子どもの幼稚園の入園を考えたとき、2歳から通えるかどうかや、いつから通えるのかといった時期の他にも、費用や年齢のことなど保育園との違いが気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、基本的な幼稚園の入園時期や費用のこと、2歳からのプレ保育について資料やママたちの体験談を交えてご紹介します。
子育て支援として、子どもたちの幼稚園や保育園などの利用料が無償化されるにあたり、2歳児からの入園を検討することもあるのではないでしょうか。
幼稚園によっては2歳児が通うことができる「プレ保育」「2歳児クラス」などもあるようなので通わせるかどうか悩むこともあるかもしれません。ママのなかには、保育園と迷っているという声以外にも、いつから入れるのかや、費用なども気になるという声もありました。
幼稚園にいつから通えるのかといった基本的なことや、2歳から通う場合の費用など気になることについて、資料やママたちの声をもとに調べてみました。
まず幼稚園とはどのようなところなのか、保育園との違いが気になる方もいるかもしれません。対象年齢や費用について資料をもとにまとめてみました。
幼稚園とは、文部科学省が管轄する小学校以降の教育の基礎を作るための幼児期の教育を行う学校のことをいうようです。一方保育園は、厚生労働省が管轄する就労などのために家庭で保育のできない保護者に代わって保育する施設とされています。
利用する保護者の対象に違いがあるため、預かり時間や対象年齢などが変わってくるようです。それぞれの特徴を踏まえ、家庭の状況や子どもの様子にあわせて選べるとよいかもしれませんね。
幼稚園の対象年齢は、文部科学省のホームページによると満3歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児とされています。幼稚園によっては、「プレ保育」などを利用すれば、年少の1年前の2歳になる学年から通える場合もあるようです。
政府の「子育て安心プラン」によると、今後幼稚園での2歳児の受け入れを推進していくようなので、共働き家庭の選択肢も増えつつあるのかもしれませんね。
幼稚園には、公立幼稚園と私立幼稚園があり、どちらを選ぶかによって費用も変わってくるようです。
また、文部科学省の資料によると、幼児教育の無償化に伴い幼稚園に通う場合は、3歳になった日から5歳に利用する場合の保育料の負担がなくなるようです。
幼稚園の月毎の利用料については、2.57万円の上限を設けて無償化とし、預かり保育などの利用についても1.13万円までは無償となるようです。年間を通してどれくらいの費用がかかるのかイメージしておくとよいでしょう。
2歳になる学年から幼稚園へ通うことができる「プレ保育」とはどのようなものなのでしょうか。呼び名も園によって「2歳児クラス」「3歳未満児クラス」などさまざまなようです。2歳で幼稚園に通っていた子どものママたちに、申込み時期や費用、参加方法などについて聞いてみました。
「うちの子の園では、2歳児クラスは4月からスタートするので、申込みはその前の年の冬頃に説明会を受け、書類を提出して申し込みました」(40代ママ)
「通いたい幼稚園のホームページで募集要項を調べると、プレ保育は5月から始まるようで、電話受付で申し込みできるようでした。募集期間などは設けられていなかったので、時期について電話で確認してから申し込みました」(30代ママ)
幼稚園の2歳児クラスの申し込み時期は、園によってさまざまなようです。人気の園などでは、抽選になることもあるため、タイミングを逃さないように気をつけていたというママの声もありました。行きたい幼稚園の申し込みがいつから始まるのか、事前に確認しておくとよいでしょう。
「上の子が通っていた幼稚園では、2歳児のプレ入園は、年少にそのまま持ち上がることが条件になっていました。そのため、入園費と年間の保育料を払って申し込みました」(20代ママ)
「私の地域では、年少前の学年であれば開催している幼稚園のプレ保育に誰でも参加できるようでした。週1回で月謝制だったので、幼稚園選びの参考にと複数掛け持ちして参加しているママもいらっしゃいました」(30代ママ)
プレ保育参加にあたり、年少クラスへの入園が条件となる場合があるようです。また、費用も年間払いや月払いなどさまざま。申し込み時期同様、事前に確認しておくとよいでしょう。
「私の子どもの園の2歳児クラスでは、週2回、子どもだけで参加していました。幼稚園の時間にあわせて送り迎えをしていました」(30代ママ)
「月1回開催される幼稚園の無料体験は、幼稚園のホールで行われ、親子で参加するものでした。午前中だけの短い時間でしたが、簡単な工作など親子で楽しめてよかったです」(20代ママ)
参加方法も、子どもだけ通う場合や親子で参加する場合など幼稚園によってさまざま。無料で気軽に参加できるものなどもあるようです。
実際にプレ保育に参加したママたちに、2歳から幼稚園に通って感じたことについて聞いてみました。
「プレ保育に参加することで、先生や他の子どもたちの様子など園の雰囲気を感じることができました。年少からの幼稚園選びの参考になるだけでなく、入園生活もイメージしやすかったです」(20代ママ)
プレ保育に参加することで、園の雰囲気を知ることができたというママの声がありました。他にも、2歳から通ってある程度園生活に慣れていることで、年少にあがったときに、子どもが園に馴染みやすかったという声もありました。
「うちの子は、2歳児クラスでお友だちができたのが嬉しそうでした。私自身も子どもと同じ学年のママたちとの交流を通して、お互いの悩みも共有しやすく、情報収集の場でもありました」(30代ママ)
子どものお友だちができるだけでなく、ママ自身の出会いの場になったと感じるママもいるようです。持ち上がりで年少に入園したママのなかには、2歳児クラスで出会った顔見知りのママがいることで、入園生活が心強かったという声もありました。
幼稚園によっては、園の雰囲気を知ったり慣れたりすることを目的とした2歳児クラスがあるようで、いつから通えるかなど参加方法や費用などもさまざまなようです。幼稚園の入園を検討している場合は、プレ保育などに参加してみるのもよいかもしれません。
保育園との違いなども考えながら、子どもや家庭にあった選択ができるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年2月20日時点で作成した記事になります。
2019年02月23日
5歳の子どもについて詳しく知りたいママやパパもいるかもしれません。初めての子育ての場合、育児のコツやポイントをしっかり確認しておくと安心できそうですよね。5歳児の育児のコツ、保育園事情、勉強や習い事、グッズ、遊びについてご紹介します。
妊娠し出産が近づくにつれて気になるのが赤ちゃんの名付けではないでしょうか。どのような名前にしようか悩むこともあるかもしれません。今回は、名付けのポイントや、男の子女の子、双子それぞれの名付けのアイディアのほかに、注意点についてご紹介します。
新生児の赤ちゃんの寝かしつけについて、悩んでいるママもいるのではないでしょうか。どのような方法で寝かしつけるとよいのかや、寝かしつけるコツを知りたい方もいるかもしれません。今回は、新生児期の寝かしつけに対するママの悩みと上手に寝かしつけるコツ、役立つ育児アイテムについてご紹介します。
子どもの自我の芽生えとともに始まるイヤイヤ期に、ママたちはどのようなことで悩んでいるのでしょうか。子どもへの対応法や上手に乗り越えるコツが知りたい方もいるかもしれません。今回は、子どものイヤイヤ期の期間やママたちの悩み、子どもへの対応法についてご紹介します。
4歳の子どもについて詳しく知りたいママやパパもいるかもしれません。初めての子育ての場合、育児のコツやポイントをしっかり確認しておくと安心できそうですよね。4歳児の育児のコツ、服やグッズ、勉強や習い事、イベントや遊びについてご紹介します。
生後3カ月の赤ちゃんについて詳しく知りたいママやパパもいるかもしれません。初めて育児をする場合、しっかり育児のコツやポイントを確認しておくと安心できそうですよね。生後3カ月の赤ちゃんの特徴や授乳、健康管理、服装、すごし方についてご紹介します。
育児中のママ・パパを悩ませる、子どもの癇癪。大きな声で泣き叫ぶ、寝かせようとするとぐずる、気に食わないと物を投げるなど、癇癪が起こるとちょっとやそっとでは治まらないもの。早い子では生後6ヶ月から始まるイヤイヤ期の癇癪について、子どもの困った行動の原因と対処法を、体験談とともにご紹介いたします。
夫婦関係を円満に保って仲よくすごしたいと考えるママやパパは多いでしょう。しかし毎日の家事や育児の中ですれ違いから喧嘩をしてしまったり、関係が悪化してしまうこともあるかもしれません。今回は夫婦喧嘩の理由や円満にすごすためのコツ、夫婦関係改善のための方法や共働き夫婦が協力していることなどをご紹介します。
生後10カ月の赤ちゃんとの生活の中で、夜泣きや離乳食、遊びなどについて悩むママもいるかもしれません。生後10カ月の赤ちゃんの生活と悩みへの対策法、離乳食の進め方などについて、ご紹介します。
生後4カ月の赤ちゃんの生活とは、どのようなものなのでしょうか。授乳や睡眠、お風呂のことなどで悩むママもいるかもしれません。生後4カ月の赤ちゃんと過ごす中で、ママが感じていた悩みと対応法、活用したい育児アイテム、行事の楽しみ方についてご紹介します。
生後6カ月の赤ちゃんの生活がどのようなものなのか知りたいママやパパもいるでしょう。なかには、赤ちゃんの生活や離乳食などの悩みに、どう対応したらよいか気になる方もいるかもしれません。赤ちゃんが生後6カ月のときのママの悩みと対策法、離乳食の進め方、ハーフバースデーをお祝いするアイディアなどをご紹介します。
赤ちゃんの成長をかわいく演出する寝相アートについて知りたいママやパパもいるかもしれません。今回は、寝相アートの作り方や作るシーン、撮影するときのコツなどについてご紹介します。