェックでき、何かあればすぐに対応してあげられる場所でのみ行う方がよさそうです。
「祖父母の家に泊まったとき、授乳クッションを綿入りの掛布団で代用し、寝かしつけようとしたことがあります。布団が自宅で使っていた授乳クッションより柔らかく、子どもの体が沈みやすかったのでやめました」(30代ママ)
授乳クッションの状態が、寝かしつけに適しているかを確かめることも大切なようです。柔らかい素材の授乳クッションを使っている場合や、長期間の使用でかたさがなくなってきている場合は、新調するなどの対応が必要かもしれません。
授乳クッションは、授乳中や抱っこされているときなど、赤ちゃんが接している時間が長いこともあり、慣れた感触や匂いに安心して眠ってくれることがあるようです。授乳クッションを寝かしつけのために活用していたママパパからは、赤ちゃんの様子を見ながら快適に眠れるように工夫をしていたとの声がありました。
眠りながら授乳クッションがずれていってしまうこともあるので、何かあればすぐにママパパが気づいてあげられる場所で行うといいでしょう。寝かせ方や注意すべき点に気をつければ、赤ちゃんをスムーズに眠らせる手助けになってくれそうですね。
2019年05月08日
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