
4歳の子どもが夜泣きをするとき、怒るように泣いたりイヤイヤと言ったりして、困っているママもいるのかもしれません。今回の記事では、4歳の子どもの夜泣きの様子や、赤ちゃん返りなどママたちが考える夜泣きの原因、夜泣きの対策とイライラしてしまうときの対処法などを、ママの体験談をもとにご紹介します。
子どもの成長や時期によっても夜泣きをする、しないの違いはあるようですが、4歳になって夜泣きが続いていることで悩んでいるママやパパもいるようです。4歳の子どもの夜泣きの様子について聞いてみました。
「夢を見ていたのか、何も前触れなく突然イヤイヤと言いながら泣き出しました。急に泣き始めたのでので、私もパパもとても驚きました」(30代ママ)
「夜中に物音がして目が覚めると、子どもがしくしく泣いていました。声をかけてもずっと泣いているばかりで、困ってしまいました」(30代ママ)
「深夜、急に『痛い』と言いながら泣き出したことがありました。体をよく見てもどこか痛いのかもわからず困っていたのですが、しばらくしたらまた静かに寝始めました」(20代ママ)
4歳の子どもが夜泣きをする状況はさまざまなようです。あまりにも突然のことだったのでどのような対応をしてよいのかわからずに戸惑ってしまったというママの声もありました。
子どもの夜泣きの原因を知りたいと考えるママもいるかもしれません。ママたちは4歳の夜泣きをどのように考えたのでしょうか。
「夜泣きがひどかった日は園で発表会がありました。発表会に向けて家でも園でもたくさん練習していたので、緊張していたのかもしれません」(30代ママ)
普段と違う経験をしたことが、夜泣きの原因になったのではないかと考えたママがいました。知らない人と会った日や、演劇などを鑑賞したときなど、いつもと違うことや印象的なできごとがあったときは夜泣きがひどかったというママの声もありました。
「子どもが4歳のとき妹が生まれました。赤ちゃん返りのように私に甘えることが増えたのですが、そのときに夜泣きも多くなったことを覚えています」(20代ママ)
「引越しをしたことをきっかけに夜泣きが何度かありました。保育園も変わってしまったので、環境が変化したことで子どももいろいろと戸惑っていたのかもしれません」(30代ママ)
環境の変化を子どもも敏感に感じていたのかもしれません。幼稚園や保育園に入園した後、しばらく夜泣きが続いたというママの声もありました。
4歳の子どもが夜泣きをしないように、ママたちはどのような対策をしていたのでしょうか。
「4歳になり幼稚園に通うようになってからはスキンシップの機会が減ってしまったのかもしれないと考えました。頬と頬をあわせたり、頭をなでてあげるなどスキンシップを意識的にとるようにしました」(30代ママ)
子どもとのスキンシップの時間を意識的にとるようにしたというママがいました。寝る前にスキンシップをとることで寝つきもくなったように感じたというママの声もありました。
「上の子が小学生なのでどうしても寝る時間が遅くなりがちです。気持ちよく眠れるようにするためにも、生活リズムを見直し、早めに寝られるようスケジュールを立て直しました」(20代ママ)
生活リズムを整えることで、夜の睡眠をしっかりとれるように心がけたというママもいました。お風呂の時間を変えてみたり、家事は子どもが寝てから行ったりと、できるだけ子どもを早めに寝かせるように工夫したというママの声もありました。
「なぜ夜泣きをするのか理由を知りたいと思い、まずは子どもの話をしっかり聞くように意識しました。幼稚園であったできごとなどを聞くことで、子どもの気持ちにも理解できるようになったと思います」(30代ママ)
「子どもが言うことを聞かなくて怒るとき、夜泣きをすることがありました。怒るだけでなく、子どもの話をしっかり聞いてあげることも大切だなと思うようになりました」(20代ママ)
夜泣きが続くときは、子どもに何か困りごとがないかを知るためにも、子どもの話を聞くようにしているというママがいました。子どもがいたずらしたり、言うことを聞かないときも、怒るだけでなく子どもの主張をしっかり聞くようにしたというママの声もありました。
いろいろな対策をとってみても、なかなか夜泣きがおさまらないこともあるかもしれません。そのようなときはどうすればよいのか、ママたちに聞いてみました。
「夜泣きが続いてイライラしてしまうときは、夫と交代するなどして対応しました。自分だけで対応せず家族と協力することも大切なことと考えました」(30代ママ)
夜泣きが続きママの寝不足が続く場合は、家族と協力して乗り越えられるとよいかもしれません。イライラしてしまうときは好きな音楽をかけたり、子どもが寝たあとゆっくり紅茶を飲んだりと、自分の楽しみも大切にすることで乗り越えることができたというママの声もありました。
「夜泣きすることは成長の証を考えて、必要以上に深く考え込まないようにしました。こちらが寝かせようと思うほど寝ないこともあったので、イライラせずにおおらかに受け止めるようにしていました」(20代ママ)
夜泣きのことを必要以上に深く考えないようにしたというママもいました。子どもも成長とともに日々いろいろなことに気づき、さまざまなものを見ているのだなと考え、長い目で見守るのもひとつの方法かもしれませんね。
4歳の子どもの夜泣きは、怒るように泣いたりイヤイヤ言いながら泣いたりと、夜泣きの状況や、悩みはママによってさまざなようです。赤ちゃん返りや環境の変化など、夜泣きの原因を見つけ、それにあう対策を考えられるとよいかもしれませんね。4歳の夜泣きをイライラすることないように、おおらかに受けとめてあげられるとよいですね。
2018年12月07日
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