共働き夫婦の悩みごとの上位に挙げられるのが「家事をどう分担するか?」という問題ではないでしょうか。お互い日中仕事に出て働いているわけですから、どちらか一方がすべての家事を請け負うというのは無理がありますよね。今回は、共働き夫婦の体験談を通して、家庭の暮らし方を考えるきっかけになるような、家事の分担方法についてご紹介しましょう。
家事と一言で言っても、日々の食事作りや洗濯、掃除など、さまざまな作業が挙げられます。食事作り一つとっても、食材の買い出し、朝食、お弁当、夕飯の調理と片づけなどの作業があり、多くの時間と労力がかかります。しかも、
家事は「一度やったら終わり」ではなくて、日々やり続けなければならないので、「家事=生活そのもの」と言っても良いかもしれません。
お互いに仕事を持っている共働き夫婦の場合、家事全般は妻の役目、などと言ってはいられません。お互いに協力して家事に取り組み、日々の生活を回していく必要があると言えるでしょう。夫婦が平等に家事を分担する、と言っても、仕事の繁忙期や、出張、飲み会など、一日の中で家事に当てられる時間は、それぞれ日によって異なりますよね。
状況によって臨機応変に対応することが求められるので、できる人ができるとき、気がついたときに家事を済ませる、というやり方が考えられるでしょう。たとえば、一方は定時に仕事が終わったけれど、一方は残業で帰りが遅くなる場合、先に帰宅した方が夕飯を作っておくなどのやり方をすることができます。
家事を分担制にする場合、互いに不平等感のないように割り振ることが大切になってくるでしょう。一方だけが負担を強いられることのないよう、最初にしっかり夫婦で話し合って決めた方が良いかもしれません。分担制にしたときのメリット、デメリットを考えてみました。
家事を分担制にすることのメリットは、最初からどちらが何をやるのか決まっているので、いつ何をしなければならないのかわかりやすいことでしょう。最初からわかっていれば、あらかじめ家事の時間を組み込んでスケジュールを調整することができます。
たとえば、妻は料理好きだけれど、夫は米の炊き方も知らない、といった場合は、夫が料理のやり方を習得するより、料理は妻が担当した方が時間的にも精神的にも無駄がないと言えますよね。
夫が掃除好きであれば、掃除機やお風呂の掃除などは夫に任せても良いかもしれません。当番制にして、週の前半は妻、後半は夫で、週末はいっしょに、でも良いですね。
一方、家事を分担制にした場合のデメリットは、忙しいときや突発的にほかにやらなければならないことが起きたときに、家事ができないというストレスになってしまうことではないでしょうか。
家事は、日々の生活を気持ち良く回していくために必要な作業ですから、できない日が続くと、けっこう辛いもの。洗濯物が山ほど溜まっていたり、部屋がホコリだらけの日が続くと、滞った家事を取り戻すのにもまた時間がかかってしまいますよね。
また「これは相手の仕事なのに、なんでやってないの?」と相手に対して怒りがわいてきて、夫婦喧嘩へと発展してしまうこともあるかもしれません。
次に、気づいた人が家事をする場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。
できる人ができるときに家事を済ませるので、どちらか一方が忙しくて家事する時間がとれないときでも、家事自体は滞らないということが挙げられます。
主に家事をする人が決まってきてしまって、お互いに忙しくないときでも、どちらか一方に負担がかかりやすいことが挙げられるのではないでしょうか。
たとえば、妻の方が出勤時間が遅いので、いつも妻が洗濯物を干していた場合を考えてみましょう。週末は朝夫も居るのに、夫は遅くまで寝ていて、妻が洗濯を干すのが当然という雰囲気になると、妻が不満を感じたとしても無理はないと言えるでしょう。
子どもが産まれる前は、私が主に家事を引き受けていましたが、子どもが産まれてからは、仕事と家事と育児をこなすことが難しくなったので、夫と話し合って家事を分担制にしました。
朝食やお弁当、夕飯などの料理は主に私ですが、食べ終わった後の食器洗いは夫が受け持っています。洗濯物は、平日は私が干し、休日は主人が干します。私と子どもの分は私が畳みますが、主人の服はアイロンかけも含めて自分でしてもらうようにしました。
夫婦で共働きをしています。家事は細かい役割分担はせず、気づいた人ができるときにやっています。私の職場の近くに家を借りてもらったので、夫は通勤に時間がかかります。
基本的に帰宅が遅くなるので、買い出しや料理は基本的に私がしています。週末には、いっしょに台所に立つこともあります。掃除は週末に2人で一気にまとめてやってしまうことが多いです。
共働きです。子どもが3人いて育児にも手がかかります。お互いに繁忙期が重なるので、仕事で忙しいときに家事のことで喧嘩したくない気持ちも強いです。
お金はかかっても、時間を買うつもりで家事は外注しています。水回りのハウスクリーニングや庭の伐採などは定期的に業者さんにお願いしています。コンロ回りが綺麗だと、料理するときも気持ち良く使えるので普段の家事もはかどりますよ。
人に与えられた時間は誰しも1日24時間。時間も体力も限りがあるなかで、仕事と家事を両立し、豊かな生活を送りたいもの。特に、互いに仕事を持つ共働きの夫婦は、よく話し合って家事を分担し、協力し合い暮らしを快適なものにしていきたいですね。
2017年09月26日
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