3歳児が保育園に行きたくないと泣いたり嫌がったりするときに、転園を考えたほうがよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、保育園に行きたくないと泣く理由や対処法の他に、どうしても嫌がる場合にどのようにしていたのかをママたちの体験談を交えてご紹介します。
3歳児が保育園に行きたくないと泣くときはどのような場面があるのでしょう。実際に、保育園を嫌がるシーンとママたちがどのように感じているのかあわせて聞きました。
「朝の準備の時間に、保育園に行きたくないと泣いて嫌がることが多いです。そのようなときは、着替えなどの準備もなかなかすすまないので困っています」(30代ママ)
「週末の夜に『明日保育園に行きたくない』と泣くことがあります。泣かれるどのように対応すればよいのかわからず悩んでいます」(30代ママ)
「主人の転勤があり、3歳のタイミングで保育園を転園したのですが、新しい園に通いだしてから行きたくないと泣くことが続いているので悩んでいます」(40代ママ)
3歳児が保育園に行きたくないと泣くときは、朝や週末の夜などさまざまなようです。ママたちは、子どもが保育園に行くことを嫌がって泣くときに、どう対応したらよいかわからず悩んでしまうこともあるようです。
実際に、ママたちは子どもが保育園に行きたくないと言い出したときにどのようにしているのでしょう。
3歳児が保育園に行きたくないと泣く理由にはどのようなものがあるのでしょうか。実際に、ママたちが考える子どもが泣く理由や保育園を嫌がる理由について聞きました。
「3歳までは子どもと家でいっしょにすごす時間が長かったので、保育園に入ることで私と離れるのがさみしいのかなと思いました」(30代ママ)
「我が家の場合、下の子を出産したばかりでバタバタしていたこともあるので、私といっしょにいて甘えたいのかなと思いました」(40代ママ)
子どもが保育園を嫌がる理由として、ママと離れたくないということがあるようです。ママのなかには、園に行くまではご機嫌だったのに、玄関で別れるときに離れず泣きだすことが多いので自分も寂しくなってしまうという声もありました。
「クラス替えをした4月頃に保育園に行きたくないと泣くことがありました。仲のよいお友だちや先生と離れたことが理由かなと思いました」(20代ママ)
「保育園を転園してから、保育園に行きたくないと泣くようになったので、新しい園生活にまだ馴染めていないのかもしれないと感じました」(30代ママ)
クラス替えのタイミングや、転園による環境の変化によって、子どもが保育園に行きたくないと泣くことがあるようです。新しい環境での緊張や疲れなども行きたくないと嫌がる理由になるのかもしれません。
「保育園を泣いて嫌がるときに、その後保育園で熱が出たことがありました。朝泣いていたのは、体調が悪かったからなのかなと思いました」(30代ママ)
保育園を泣いて嫌がるときの理由として、子どもの体調が悪いということもあるようです。3歳だと、まだ自分の体調を上手く伝えられないことから、「行きたくない」と言い出すことで表現するのかもしれません。
子どもが幼稚園に行きたくないと泣くときに、どのようにすればよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちが意識していたポイントについてご紹介します。
「家にいるときは、できるだけ子どもとすごす時間を持つようにしました。保育園で頑張っている分、家では思い切り甘えさせるように意識しています」(20代ママ)
「抱っこしながら子どもの話を聞く時間を作り、行きたくない気持ちに共感するように心掛けました。私と話すことで安心したのか、保育園を嫌がって泣くことが少なくなったと思います」(30代ママ)
子どもとの時間を持つことで、子どもの気持ちに寄り添うことを意識していたママがいました。子どもも大好きなママとスキンシップをとることでリラックスし、安心して保育園へ行くことにつながるかもしれませんね。
「家でいっしょに折り紙を折って『〇〇ちゃんや先生に見せてみたら?』と子どもが明るい気持ちで保育園に行きたくなるような声掛けを意識していました」(40代ママ)
「子どもが私と離れるのが嫌で泣くときに、『必ず迎えに来るから楽しんで』と笑顔で見送ることを意識しました」(30代ママ)
子どもが保育園に行きたくないと泣くときに、子どもの気持ちに寄り添った前向きな言葉をかけるといった対処をすることもあるようです。他には、ママがいつも笑顔でいることや小さなことでも積極的に褒めることを意識していたという声もありました。
「転園して新しい保育園になかなか馴染めず、行くのを嫌がることがあったので担任の先生に相談しました。お友だちの輪に入れるようにさり気なくフォローしてもらうことで、少しずつ楽しく通えるようになりました」(20代ママ)
園での子どもの様子をよく知っている担任の先生に相談するという対処をしたママもいるようです。先生と連携することで、家でも子どもの様子にあわせた会話や対応がしやすかったというママの声もありました。
ママが子どもと向きあいながら対処をしても、それでも子どもが保育園を嫌がることがあるかもしれません。そのような場合はどのようにしたのかママたちの声を聞いてみました。
「いろいろと対応したのですが、嫌がる回数が減らないと感じたので、一度保育園を休んで様子を見ることにしました。子どもは自分の気持ちが伝わったと安心したのか、その後は徐々に嫌がる回数が減ってきたと感じました」(30代ママ)
子どもがどうしても保育園を嫌がる場合、思い切って休んで様子を見るという選択をしたママもいるようです。ママが仕事を休める場合には、子どもとの時間を優先してすごしてみるのもよいかもしれません。
「園の先生にも相談しながら様子を見守っていたのですが、嫌がることが続くので転園を考えました。職場へは少し遠くなってしまいましたが、子どもも毎日楽しく通っている様子なので、転園してよかったと感じました」(20代ママ)
保育園の雰囲気があわないことで、他の園に転園するという選択もあるようです。転園する場合は、子どもへの伝え方やフォローなどもしっかりと気にかけられるとよいかもしれません。
ママたちに聞くと、3歳児が保育園に行きたくないと泣く理由はさまざまなようででした。嫌がるときの対処方法は状況や子どもにあわせるとよいようで、どうしても嫌がる場合は転園を考えることもあるようです。
子どもといっしょにすごす時間を持つことや、前向きな言葉をかけるなどの工夫をして、子どもが笑顔で登園できるよう見守っていけるとよいですね。
2018年09月19日
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