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動線を見直して家事効率アップ。その解決するべきポイントとは
2017.07.19
自分では工夫しているつもりでも、家事に時間がかかって仕方ないという人も多いのではないでしょうか。そういったタイプの人は、もしかすると家事動線に改善点があるのかもしれませんね。動線を見直せば同じスピードで動いていても、もっとシンプルな家事が可能になることも。今回はそのポイントをご紹介します。
思い込みは捨てよう!
家事が効率的にできていないママから、「〇〇はここにないといけないから……」というような話をよく聞きます。
たとえば「自分の鞄は自分の部屋に置かなければいけない」と思っているなら、帰宅するたびに自分の部屋まで鞄を置きに行く作業が増えますよね。
しかし、帰って必ず通る場所に鞄置き場を作ることができれば、鞄を部屋まで置きに行くという動作時間は減らせます。
散らかって見えてしまうという場合は、鞄を入れるためのカゴを準備したり【ここに鞄を置いて良いのは1人1つまで】というルールを作ったりすると良いでしょう。
最短・最善の動きをかなえる置き場
キッチンのタオル
朝起きてキッチンに行き、手拭きタオルがなくて洗面所まで取りに行く、というような動作に心当たりはありませんか?忙しい朝の時間帯は、たった数秒でもロスをしたくない貴重な時間ですよね。
洗濯後のタオルは、洗面所やクローゼットに片づけているかもしれませんが、キッチンに数枚置いておくととても便利です。炊事の際、手が汚れたときだけでなく、子どもが派手に飲み物をこぼしたときもすぐに使えるので、一石二鳥です。
子どものハンカチ
「キッチンのタオル」の方法を応用し、玄関近くや子どものバッグ置き場にハンカチを置いておくのも良いでしょう。
出かけるたびに準備する手間も省けます。また、ハンカチを忘れて「取りに行かなきゃ!」ということもなくなりそうですよね。
手軽な掃除グッズ
それぞれのスペースに手軽な掃除グッズを常備しておくのもおすすめです。
掃除用の床拭きシートをリビングやダイニング、さらに脱衣所に置いて【食べこぼしなどの汚れを落とす】や【落ちている髪の毛やほこりをサッと拭く】など都度掃除をしていくと、つねに清潔な空間を保てると同時に、掃除時間も短くなります。
また、掃除道具を準備するというひと手間や面倒さが省けるのではないでしょうか。
ブレッドケースを活用
ブレッドケースとはその名前の通りパンを入れておく入れ物ですが、ここに他の物を入れても問題はありません。
散らかっているように見えがちな細かいものを、中身が見えないブレッドケースに収納してしまえば卓上がスッキリするので、起用してみてはいかがでしょうか。
食卓でよく使うお箸やカトラリー、朝食用の海苔やふりかけ、ジャムなどを入れておくと食事の準備が効率よくできるでしょう。
動線を見直すときのポイント
使用頻度が高い物の片づけ方
日常生活の中で「毎日使う物は、ちゃんとしまってしまうと取り出しにくくなるから不便」という使用頻度が高いアイテムがあると思います。
実際に我が家では毎日使う鞄やサングラス、ハンカチを玄関のクローゼットにしまっています。
クローゼットの中には鞄や上着なども入れてあり、クローゼットを開けるだけで忘れ物もなく、おでかけの準備が済むので大幅な時間短縮になりました。
洗濯物をどう扱うかがキーポイント!
洗濯は、洗ってからしまうまでの工程が多いだけに、家事時間を短縮できるポイントがたくさんあります。
家の間取り上、変更がむずかしい洗濯機設置場所と物干し場以外の動線を見直してみるとよいでしょう。
改善のポイントは、動線となる
洗濯機置き場→物干し場→取り込む場所→たたむ場所→しまう場所
このなかで、どのような動線を選ぶのがベストなのかになるでしょう。
洗った洗濯物をどこで干すか
洗濯機の場所と物干し場が近ければ、洗濯機から取り出して直接物干し場で干すのが理想ですが、遠い場合は洗ったものをカゴに入れて、移動。物干し場で再度、カゴから洗濯物を取り出して干すことになるので、移動の工程を排除するために、なるべく洗濯機の横で干すスペースを確保したいものですね。
乾いた洗濯物をどこでたたむか
ベランダやお庭など物干し場で、ハンガーやピンチから外した洗濯物をその場でたたみます。さらに可能ならば、人ごとに分けてたためば、しまうときに仕分けをせずに時短できるのでもっとも理想的な方法です。「取り込む」という作業がカットできることによって、シンプルに作業が進み動線も短くなるでしょう。
しまいやすいように仕分けてたたむ
手間をかけることなくしまえるように、「しまう場所、部屋、人別に仕分けてたたむ」のが大切なポイントになります。しまう際に、動線が行ったり来たりしないように、動きを考えるのも主婦の知恵かもしれませんね。
動線を見直して効率アップ
「家事がスムーズにこなせない……」と、感じている場合は、動線が良くない可能性があるかもしれません。
まずは「〇〇はここに必ず置かなきゃいけない」という考え方を変えてみてください。
使いやすさを優先した置き場所に変えたり、作業場所や効率を考えて動線を工夫をしていきましょう。